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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 菱垣新棉番船川口出帆之図

2015-02-23 05:45:01 | ミュージアム巡り_2015
 次の「菱垣新棉番船川口出帆之図」(19世紀中期、歌川芳豊/画、
View of a Ship Loaded with Cotton Departing Osaka for Edo)。
 この画は、菱垣廻船の問屋藏が並ぶ大坂・安治川の河口で、江戸ま
で荷を搬送する出発前の風景。新綿を運ぶ多くの船の中から、どの船
が江戸へ一番乗りをするのか、その速さを競い合った。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 近世職人絵尽

2015-02-22 05:18:42 | ミュージアム巡り_2015
 次の画は、「近世職人絵尽」から越後屋の店先(文化3年・1806、
鍬形けい斎/画、狩野晏川/模写、View of Depicting the Inside of
the Echigoya、明治時代の模写)。
 大棚である当時の越後屋は、多くのお客で賑わいをみせる。布地
の柄を見る人、順番待ちをする人、また店の中には“かけねなし”
の札が下がっている。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 町方与力の十手

2015-02-21 05:42:48 | ミュージアム巡り_2015
 町方与力の「十手」(19世紀頃、Jitte/short iron mace that
served as badge of office)。
 十手は江戸時代の代表的な捕り物道具のひとつ。展示されていた
ものは、町奉行の元で江戸の町を取り締まっていた町方与力の都築
家に伝わったもの。
 当時の十手は、現在の警察組織に例えれば警察手帳にあたり、身
分の証明や官憲シンボルだろう。捕り物時に十手をみせて公儀の威
光を示すとともに、部下に対する指揮・采配の役割もあったろう。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 武鑑

2015-02-20 05:42:05 | ミュージアム巡り_2015
 次の資料は、「武鑑」(天保13年・1842、Book of Heraldry)。
 武鑑とは大名や旗本の幕府役人の名鑑。それぞれに家紋や住所、禄
高などが記されている。
 開かれた頁には町奉行の遠山景元の名前が見える。そう“遠山の金
さん“で、天保7年(1836)に左衛門尉という官職をもらって、名称を
金四郎から左衛門尉に改めている。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 起請文

2015-02-19 05:42:30 | ミュージアム巡り_2015
 次の文書は、遠山金四郎の「起請文」(文政9年・1826、石井コ
レクション所蔵、Letter form the Magistrate、TOYAMA Kinshiro、
Requesting Permission to Travel in a Palanquin as he was Too Ill To
Ride a Horse)。

 起請文(きしょうもん)とは、契約や約束事を書き、差出人が信仰
する神仏の名を列挙し、その約束を破った場合はこれらの神仏によ
って罰を受けるというもの。「牛王宝印」という護符の裏面に書く
のが通例。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)