次はアメリカ・グラフォフォン社製「円筒式蓄音機」(1890年代、
赤木コレクション旧蔵、American Cylinder Graphophone)。
エジソンが発明した蓄音機は明治期に日本に輸入される。円筒に蝋
を塗った蝋管に音を記録・再生させるもの。その後、円盤レコード式
蓄音機が主流となってくる。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)
赤木コレクション旧蔵、American Cylinder Graphophone)。
エジソンが発明した蓄音機は明治期に日本に輸入される。円筒に蝋
を塗った蝋管に音を記録・再生させるもの。その後、円盤レコード式
蓄音機が主流となってくる。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)
江戸末期の照明具が展示されていた。
右から「有明行灯」(19世紀後半、永田コレクション旧蔵、永田
コレクション旧蔵、Andon Lamp)。これは寝室用の照明で、満月と
三日月の開口部があり、明かりが調節できる凝った造りだ。
次が「遠州行灯」(19世紀前半、永田コレクション旧蔵)。行灯は
木などの枠に和紙を貼り、中に油皿を入れて火を灯す。和紙を使う
ことにより風除けのほかに、光を和らげる効果もある。
そして「小田原提灯」(19世紀後半、Chochin Lantam)。携帯用
の提灯。使わない時は写真の左端のように折り畳んで仕舞う。何度
折り畳んでも敗れにくいという和紙の特長が生かされたジャパニー
ズ・メイド。

江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)
右から「有明行灯」(19世紀後半、永田コレクション旧蔵、永田
コレクション旧蔵、Andon Lamp)。これは寝室用の照明で、満月と
三日月の開口部があり、明かりが調節できる凝った造りだ。
次が「遠州行灯」(19世紀前半、永田コレクション旧蔵)。行灯は
木などの枠に和紙を貼り、中に油皿を入れて火を灯す。和紙を使う
ことにより風除けのほかに、光を和らげる効果もある。
そして「小田原提灯」(19世紀後半、Chochin Lantam)。携帯用
の提灯。使わない時は写真の左端のように折り畳んで仕舞う。何度
折り畳んでも敗れにくいという和紙の特長が生かされたジャパニー
ズ・メイド。

江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)
和紙を使った雨具に「雨傘」(20世紀前半、秋山昌之氏/寄贈、
Rain Umbrella)がある。番傘とも呼ぶ。
和紙にはエゴマの種子から採った荏油という油を防水のために
塗っている。傘用の紙は紙質が粘り強くて厚いものを用いている。
このタイプの傘は、お化けのモデルにもなる。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)
Rain Umbrella)がある。番傘とも呼ぶ。
和紙にはエゴマの種子から採った荏油という油を防水のために
塗っている。傘用の紙は紙質が粘り強くて厚いものを用いている。
このタイプの傘は、お化けのモデルにもなる。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)