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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Holidayの麺処巡り 新がんこ池袋でジャックフルーツの塩

2011-11-23 14:30:16 | 麺_2011
 高田を後に池袋へGO。

 続いてのSP麺巡りは、「新がんこ池袋」。店頭に到着して、フト
考えたら、えらい久しぶりの訪問だ。土居店主にご挨拶をして12時
の開店を待つ。店頭には「ジャックフルーツと大山鶏の塩拉麺」
1,000円の張り紙があった。実は、新がんこ池袋のHPで本日のSP麺
情報は分かっていたのである。

 ジャックフルーツ(Jack fruit)はクワ科パンノキ属で、別名:パ
ラミツ。世界最大の果物だ。甘味がふんだんにあるフルーツと塩の
合体が、はたして旨いのか。疑心暗鬼で店内へ吸い込まれていく。
西荻の「パパパパパイン」でもフルーツのスープ麺があるので、こ
ちらも期待大。
 土居店主に伺うと大洪水の中、タイのパタヤを訪れられた時、ジ
ャックフルーツを購入され、皮を剥いてパーツにして日本に持ち帰
られたとか。日本に缶詰類は入ってきているが、生のものはないと
のこと。厨房作業中にその味のことを伺うと、パイナップルのよう
な味でスープにすると意外な味になったとのことで、少々トーンダ
ウンかな。

 そして、そのフルーツの一杯が目の前に。スープをすすると、淡
いフルーツの香りが口を被う。地鶏の旨味が主張してフルーツの効
果は微香だけだ。それでも、旨い塩拉麺で大満足。ご馳走様。

 生のジャックフルーツをつまみたかったなあ。そう思っていると、
帰りがけにパタヤ土産の冷凍されたパッションフルーツを頂いた。
ありがとうございます。
 そうそう、今週末の27日のSP麺は、タイ式拉麺「トムヤンクン」
ならぬ「トムヤン牛」だとか。“クン”とは海老のことで、がんこ
は“牛”スープだからトムヤンギュー。楽しみだが、伺えるかなあ。


Holidayの麺処巡り がんこ十六代目で尾長クロの塩

2011-11-23 13:59:11 | 麺_2011
 勤労感謝の日の本日は、都内のいくつかの麺処ではSP祭が展開
されており、どのお店も暖簾をくぐりたい処ばかり。そんな状況の
中で選択したお店が、高田にある高戸橋近くの「がんこ十六代目」。

 店長がツイッターをやっておられて、本日のSP麺が「尾長クロ
(メジナ)と大山地鶏スープの塩拉麺」900円。で、11時からの
営業なので開店30分程前に店頭到着。その後、がんこフリークな
方がチラホラと列に加わる。
 開店前の準備のため、がんこ骨を持ち出された店長に本日の出来
を伺うと「本日は期待して下さい、良い出来です」のと返事。これ
は期待大。

 さっそく、トッピングに味玉をお願いした。そして、登場した一
杯、海苔の上には蓮根の揚げたのが乗っかり貝割れの緑が鮮やか。
まずはスープをすする。ウン~マイ、旨い。シットリとしたコクの
ある深みは、やはり尾長クロだろう。この旨味がふくよかに口に広
がる。ウ~ン、素晴らしい。ここ数年の中で十六代目のベストと言
えるだろう。恐れ入りました、ご馳走様。


Weekendの麺処巡り 泪橋で塩

2011-11-20 14:29:05 | 麺_2011
 六本木で雲呑を堪能し、続いての麺処がある新橋へGO。

 2009年10月13日に開業された「泪橋」(なみだばし)、こち
らは以前から伺いたかったが、週末は定休日じゃなかったかなあ。
近頃は日曜日も営業されており、最近TVでも紹介されたようで並
びもある。塩やしょう油味、マンモス拉麺といって二郎ライクな
一杯も提供されている。
 券売機で塩拉麺650円のチケットを購入してカウンターへ(実
は、店が込んでいるとお金をスタッフに渡すと購入してくれる)。
ゆるりとした手際で進められる厨房作業を眺めていると、匠の仕
事に会話も出来ないほどの緊張感が漂い、拉麺を頂くのにも気合
いが入る。
 さて、注目の一杯が目の前に登場。器の縁まで並々と注がれた
スープにはとろみのような艶があり、食欲がそそられる。

 鶏ガラベースのスープには鰹節の風味が広がる。これに高加水
の細麺が泳いでいる。それだけで、口に運ばないうちに旨さが伝
わってくる。スープをすすると旨味がジワリと舌を耕してくれる。
旨い。シンプルなスープに極細麺なので一気に平らげていた。旨
かった、ご馳走様。

泪橋(泪橋)
港区新橋3-13-4
11:00~14:30、17:30~22:30、
水・木・金~翌2:00、土・日・祝~19:30 無休

Weekendの麺処巡り 虎嘯でトリュフ雲呑塩

2011-11-20 14:06:48 | 麺_2011
 今年の9月に麺屋武蔵グループの11番目として六本木に登場した
麺処「虎嘯」(こしょう)で限定麺が振る舞われている。

 11時の開店時間より早く六本木に到着したので、東京ミッドタウ
ンを見学。以前は防衛庁のあったところで思った以上に広い。

 開店15分前に店頭に着くとカップルの2人が並んでおられた。そ
して暖簾が出て開店。券売機トップには大きなメニューボタンがあ
り「トリュフ雲呑麺」1,000円のチケットを購入して渡すと、塩と
しょう油味が選択でき、並と大盛りの麺も選べる。もちろん、塩と
並盛りをオーダー。平日は17時から、土・日・祝日は終日それぞれ
20食の限定とのこと。

 さて、目の前に登場した一杯、豊かな香りが器から漂ってくる。
心の鼓動が早鳴りの鐘のような動きを見せ、かなり期待できる。
 まずはスープをすすってみる。こちらのベースであるコッテリ系
に煮干しや節の魚介類の一番出汁が加わっているという。これは旨
い。カネジン特製の平打ち縮れ太麺も相性は抜群。好きだなあ、こ
の組み合わせ。

 そして、メインの雲呑。口に入れて咀嚼するとトリュフとそのオ
イル、ポルチーニも入っている豪華な雲呑、これも旨い。大満足の
限定麺だった、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り べんてんで鯛塩

2011-11-19 11:54:59 | 麺_2011
 このところ週末は、取材で早朝に出掛けることが多く、目覚めは
早い。今日はオフの日なので布団の中でマッタリと思ってみても、
目はバッチリ元気モード。習慣とはおそろしいもので、こうなって
は再び眠りにもつけない。

 ということで、いつの間にか高田の神田川沿いに並んでいた。そ
う、久しぶりの「べんてん」。雨が止んだ束の間、常連さんからの
烏賊の塩辛が差し入れられた。少しつまむと、これは旨い。ワタ入
りなので旨味も強く、塩気ホンノリで生臭さもない。伺うと味噌が
隠し味だとか。絶品の塩辛だった。

 朝夕がめっきりと冷え込んできたこの時期、頂くものは塩拉麺。
ウン、店内に鯛と干し椎茸、スルメの特製スープ・塩拉麺900円の
札が下がっていた。その他、塩油そばや焦がし塩&しょう油もある。
1ヶ月以上空けるとSPメニューも豊富になっていた。
 早速、その鯛塩拉麺を注文。

 小振りの寸胴から盛られた特製スープをすすると、確かに従来の
スープよりアッサリとした旨味と風味が伝わってくる。これは良い
なあ、旨いなあ。ライトな塩味で大満足、旨かった。ご馳走様。