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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り トーハク_12秋 痩女

2012-12-04 05:59:02 | 麺_2012
 目が落ち窪み、頬がこけて痩せた女性の面「痩女」(やせおんな)。
 面によっては、頬骨を浮き上がらせ、ゲッソリと頬の肉を落とし、
さらに痩せた顔に作られたものもあるものの、この面はそこまで極
端ではない。
 「定家」や「求塚」の作品で、生前の恋の苦悩を引きずり悩み続
ける亡霊の役に用いられている。
(台東区上野公園13-9)


Weekendの麺処巡り がんこ池袋 で せこかに白悪魔

2012-12-02 13:26:50 | 麺_2012
 本日の「がんこ池袋」のSP麺は、蟹の王様であるズワイガニ、ブ
ランド名でいうと松葉や越前、間人だろう。その雌「せこがに」ま
たは「親がに」が一杯丸ごと盛られた白悪魔が振る舞われる。

 昔はせこがには安かった、雄が一杯数万円するところ、100円ほ
どだったかな。今ではこのせこがにが500円もするそうだ。

 早速、伺った。店内は甲殻類の香りで充満しており、それにつれ
てお腹のムシも跫音している。

 塩がベースの白悪魔は、白ワイン仕立て。その味は、もう言わな
くてもその旨さは判る。スープの素が摂取されたせこがには、両手
で持って足の身をほぐし、甲羅の内側の内子とミソを混ぜて口に放
り込むと、海の宝石箱の如く甘みが広がり至福のひとときで大満足。

 ラストは持ち込みOKのご飯をぶち込んで、蟹雑炊の出来上がり。
ご馳走様。

Weekendの麺処巡り べんてん で 塩油そば

2012-12-01 13:29:18 | 麺_2012
 さすがに師走を迎えると、寒さも一段と厳しくなってくる。それと
比例して、温かい拉麺も身体はもとより心も温めてくれる。そんな一
杯を求めて高田の「べんてん」へGO。

 その前に、東京国立近代美術館が本日、60周年を迎えたため入館無
料。さらに展示作品もリニューアルされているようで、初めて鑑賞し
た作品もあった。ここはカメラOKの作品もあり、お気に入りの美術館
だ。写真の作品は、「草炎」(川端龍子、1930年)。
 さて、べんてんには11時前に到着、すでに暖簾が出ているものの、
並びは10名ほど。これは少々ラッキー。30分ほどで入店できた。
 こんな寒い日は麺がアツアツの「塩油そば」850円を注文。
 麺が登場する間、マスターと情報交換。年末は30日、31日、翌元
旦は営業し2日から6日まで正月休み、7日から初営業とのこと。

 そうこうしていると、でました塩油そば。器の底には特製の塩ダレ
と具がいっぱい盛られている。それをおもむろに天地返しの如く攪拌
して、旨みタップリの塩油にまみれ具の混ざった麺が完成。

 後はすすりすする、旨い旨い、これは旨いなあ。塩油そば、素晴ら
しい。ラストは寸胴のスープを加えてもらい、“塩拉麺”としてフィニ
ッシュ。少量だけど煮干し薫るスープが旨い旨い。ご馳走様。

Weekdayの麺処巡り 穀雨 で 塩雲呑

2012-11-30 21:30:20 | 麺_2012
 本日は、午後4時頃からシーズンを締めくくるレース連盟のラン
キング表彰式があり、その取材で渋谷のホテルで仕事。なかなか豪
華な顔ぶれで、シーズン最後の総決算だ。

 仕事を終わり、先日創業された近くの麺処へGO。

 11月19日、渋谷に季節感溢れる風流な屋号の麺処がオープンし
た。その名も「穀雨」。お店は“こく”と読むが、二十四節気の第
六番目で、月でいえば4月20日頃に当たり、春の雨が降る頃だ。意
味合いは、田畑の準備が整い穀物の成長を助ける雨が降るというこ
と。
 夜だから少し道に迷って、仕事を終えたシティホテルの裏通りに
ありましたよ、そのお店が。穀雨、改めて良い屋号だなあ。
 券売機が壊れていたので、現金先払いで塩雲呑麺850円を注文。

 スープをすすると懐かしい風味がこぼれてくる。ウン、旨い。足
すでもなく、引くでもなく、丁度中間点にある味だ。自慢の雲呑も
良い味だ。大成食品の縮れ麺もスープに合い調和している。

 渋谷にまたひとつ、良いお店が出来た。旨かった、ご馳走様。

らーめん 穀雨
渋谷区桜丘町29-5
11:30~15:00、17:00~21:00 日・祝日定休日

Weekdayの麺処巡り 歩や で 塩拉麺

2012-11-30 12:15:46 | 麺_2012
 本日は午後からスケジュールがハード。早めにランチを頂きに田
端新町の「歩や」へGO。

 「塩味玉拉麺」750円を麺大盛りでオーダーした。こちらで使用
されている麺は福島の製麺所からの直送とのこと。

 さあ目の前に登場、まずはスープから。ホー、鶏ガラの旨味が良
いねえ。以前よりも煮干しの風味が増したかな。旨いなあ。麺はコ
シのあるプリプリ感が舌の上で踊ってくれる。
 旨かった、ご馳走様。