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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

Weekendの麺処巡り みわ で 蕎麦

2012-12-08 18:51:28 | 麺_2012
 師走に入ると忘年会とあって、一年を振り返り皆様集まって酒盛
りが行われる。とあって、かみさんも娘も夕方からお出かけで、私
一人自宅で悶々。

 杉並区井草、評判の蕎麦屋さんで、お蕎麦を頂こう。
 伺ったのは「蕎麦 みわ」( 杉並区井草3-15-3、03-3394-3837)、
久しぶりに暖簾をくぐる。

 まずは日本酒の熱燗を注文、スタッフの方に伺うと鳥取の鷹勇が
あるというので、それをお願いし、せいろの大盛りと小海老のかき
揚げを注文。
 鷹勇は辛口のウマ味で、舌の上に転がすと芳醇なコクと香りが広
がり、これはアタリ。酒の肴は塩昆布。
 熱燗にマッタリとしたところで、蕎麦の登場。新蕎麦の香りより
も、落ち着いたかえしのツユが旨い。大盛りの麺だけであるにも、
まだ足りない。この3倍は麺をすすりたい。
 小海老や貝柱のかき揚げもサクサクで旨いなあ。

 久しぶりの蕎麦、旨かった、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り むろや で 牡蛎拉麺

2012-12-08 13:18:14 | 麺_2012
 先日、四谷4丁目の麺処「むろや」の渕上店主さんから「今度の
土曜(8日)から牡蛎拉麺をやりますので~」とメールが送られてき
まして、“では伺います”と返信。

 では、本日、四谷へGO。開店前に到着し暖簾が出るまで待って
いるとアミーゴさん登場。入店するとBUSHさん、その後からFILE
さん
が。食べ終えて退店する時にはビッグスクーターさんも。知り
合いばかり。

 さて、牡蠣拉麺900円の登場。身の大きな広島産牡蠣が三つもの
っている。まずはスープからすすってみる。むろやオリジナルの醤
油ベースで香りも良い。添えられた牡蠣の風味が鼻孔をくすぐる。

 開化楼のゴワゴワ感の残る太麺が、牡蠣の滋味にピッタリ。食べ
進むうちに牡蠣の風味がスープに映り込んでいき、旨みと風味が入
り交じり牡蠣本来の味が昇華していく。これは良いなあ。旨かった、
ご馳走様。
 そして、来週は比内地鶏が入手できるとのことで、15日から比
内地鶏スープの塩拉麺が振る舞われる予定。楽しみだ。


Weekdayの麺処巡り 麺たつ で 塩

2012-12-07 18:55:28 | 麺_2012
 夜営業オンリーの、またクオリティの高い麺処へGO。

 そこは豊島区西巣鴨の「麺たつ」。約3週間ぶりの再訪となる。
先代が残された昭和の面影を残す店内外、カウンターに座れば懐メ
ロが木霊してもおかしくない、そんなシットリと落ち着いた雰囲気
を醸し出したスタンスがいいなあ。
 私の好きな淡麗系の澄んだスープで提供されており、それに合わ
せて三河屋製麺の特注麺とピッタリマッチしている。また、その他
の具もしっかりと仕事がされており、ほぼパーフェクトに蕾を刺激
してくれる。

 伺うと二代目の浦山店主さんも神奈川淡麗系を勉強されたようだ。

 本日も塩拉麺630円に味玉80円を注文。料金も昭和を感じさせる。
スープをすすると鶏や煮干し、貝柱、そして昆布の旨みいっぱいの
香りが鼻腔をくすぐり、旨い。スープの奥に控えているのは豚の拳
骨とのこと。

 素晴らしい一杯、旨かった、ご馳走様。
 夜だけの営業であるが、17:00からなので、幾分ハードルは低く
なっている。

Weekdayの麺処巡り 圓 で 塩

2012-12-06 18:07:39 | 麺_2012
 本日は午後から八王子で取材。その前にランチ。
 と思いきや、取材をする方からインタビュー時間を繰り上げてほ
しいとの連絡があり、急遽、八王子へ。昼には取材も終了しランチ
へ。以前伺った横山町の「煮干し鰛らーめん 圓」(えん)へGO。

 正午を少し過ぎた頃、店頭につくも並びはなし。即、入店。
 店内の券売機で塩拉麺700円のチケットを購入して、空いている
カウンターへ。着席と同時に、続々と来店者あり。
 さて、厨房の田中店主はいつもの如く、ゆったりと作業に当たら
れておられ、そんな光景を眺めるだけで至福感が感じられ不思議な
オーラが漂っている。先日の取材させていただいたお礼をして着席。

 さて、注目の一杯が目の前に。器の中は清楚でいて重層な趣があ
る。箸をつけるのがもったいないくらい。

 スープをすするとほのぼのとした煮干しの薫り、精緻で緻密な旨
みが口の中を覆う。これは良いなあ、旨いなあ。独特な自家製麺と
合って素晴らしい。
 食べ終えて、駅に向かい途中、口の中には昆布と煮干しの風味が
追い出しのように込み上げてきて、その余韻に酔いしれていた。旨
かった、ご馳走様。

 店頭には12月の臨時休業と夜の営業時間の変更が貼り出されて
いた。また、最近、blogも始められたようだ。


Weekdayの麺処巡り ソラノイロ で 魚雷ノイロ

2012-12-05 20:41:07 | 麺_2012
 千代田区平河町の「ソラノイロ」では、今年最後の限定コラボ麺
が12月10日まで振る舞われている。
 その最後の一杯は、文京区小石川の「魚雷」さんとコラボで名前
が少し長いが「二年熟成本枯鰹節 塩中華ソバ」1,000円だ。

 午前中からランチをスルーしてぶっとうしのミーティングを終え、
夜の部のソラノイロへGO。並びのお顔を拝見すると存知あえる方が
チラホラ。開店後の数分で限定麺の販売は終了、恐るべしソラノイ
ロ、凄いなあ。

 さて、まずは「鰹のジュレ」から配膳され、続いて山賊揚げや味
玉、メンマ、海苔等のトッピングの載った皿が登場。そこには鰹粉
や一味唐辛子を鰹油と魚粉で練り上げた辛味も添えられていた。

 そしてメインの麺が登場。宮崎店主に伺うと使用した麺は、魚雷
で使用されているカネジン食品の特注麺とのことで、全てにおいて
コラボにこだわりがみられる。

 そのスープ、配膳される直前にドリップで落とされた香り付けの
ようで、まさに“魚雷”らしく繊細で精緻な淡い香りが素晴らしい。
足しても、また引いてもいないシンプルな塩気、この味を真似るこ
とが出来るところがあるのかしら。
 素晴らしい、一杯、ご馳走様。