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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

街を巡る 元興寺

2012-08-19 05:29:21 | 街を巡る_2012
 崇峻元年(588年)、飛鳥の地に法興寺(飛鳥寺)が起工され、
養老2年(718年)に平城(現在の地)に移され寺名を「元興寺」
に改められた。この寺こそ仏教推進派であった蘇我氏が建立した
伽藍である。

 当時の伽藍は、東大寺が4千町歩に対し2千町歩あった。この大
きさは興福寺が1千町歩、法隆寺が5百町歩と定められていたので
当時の伽藍は広かったことが伺える。

 鎌倉時代の「東門」があり、元は東大寺西南院にあったが元興寺
の極楽坊正門として応永18年(1411)に移築されている。
 撮影は禁止されていたが、「阿弥陀如来坐像」や「聖徳太子立像」
をじっくりと鑑賞できたことも良かった。
(奈良市中院町11)

街を巡る まほろばの古都・奈良

2012-08-18 06:19:39 | 街を巡る_2012
 まほろばの古都・奈良にやってきた。

 まずは「戒壇堂」へ続く坂道。いにしえの当時は、どのような御
仁が歩いていたのだろう。

 続いては「轉害門」。元は平城左京一条大路に建立され“佐保路
門”と呼ばれていた。中世に修理されているが、東大寺伽藍におけ
る天平時代唯一の遺構。三間一戸八脚門、切妻造、高さ10.635m。

 正倉院は改修中で入れず。観光客があまり来ない広場に鹿のサン
クチュアリがあった。その近くに「歴史の道」とつけられた標識が
あった。

 そして大仏殿「東大寺金堂」の盧舎那大仏、この仏像を拝見する
と帚木蓬生さんの小説「国銅」を思い出す。

 その東大寺に含まれている「二月堂」へ。早春の風物詩「修二会」
(お水取り)の行事で有名。8世紀創建の仏堂で、現存する建物は
1669年に再建されている。
(奈良市雑司町406-1)

街を巡る 洛中 衣笠の地・櫻谷文庫

2012-08-16 05:57:47 | 街を巡る_2012
 京都・洛中の文化財がこの夏、特別公開されている。ということ
は、通常では拝見することが出来ない所を見学できるということで、
寸暇を惜しんで巡ってみた。

 そこは北区等持院の「櫻谷文庫」木島櫻谷旧宅で、この周辺は当
時“絵描き村”と称される界隈で、往時のまま残る貴重な建築邸宅
を拝見した。この衣笠の地には櫻谷の移転をきっかけに、土田麦僊、
金島桂華、山口華楊、村上華岳、菊池芳文、堂本印象、西村五雲、
小野竹喬、宇田荻村、福田平八郎、徳岡神泉といったそうそうたる
画家が移り住んだ。

 自然や動物画を得意とした日本画家・木島櫻谷(このしまおうこ
く、1877~1938年)の邸宅で、1913年に建てられた和館、洋館、
画室からなる。

 今回の特別公開は旧邸宅と一部の櫻谷作品だけであるが、櫻谷が
収集した絵画や書、漢籍、典籍、儒学などの書籍約1万点収蔵され
たものも、近いうちに公開されるだろう。楽しみだ。
(京都市北区等持院東町56)

街を巡る 下鴨神社

2012-08-15 07:58:22 | 街を巡る_2012
 先日、仕事の兼ね合いで空いた時間を利用して1000年の都・洛
中とまほろばのの古都・奈良を訪ねた。

 まずは糺の森を通り「下鴨神社」へ。世界遺産に指定されている
こちらの社へは何度か足を運んでいるが、夏季限定で拝観できる機
会に巡り会った。実は一般には初公開だった。

 平安期以前に創祈された洛中で最も古い社の一つである下鴨神社
は、国宝2棟に重要文化財53棟を含む社殿群があり、今回は本殿
を特別な参拝所から配管でき、なおかつ神様のお供え物を調理して
いた台所・大炊殿が見学できた。

 本殿の撮影は特別な参拝所からは出来なかったが、大炊殿や御井
などは撮影が可能だった。特に葵の庭にある「御井」と「水こしら
え場」は滅多に拝見できないところ。そして、水こしらえ場と社の
境内で一番大きな神木には神が宿るパワースポットといわれており、
おこぼれを頂こうと手をかざしておいた。
(京都市左京区下鴨泉川町59)

街を巡る 白山の紫陽花まつり

2012-06-10 14:22:59 | 街を巡る_2012
 関東は昨日から梅雨入り宣言されたのかな。
 麺処へ伺う前に、立ち寄りたいところがあった。文京区の白山神
社で「紫陽花まつり」が始まっている。

 10時頃に到着すると境内にはテントを張った出店も出ており賑
やか。いろんな種類の紫陽花を愉しめた。

 以前は紫陽花のタワーも設置されていたのだが、シンプルなお祭
りだ。