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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り もようわくわく 麻地友禅着物 朝凪

2014-11-29 06:57:53 | 麺_2014
 麻の友禅染作品は山田貢さん(1912~2002)の「麻地友禅着物
朝凪」(Kimono、“Morning Calm”、yuzen dyeing on linen)。
 山並みを描いた大胆な構図、それも上下に幾重にも連なる山を
そそり立つように稜線を白く、他のところは斜線で表現。白くな
ったところは雲海か朝靄だろうか。素晴らしい作品だ。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

Weekdayの麺処巡り 麺屋 翔 で せこ蟹つけ麺

2014-11-28 17:15:51 | 麺_2014
 冬到来で、蟹の季節を迎えました。
 西新宿の「麺屋 翔」では、本日のみ“能登のせこ蟹つけ麺”が振
る舞われるとのことで、ランチに伺いました。
 せこ蟹はズワイガニ(松葉ガニ、越前ガニ、間人ガニ等)の雌で、
香箱蟹やせいこ蟹など獲れる地域によって呼び名が代わる。私は子
供の頃から慣れ親しんだ香箱蟹の名がしっくりくる。小学生の頃、
父親が30杯ほどの香箱蟹を買ってきて、堀炬燵のテーブルにどさ
りと山積みにした蟹を、家族三世代6人でむしゃぶりついた想い出
がよみ上がってくる。

 さて、券売機で「せこ蟹つけ麺」1,000円のチケットを購入して
カウンターへ。店内は蟹の香りが充満しております。大型寸胴にせ
こ蟹を大量にぶち込まれ、約350杯分のスープが創られたという。
 登場した一杯、わき目型ブロッコリーのグリーン、桃色のチャー
シューは岩手の岩中豚だとか、スライスされたバゲットの上には山
葵と蟹旨味のパテが添えられている。

 今回はつけ汁がメイン、香箱ガニの蟹味噌や内子、外子等がミッ
クスされたつけ汁が凄い。濃厚な蟹の旨味が飛び跳ねるように麺に
まとわりつく。旨い、素晴らしく旨い。これが本来の蟹の旨味だ。
 このスープでラーメンを頂いたら、どうだろう。もっと感動かも
なあ。素晴らしい、つけ麺、旨かった、ご馳走様。

Holidayの麺処巡り 大木戸 で 海老煮干

2014-11-24 13:20:38 | 麺_2014
 先日、コッソリとメールが着信、開いてみると大森西にある麺処
「大木戸」の渕上店主から。その内容はというと、
 “11月23~24日、限定で海老煮干ラーメン&つけ麺を提供”
ということで、本日伺いました。

 JR蒲田駅からブラブラ歩いて10分程で店頭に到着、中をのぞき
込むと渕上店主が出てこられ、“11時15分に開けます”とのことで
15分ほど店頭待ち。その後、近所のご夫婦だろうか、列に加わる。
こちらも少しずつリピーターが増えているようで、ひと安心。

 券売機で限定のチケット800円を購入して手前のカウンターへ。
ここだと渕上店主と会話が出来るから。
 そんな会話の中で、携帯が壊れてしまったそうで、修理に出すよ
りもスマホに機種替えするとのこと。これでツイッターが出来、限
定情報もタイムリーに出したいということだ。そうなれば、こちら
も都合が良いなあ。
 さて、厨房の作業中から海老煮干しの香りが漂ってきて、期待も
膨らむ。そして、注目の一杯が目の前に。

 タレの味は醤油、海老煮干しのほかに海老脂も入っており、ビタ
ーなスープで渋みもあり大人の風味。海老の香りが鼻腔をくすぐり
箸の動きも俊敏になってくる。これは旨い。

 麺は開化楼の極太縮れた特注で、ゴワッとした口の中で弾ける感
触が新鮮。干した桜海老も相まって、ウマイ旨い一杯で、ご馳走様。
 退店時、渕上店主よりウラで「蕎麦屋風カレーラーメン」もやっ
ているとのことで、次回に伺った時はウラを頂いてみよう。

Holidayの麺処巡り くろ喜 で 蟹トマトそば

2014-11-23 12:28:12 | 麺_2014
 神田和泉町にある「饗 くろ喜」の黒木店主Blogによると、23日
の勤労感謝の日に函館から送られてきた食材・渡り蟹と帆立による
「蟹トマトそば」が100食振る舞われるという。

 10時開店なので、では、伺いましょう。

 店頭到着、イチバーン。1時間後に後続の方が接続、折り畳み椅
子持参なので限定狙いの常連さんだろう。8時を過ぎると続々とく
ろ喜ファンの方々が列を作っていくものの、本日、電話の道路工事
のため列が道路をクローズドして異様な並びになっていた。

 さて、10時の開店時には60数名の並びが確認され入店。限定3
と蟹飯200円のチケットを購入してカウンターへ。

 厨房では貝柱に火が通され、なにやら緑の液体も投入されている。
で、登場したのがこちら。わき目型ブロッコリーのグリーンが鮮や
かで、ロールした白菜の中身は帆立の紐? 素揚げされた薩摩芋、焦
げ目の付いた帆立など、愛でる一杯だ。
 トマトソースに蟹の風味が加わり、酸味もちょっぴりとコクのあ
るスープが素晴らしい。青緑の液体はブロッコリーをすり潰された
ものだろうか。食べ進む内に新たな発見と驚きが交差して黒木ワー
ルドを堪能できた。
 そして、全粒粉使用のきしめん風の麺は、パスタでいえばタッア
テッレのようで、このスープではスパゲティを頂いているような感
じで、何とも素敵。

 残ったスープをムカゴののった蟹飯に入れて蟹トマトおじや風で
フィニッシュ、美味しかった、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り JIGENJI で 白ダシ

2014-11-22 12:22:53 | 麺_2014
 11月11日、11時11分にオープンしたという麺処「JIGENJI」へ。
自宅から徒歩数十秒という近いお店。

 この場所は以前、麺処「すぴりっつ」、「最大限」があった場所
で、「すぴりっつ」時代は良く伺っていた。
 創業前の準備期間から気になっていた麺処で、近いのでいつでも
暖簾をくぐれると高をくくっていたら、12日後の本日になってし
まった。
 こちらのお店は新橋にあった二郎インスパイア系「アタゴロウ」
出身の店主さんで、屋号の由来を伺うと店主さんの出身地・鹿児島
市内にあった「慈眼寺」(飛鳥時代創建、曹洞宗、現在は公園)から
だとか。

 では、オーダーは「白ダシラーメン」全部入り900円。お代は後。

 そして、登場した一杯、豪華な盛り合わせだ。チャーシューは炙
ってあり、脂ののりが良いなあ。豚骨と鶏の旨味が凝縮されて濃厚
のように見えるスープだが、意外とあっさりして旨い。

 それぞれの具も仕事がされており、箸休めに持ってこい。菅野製
麺所の特注麺は全粒粉入りで風味も良い。蜜柑の皮・陳皮が、さら
に風味を高めており、良い演出だ。ご馳走様。
 旨味醤油味は鹿児島産の薩摩芋が使用された香味油が使われてい
るとか。次に伺った時に頂こう。

JIGENJI
杉並区下井草4-32-8 TEL.03-3394-7772
11:30~15:00、17:30~22:00
土・日曜 11:30~麺切れまで  不定休