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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り もようわくわく ばんどり

2014-12-05 05:40:40 | 麺_2014
 続いても芹沢けい介さんの絹の型染め作品「ばんどり」(1957年、
Bandori“Backpack supports”)。
 山形・庄内地方には、山仕事や農作業、漁場などで荷物を背負う時
に背中に着ける背中あてを「ばんどり」と呼んでいる。材料は藁で、
荷が直接当たるところに縄や紐を編み込み、結束したりして補強して
いる。これがクッションの役目を果たす。
 中でも婚礼時、嫁入り道具を運ぶものを“祝いばんどり”といい、
肩当てや色布、糸を編み込んで飾る。
 簑や背中当ての形がムササビ(ばんどり)に似ているので付けられた
という。また、飛騨地方での「ばんどり」は雨合羽のことを示す。
 作品は、ばんどりの型染めで、織物としてではなく絵画として観賞
してしまった。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

Weekdayの麺処巡り すずらん で 海老雲呑麺

2014-12-02 14:01:13 | 麺_2014
 本日は朝から芝の高級車ショールームで取材。昼前に終了したの
でランチ。向かった先は恵比寿の「中華そば すずらん」。
 渋谷から恵比寿に移転したプレオープン時以来の訪問だ。暖簾を
くぐるとドッシリと腰の座った女将さんに迎えられ、厨房のスタッ
フの皆さんとも顔なじみで、ご挨拶。

 本日から「海老雲呑麺_塩味」1,650円がメニューに加わってお
り、それをオーダー。メニュー全てが高めであるものの、食べた後
にはその金額も納得できる。久しぶりの贅沢を愉しもう。

 ランチタイムには「鶏そぼろご飯」か「替麺」がサービスされる
ので、鶏そぼろご飯をお願いした。特製メニューの中には、大好き
な「蕃茄湯麺」もあるので、次回はコレかな。

 鶏ミンチが盛られてスープの中に5~6個の海老雲呑が沈んでい
る。そのスープをすすると、優しい塩気が旨いねえ。渋谷時代とは
違うスープで心もホンワリと温かくなる。

 やはり圧巻は海老雲呑で、子供の握り拳大の海老しんじょがトロ
リとした皮に包まれている。コレは絶品。龍製麺の自家製全蛋細麺
もパツパツとしたコシのある良い麺だ。
 たっぷりと大きめの器に並々と注がれたスープや具で、食べ応え
のある一杯だった。ご馳走様。

Weekendの麺処巡り しば田 で 地鶏の中華そば

2014-11-30 13:23:44 | 麺_2014
 2013年11月28日に調布で創業された「中華そば しば田」の
ツイッターを拝見すると、本日と明日、1周年を記念して限定麺
(30日130食、12/1日80食)が振る舞われる。

 では、伺いましょう。

 8時40分店頭に、4番目でした。「どすこい」さんにショート
メールすると2番とのことで、仙川駅近くのスタバでマッタリし
ていると登場。相撲の話や麺談義で盛り上がる。

 開店時間が近づいたので再び店頭へ。いつもの顔見知りの方た
ち、はやぶささんやみどさんも登場で店先は溢れております。開
店時間となり柴田店主が暖簾を出し、ご挨拶。今季の「ラーメン
大賞・新人賞」1位を授賞、おめでとうございます。

 地鶏の中華そば950円と味玉100円のチケットを購入してカウ
ンターへ。厨房の寸胴には丸鶏の足が覗いており、少々驚き。

 地鶏のガラは比内地鶏、奥久慈軍鶏、東京軍鶏、また丸鶏は名
古屋コーチン、青森軍鶏ロック、会津地鶏が使われているという。
その他は水のみのスープだ。

 紫香る醤油の香りがそれぞれの鶏と相まって、深みのある旨味
がジンワリと味わえる。これは素晴らしい。三河屋製麺の細麺も
スープに馴染み、箸の動きが止まらない。鹿児島産の黒豚バラチ
ャーシューは噛みしめるほどに滋味な旨みが溢れ出てくる。
 旨かった、ご馳走様。


中華そば しば田
調布市若葉町2-25-20
11:00~14:30、17:30~20:30 火曜定休日

Weekendの麺処巡り 我武者羅 で にいがた地鶏の塩

2014-11-29 13:31:45 | 麺_2014
 本日と明日(29・30日)、幡ヶ谷の「我武者羅」で創業10周年を祝
うために元季織亭の川名店主とのコラボ麺「にいがた地鶏の塩」が
120食ずつ提供される。塩となれば、伺いましょう。

 実は我武者羅の暖簾をくぐるのはお初で、今はなき季織亭はずっ
と以前に伺ったことがあるのみ。
 そんな私がシャッターします。だってツイッターに上がった写真
を拝見すると、そそられましたものねえ。列の3番手にドッキング
すると、その後からよくお見かけするご年配や拉麺業界の重鎮も列
に加わり、福島からアミーゴさんも駆けつけられた。さすがに季織
亭の復活とあって、蒼々たるお顔が揃っておりますよ。

 券売機で限定900円のチケットを購入すると、我武者羅の女将さ
んから“〆ご飯も、絶品です”の声がかかり150円を払い厨房作業
を眺めます。川奈店主がメインの花板を努められており、この光景
は季織亭の復活を見ているようだ。

 登場した一杯、かしわの風味が湯気と共の立ちのぼり、スープを
すするとうんちくそのままで、ウマイ旨いなあ。林檎のスモークウ
ッドで燻された鶏の胸肉は中央がレア状態で素晴らしい。こんな旨
いスモークチキンは初めてだ。

 「製麺rabo」特製の麺も喉ごしが良い。残したウマイ旨いスープ
に、〆ご飯を頼むと、一度器を厨房に戻す。すると焼き石が投入さ
れて戻ってくる。別のお茶碗に柚子胡椒も添えられてご飯が登場し、
芳ばしく暖められたスープを注ぎ、雑炊風にハフハフとかき込んだ。
旨かった、ご馳走様。

我武者羅
渋谷区幡ヶ谷2-1-5
11:30~15:00、18:00~24:00 無休