しおんの日々徒然

~向精神薬から完全離脱するまでの日々の記録~

母のこと 

2012-02-19 11:07:24 | 薬害


去年2月中旬うっ血性心不全で緊急入院。

その前から母も離脱症状ではないかと思われる身体の不調があった事を思い出した。

入院直後から人格の変化を感じる。

主治医から集中治療時の拘束の為のベンゾジアゼピン系精神薬の使用承諾書を書かされる際に

離脱症状の話をするも納得してもらえず治療方針の妨げになると仕方なくサイン。

直後私自身の離脱症状悪化が始まり母の看病を放棄。

3月の震災当日母から退院した連絡を受けて以来、元々ある母への嫌悪感が耐えられず音信を絶つ。

母の住まいの大家さん(友人)の理解をもらい向精神薬離脱に専念する。

半殺し状態から復活し向精神薬の薬害情報を収集し発信を始める。

母の事は思考から外して生活の立て直しを始める。

去年12月27日再び心不全で緊急入院。

直後から入院先でも異常行動が頻発し2週間で強制退院。

退院後異常行動が加速し体調も悪化(友人からの報告より)。

行政の指導と医師の判断により2月13日精神科病院閉鎖病棟に強制入院。



友人の話では震災があった日の退院から年末の入院までの1年弱で母のかなりの人格変化と異常行動に気づき

認知症だと理解していたそうです。

向精神薬の離脱症状がどんなものか、世間にはほとんど認識されいないので当然です。

母が服用していた睡眠薬は私の知る限りでは一種類。

それが年末の入院時には睡眠薬どころか、メジャー(りスパダール)、ssri(パキシル)、

ベンゾジアゼピン抗不安剤(メイラックス)など約5種類の向精神薬の処方を確認しました。

循環器科の主治医に副作用や離脱症状を指摘するも認めず、再び治療方針の妨げになると諦めました。

病院は異常行動を拘束するために手足を縛り更に向精神薬を追加し鎮静していたようです。

重なる向精神薬の多剤処方に母は薬物依存、中毒から人格が崩壊して廃人になりました。



私は生い立ちからの事情があり母を拒絶してきました。

先日入院が決まったと報告を受けて入院の準備をしている時に、初めて閉鎖病棟に強制入院だと知りました。

ショックでした。

精神科病院に入院した方の中で一年以内に退院した方のほとんどが死亡退院。

死因は心疾患。

向精神薬の副作用と離脱症状です。

母は元々は心臓に病気を抱えています。

このまま精神薬の薬漬けにしたら間違いなく近々心臓は止まります。

しかも閉鎖病棟でどんなことが行われるか知っているので簡単に想像がつきます。

去年の最初の心不全も年末の心不全も、加速した異常行動も全て向精神薬の副作用や離脱症状だと私は認識しています。

異常行動については薬原性認知障害と、母の元々の性格や性質に悪影響の輪をかけたとも言うべきでしょう。

今思えば母は心療内科で抗不安剤(ソラナックス)を処方されていた時期があり、何も知らずに自己断薬して離脱症状と分からずに身体の不調を訴えていました。

その時の同じ症状が今私の症状にあります。

だから頻繁に救急車を呼ぶ行動もあったんだと解りました。

搬送されて検査しても異常が見つからなく帰され、その繰り返しが度々あったようです。

私も離脱症状なのか確認するために、昨年まだ多少動けていた時期に血液検査や心電図ホルターもしましたが

異常はありませんでしたから。




この事を知りながらも何もできないと嘆いていましたが母の今までの人生に向き合う必要などなく

今の自分に向き合えば行動の行き先は見えていたんです。

最近の身体症状を考えればまだ社会復帰ができる状態ではないし、この件に受け身でいる限りストレスは終わらない。

友人にはこう考えられるようになるまで時間をたくさんもらえて本当に感謝してます。

未だ母を拒絶する気持ちはあるけれど、どんな生き方をしてきたのだとしても、母も薬害被害者なんだと理解して私は動きます。

自分に可能な範囲の限りで。

この二ヶ月、私の離脱症状が悪化し続ける原因はこれなんですね。

ストレスが強烈過ぎる。

今後も悪化か足踏み状態かもしれない。

けど

また悪魔に自分を売るような事はしたくありません。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




2/16(木)に草稿した記事です。


アップするか迷いましたが意思表示として上げておきます。


結構深刻なんですけど状況と対策を把握しながら動くので私は大丈夫。


あとは母の身体がいつまでもつか。


自分の薬害よりこっちが先になってしまったよ( ̄ ̄;


まあ、私の身体の状態は自分で理解できてるからどーにでもなるさ。


これからイソガシス。


息子も学年末だし。


そっちのが遥かに大事なんだけど(笑)