しおんの日々徒然

~向精神薬から完全離脱するまでの日々の記録~

私はね・・・

2012-02-22 17:16:29 | 薬害




たぶん住む世界が違うと思う。


薬害についてなんだけど。


嘘だらけの精神医療や向精神薬の危険、怖さというものはもっと世の中に出てほしい。


精神医療の裏の顔を見てきた当事者としては。


一般の方には縁のない場所でこの10年過ごしてきたから。


先頭を切って活動してる方々には頑張って欲しいし援護射撃したいと思います。


ただ


私はやっぱり違う。


どうしてこんなに薬害についてしつこく発信してるのか。


このブログを立ち上げた意味。


「身近な大切な人を精神薬の危険から守りたい」


それは家族だった。


このブログに来てくれる方に家族を守ってもらいたかったから。


自分が精神薬に関わったことで自分はともかく息子の人生を変えた。


無知だった故に妹を巻き込んだ。


そして恐らく


母親も。


私が服薬していたことで安易に心療内科を受診したんだと思う。


あの人の性格だから。


そして循環器科からの処方にも疑問を持たずに服薬して依存した。


それをきっかけに私よりも先に離脱症状を体験してしまい本当の廃人になった。


私が悪い訳ではないけれどきっかけがそこにある。


母の副作用や離脱症状を理解できるのは身近では私しかいない。


向精神薬に限らず薬に副作用があることは一般的に知られていても


止めたら命に危険があるほどの薬だと知ってる人はどれだけいるのか。


そんな事すら知らずに苦しみに耐えられず自死する人だっている。


世の中に認めてもらえない症状に苦しみ自力で緩和方法を探し努力してる方々をたくさん知っている。


私もその一人だし。


毎日毎日日替わりで起こる様々な症状を抱えて生きること。


誰にでも身体の不調はあるにしても薬を止めて起きる現象に苦しむことがどれだけ辛いことか。


私はそれを世間に知ってもらいたいんだと思う。


だから声を上げている。


ただの被害者ではない。


今実際に離脱症状と戦ってる当事者として。


辛いから助けて欲しい、救って欲しい、分かって欲しいなんて気持ちじゃない。


知って欲しい。


それだけ。


理解なんて経験してる人でなければ分からないのは当然だし。


心の病として扱われて薬を服用した方々の中で


実際に断薬を決意して離脱症状で苦しんでる方々は大抵、服薬した心の弱さを悔やんでいる。


だから余計に助けを求めることはしません。


内科、外科的なきっかけがあった方だって身体の不調を訴えて処方された薬。


受診の際に離脱症状があることすら聞かされない状態でみんな薬の服用を続けた。


それを見て見ぬふりをする医療界は無責任すぎる。


私は精神医療や向精神薬だけを批判するよりもそのことを訴えたかったんだ。






向精神薬に離脱症状があることを世間に知ってもらいたい。


医師が認めない事を知ってもらいたい。


まともな治療法すらない事を知ってもらいたい。


今現在苦しむ方々がいることを知ってもらいたい。


これ以上被害者が出ないように行動してる方々は既にいるから。






何も知らなかった母は症状に苦しんだあげく精神科病院に強制入院になった。


閉鎖病棟に身寄りのない高齢者が強制入院させられる事の意味を知ってますか?


健全な家族関係なら足を踏み入れない場所で母は訳の分からない生活をしてると思う。


母を知ってるだけに閉鎖病棟の内情を知ってるだけに考えると辛すぎて涙が出る。


だからといってまた私は自分を責めても仕方がない。


今は感傷に浸ってる場合じゃない。


普段の生活は当たり前にある。


自分が決めてやるべき行動もある。






今思ってることをつらつらと書いてみました。


かなり悩んで迷って考えすぎてパンクしそうなので。


ここに自分の気持ちをまとめておきます。


コメント下さった方、まだお返事ができません。


しばらくお待ちくださいね。


ごめんなさい。