しおんの日々徒然

~向精神薬から完全離脱するまでの日々の記録~

レセプト開示請求

2012-04-17 22:59:24 | 薬害



昨年末の母の入院時から薄らと考えていた事です。


循環器科に通院していながら精神科のない総合病院での精神薬処方をされ


心不全を起こしての入院でした。


元々の心疾患からの心不全なのか精神薬の副作用による心不全なのか


主治医すら因果関係が分からないという状態。


向精神薬の薬害を知る者なら当たり前に副作用を疑いますよね。


私もその一人です。





母の服用した薬を調べながら自分の服用してきた薬の正確な情報が知りたいと思ったのです。


手元には元主治医と険悪になる前にお願いして出してもらった


エクセルかなんかでまとめられた初診からの処方薬の一覧はあります。


でも、レセプトなら元通院先に直接関わらず正式な処方内容が請求できると同胞から情報をもらったので。


カルテを請求できるほどまだ私はあの病院と元主治医へのトラウマは解消できていません。


その件は今は置いておいて。


レセプトを請求するためにあちこちに回されました。


一般の方なら関東信越厚生局にネットで請求書を取り寄せて開示請求ができます。


ただ私の場合は福祉制度を受けていて保険の種類が全く別物ですから


自分の住んでる県の福祉課へと誘導されました。


しかしそこで自治体単体ごとのシステムの事情があって請求まで至らず


最終的には先月まで住んでいた町の福祉課へと請求場所が変わりました。


開示請求の行動を始めて約1カ月半。


引っ越し当日の数日前に個人情報開示請求の方法を担当に教えられて書面を提出。


請求から15日以内に開示されるかどうかの通知が来る予定が延長されて


先週ようやく開示決定の通知が届きました。


レセプトの最長保存期間は通常5年。


全て揃うのかわかりませんが51枚に及ぶそうです。


郵送をお願いしたので送料と資料作成費用を昨日振り込みました。


遅くても来週には届くはずです。


レセプト請求にあたり元主治医に連絡が行くと担当に言われました。


福祉制度を受けてると個人情報開示にあたる自由も奪われるんですかね。


なんて少しボヤキ。


このレセプトは裁判とやらに使う予定はありません。


あくまでも自分の記録と今後の体調によっては新しく病院に通う可能性の為の請求。


自治体を変えての引っ越しでまだ福祉制度を利用しなければならない。


離脱してから一切の医療を受けずに自力でケアしてきた事を


以前の自治体の福祉担当者は黙認してくれてました。


精神薬による離脱症状というものに理解は無くても


この状況に対する自分の考えに納得してもらえていたので。


でも今月から自治体が変わり福祉課の対応そのものが変わったので


どうしても医療に関わらなければならない。


そこで今回請求したレセプトを役に立てようと考えました。


向精神薬を長期間服用してきて止めたことで体調が悪い。


その証拠ですね。


自分の身体を分かってるのは自分だけです。


間違った情報を医師に伝えてまた誤診なんて二度とされたくありません。


もし見合った医療に出会えれば身体の回復に専念して自立への道も早まると思います。


いつまでも病人としての福祉制度を受けるつもりはありません。





母のレセプトも取りたいですね。


あの多剤処方の意味。


事実が知りたい。


でも、私は母の受け入れができないので無理なようです。


ですが


まだ可能性を探してます。







母のその後

2012-04-05 07:19:54 | 薬害
引越しが決まったのは母が精神科病院閉鎖病棟入院してしばらくしてから。

なので同時進行で母の件も動いてました。

身寄りが無いので母の身元引き受け人は自治体の福祉課です。

身内であっても私や親戚は引き取れないので自治体に任せるしかない。

入院先に電話で問い合わせても、看護師に閉鎖病棟での様子はどの患者さんの家族にも口外できないと言われ、面会するには病院のケースワーカーと面談して医師の許可を取ってからと言われました。

当然ですよね。
人権侵害のような行為が行われているんですから。



なので精神科で母がどんな病名をつけられどんな生活をしているのか、今後どんな流れで福祉課は対応するのかなど、担当者と連絡を取り合っていました。

入院先の医師からの入院に伴う『意見書』というものを病院は自治体に提出するのですが、1ヶ月以上待たされました。

何故それほど時間がかかるのか解りません。
一般的な病気での入院でも同じなのか調べてみようと思います。

先月末、ようやく担当者から意見書の回答が来た事を知らされました。

母の病名は『認知症』だそうです。

友人から聞いていた行動
と副作用や離脱症状を疑わない医師の見解なら妥当な病名で、身寄りが無く福祉制度を死ぬまで受ける母ですから病院側からすればいい顧客ができた訳です。

それは1つの事実として置いておくとして、私の中に沸いてる問題を書いておきます。



認知症との診断に至る前に通院していた総合病院には精神科はない。

母は不眠の訴えから睡眠薬を処方されていた。

処方していたのは循環器科の主治医。

私が調べて知る限り、母には去年1年で睡眠薬だけに止まらず抗うつ剤のssri、統合失調症のメジャートランキライザー、抗不安剤のベンゾジアゼピンを多剤処方をされていました。

入院した当初担当していた看護師から処方箋を聞いたので薬の内容は控えてあります。

その薬の組み合わせはかなり危険なものなのですが、循環器科の医師は何故その処方をしたのか疑問です。

閉鎖病棟に入院するに至るまで、散々救急車を呼び身体の不調を訴えても帰され、去年の暮れに入院した際に頻発した異常行動が手に負えず、母は強制退院させられました。

書ききれない話もまだまだありますが、精神薬の薬害を知る私としてはただの認知症だなんて思えません。

1年で精神が崩壊するほどの別人になってますから。
そこには向精神薬の多剤処方という事実があります。

現在の入院先でどんな治療がされているのか、解り次第記事に上げていきます。

幼い頃の体験から確執があり私は母を許す気はないし、こんな人生になった責任は母にあると思うけれど、薬害被害としての記録だけは残します。

これは私の薬害経験に加えて親の老いと向き合う年齢になったからできること。



精神薬に限らず、投薬による医原性の疾病がある事をもっと早く認識していたら…と思う方もたくさんいるんじゃないかと最近は考えています。

身体副作用

2012-03-14 18:22:35 | 薬害




今日の所用の時間調整で書店に寄ってみました。


自分の身体に何が起きてるのか不安になってきたから。


病院がトラウマになり検査したくても何をどうすればいいのか分からない。


目に見えない症状をどう理解してもらえばいいの?って。


目が痛くても、歯の調子が悪くても、花粉症が酷くても


今の私には医療というものが全く受け入れできないからそれすら対処できない。


食餌療法で離脱症状以外は自由に動ける健康な身体は手に入れたのに


向精神薬で壊された身体の機能は良くなるどころか悪化する。


病人にはなりたくないけど病名なんかもらいたくないけど


このまま放っておけないと思って。




医療従事者向けのこんな本を見つけました。




よくわかる精神科薬物ハンドブック 風祭 元著





抗精神薬の「身体副作用」がわかる~The Third Disease~ 長嶺 敬彦著


(画像はアマゾンから拾ってきました。)



値段が結構するので貧乏人の私には今日は購入することはできなかった。


でもサラっと中身を確認してきました。


私は統合失調症の向精神薬(ドグマチールやベゲタミン)を長期服用させられてきたので


もしかしてと思って身体的副作用を見てみたらありましたよ。


ジストニア、アカシジアや遅発性ジスキネジアと一緒に。


「呼吸性ジスキネジア」


呼吸筋の硬直から最悪呼吸不全になるかもしれない。


他にも当てはまりそうな症状も。


著者の解説から精神薬をやめた時の退薬症状(離脱症状)の危険も指摘されてました。




悔しさから泣きたくなって本を閉じました。


こんなの耐えられない。


私、どうしたらいい?


今手をつけてる事が終わったら考えなくちゃいけないね。


もうこれ以上身体の異常を増やしたくない。






普通に生きていきたいから薬を止めたのに。






精神薬をやめたらこんな身体になりました。


ふざけんじゃねーよ。