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ACへ苦情を言う愚か者

2011年04月16日 | 東日本大震災関連

----まえがき----

大震災から1ヶ月が過ぎた・・。

この間、様々な思いが頭を駆け巡ったが、適切な言葉を文字に起こす事が出来ず、

また、月末月初・年度末という時期的な多忙に加え、救援物資関係や西日本一帯での物資・食品・資材関係の増産に伴った輸送急増の対応で、超多忙な1ヶ月を過ごした。

私はこの間、様々な思いや考察が頭をよぎったが、タイムリーに文字に起こせず、悶々としながら日々の業務をこなしてきたが、やっとひと波越えた感があるので、頭を整理しながら書き起こしていきたいと思う。

(なので、時系列的におかしな部分や後だしジャンケン的な内容があるかも知れませんがご容赦下さい)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

 

大震災発生後、TVはどこでも震災・津波災害のニュースしか流れない。

当然の事だ。

その間のCMは、企業CM自粛でもっぱらあのACのCMだった。

これも当然である。

 

そして3・4日経ち、一部で通常番組に戻し始める放送局が出だしたが、一般企業のCMは自粛されたままで、AC広告が続いた。

これも当然の事だ。

 

なのに、

AC広告がしつこいとか、

震災の報道番組に内容がそぐわないとか苦情が相次いだという。

 

ACは、震災や災害用には作っていない訳で、
(急遽それ用のを制作し、今はそういった内容のが流れているが)

しかし、企業CMの自粛が続いているのだから仕方ないでしょう!?



震災で大変な時に、

災害報道の中身に注視しなければならない時に、

少しの間のCMがしつこいとか、耳障りだとか、

わざわざそんな苦情をTV局に文句つけないと気が済みませんかね?

 

頭、どうにかしてますよ?

 

ACが耳障りなら、

CMの間はトイレにでも行けば?

外に出て、

「ココは無事でよかったなぁ」と、

平穏がある暮らしに感謝すれば?

 

 

そういう苦情を言う奴だけを集めて集会を開こう!

そこへ津波でも押し寄せれば分かる。

 

「くだらない事に苦情を言った私が悪かった」

「そんなちっぽけな自分を反省します」と、思い知るだろう。

 

日本人って、

なんて勝手なんだ・・・。

 

 

 

被災者達は、

絶望の中、

寒さと空腹に絶えながら、

食料の配給を行儀良く並んで待った・・・。

 

日本人って、

なんて素晴らしいんだろう・・・。

 


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