鳩の恩返し？！

こんにちは。デイホスピタルの黒川です

夏の風物詩でもある高校野球も前橋育英高校の優勝で幕を閉じ、夏の終わりが寂しくも感じる今日この頃…皆様はどうお過ごしでしょうか？


さて、今回は偶然に起きた夏の出来事をお伝えしたいと思います


あれは７月中旬のこと…


デイホスピタル隣にある中庭の木に、一羽のハトがやってきました

その時は誰も気付かなかったのですが、２～３日後にふと木の枝の隙間から中を見てみると、ピクリとも動かないハトの姿が…

「これは……まさか…」

そこには、枝を集めて巣を作り、卵を産む準備をしているハトの姿が


次の日から、こっそり息を潜めながら様子を確認しに行く日が続きました
デイホスピタルのスタッフだけでなく送迎の運転手さんや利用者さん、患者さんたちも静かに見守っていました



そして７月下旬のこと…


いつものように様子を見に行くと、ハトが少しモゾモゾ…なにか、いつもと違う様子…
よ～く見てみると、なんとハトのお腹の下から２羽のヒナ鳥がピヨピヨと可愛い鳴き声で顔を出しました


孵化してからはあっという間で、すぐに巣立ってしまいましたが、自分達の事のように嬉しくなった出来事でした…


と、そんな出来事も懐かしい思い出になりかけていた８月下旬の土曜日…


たまたま、中庭に出たスタッフがなんとなくハトが居た木の方向を見てみると、
そこには、身体の小さな２羽の子鳩がトゥルットゥと可愛らしい姿で遊んでました　　　　　



産まれた場所に遊びに来てくれたんですかねなんとも感動的な瞬間




これぞ「鶴の恩返し」ならぬ「鳩の恩返し」


（特に何もしてあげていないけど…）こうやって巣立ったハトがまた戻ってきてくれるのを、素直に嬉しく思いました