ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

校内で講座

2013年06月26日 | スクレ・活動関連
学校で10進法と足し算・引き算の指導法についての講座をしました。

「5時から講座があるから、授業ないのに帰れないよ、わたしたち~」と
職員室でブツブツ言いながら、座っている先生達。

想定内ですが、誰も手伝ってはくれないので、
(頼まないわたしも悪いんですが、頼みたくない気持ちになるの!!)
一人で椅子並べなど会場作りをし、
プロジェクターを使いたかったので、校長先生に聞くと
「午後使ったクラスからまだ返ってきてない」とのこと。
しばし待ち、5時から講座の予定だったので(とは言え、誰もこない・・)
5時にもう一度、「プロジェクター・・・」訴えてみるけど、ない。
そして、15分後、パラパラと人が集まってきて、
校長先生も来たので「プロジェクター・・・」と3度目の催促をしてみると、
「職員室のわたしの机の隣にあるわよ」・・・だって。
持ってきてくれてもいいんじゃないでしょうか???
気が利かないにもほどがあるでしょう(怒)。

更に、集まってくるのが遅いのを棚に上げて、
「早く帰りたいから、早く始めてよ」と。マリア・レネ。
わたしも、ママのお誕生日会に間に合うように帰りたかったので、
ものすごい棒読みで、原稿をさっさと読み、20分遅れで始まったけど、
予定通り6時に終わりました。

足し算の繰り上がりの指導法を説明していると、
リリアナが出てきて、「わたしは、こうやって教えているわ」と黒板を使って説明を始めました。
それ、分かりにくいと思うけど・・。
案の定、ジョバンナが「しのえの方法が簡単だと思う」とつぶやいていました。
リリアナがわたしの(と言うか日本の)方法を受け入れたくない、と言うことを
日常からもうっすら分かってはいたけど、・・・確信しました。やっぱりそうなのね。

あぁ。怒っているので、名指しですみません。
教えたくなくなる人っているよね。
全員じゃないのよ。
熱心な人もいるのよ。

教えを請うときの態度、と言うものを改めて考えました。
人のふり見て・・・じゃないけど、わたしは気をつけようと思います。