ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

誕生日でも・・。

2013年03月07日 | スクレ・大家さんち
いつも通り、大家さんちへ午前中に出かけていくと、
ママが「今日、クラウディアの誕生日だったの、忘れてた!!」と言いました。
クラウディアは、ママの妹。
いつも、お菓子の作り方を教えてくれるのは彼女。
でも、クラウディアの誕生日には、誰がケーキを作るの??

「夜、来れる?」と聞かれたので、サンポーニャ教室を早めに切り上げて、
Tさんに教えてもらった大学の近くの喫茶店で
小さなケーキを13個(お店にあったの全部)買い占めて、
大家さんの家へ行くと、
案の定・・・クラウディア本人が今日のサンドイッチとフライドポテトを作っていました。

女の人の(家事を担っている人の)誕生日って、さ~み~し~。
ホールのケーキはありませんでした。

お皿はサンドイッチ2つとポテトで山盛りになっていたし、
わたしが買っていったケーキは、ママが「明日の朝、食べましょう!」と言ったので、
誕生日会の中では、振る舞われませんでしたが、
クラウディアは「せっかく買ってくれたから、味見する」とちょっとかじってくれました。

まあ、子どもじゃないし、スクスク成長している訳じゃないから、
大人の誕生日なんてね・・・と、日本なら思いますが、
家族の行事を大事にするボリビアでもそうなのか・・・とちょっと、さみし思いました。

誕生日なんて関係なく、ここ何年も暮らしてきたのに、
わたしの価値観も環境の変化で、簡単に左右されるんだなぁ。
実の姉が、誕生日に「何欲しい?」と必ず聞いてくれるのも、
海外生活が長かった彼女のアイデンティティーなのかな。

忙しくて3月になっちゃった。
お母さん、2月の誕生日、メールもせずにごめんなさい。