未だ後を引いて・江戸

母の父親は、藤原家一門であるが、次男で文京区の湯島が本籍になっている。土佐山内家の御殿医であった『土佐楠木病院』の外科医で赴任・・

だが胃がんで若くして他界・その時母は三歳くらいだったらしい・

・私の祖父は身の丈１８０ｃｍの立派な男性だったらしいが、当然の如く、白衣姿の写真でしか見たことは無い・・

多分　母の記憶からも父親の姿は幻に等しいだろう・・黄泉の国で父娘の再会を果たしているであろうか？想像

今日は羽田から直ぐ湯島に行こうと思ったが、どうにも身体が疲れ果て動きが取れぬ・・悲しみを引きずって何と情けない己である事よ困った。練習にも行く馬力が無く”蛭に塩”

母への想い・委嘱曲

・委嘱の曲・・21弦（エリナ）と二胡（紫乃）で昨年仕上がっていたがこの度１３絃琴二面・１７弦・二胡編成曲にアレンジして下さり送られてきた。２０１１年１１月１１日初演予定
曲名は、母への想い回帰船『紋様・風祭り・遊牧の民』メドレー作品、

でも製本にするのが精一杯で・・未だ取り組めても無い・これから練習開始弾いてみて、弾きにくい個所など作曲家の先生は新たに手を加えて下さるそうだ。

今夜18:00～三曲実行委員会あり

某先生受賞の祝賀会・私は発起人でもないのに勝手に案内状に私の名前が・・それも誤字で・・一寸嫌な感じ・・先日来から表面で笑っても心が笑ってないから・まるで山姥の面相の私・悪相自己嫌悪

7月の高知市文化祭演奏会ゲスト・（尺八・難波竹山）（三弦・琴　菊重精峰）（三弦・琴　松村エリナ）

初七日・・母の

母の香り・・若かりし頃の母
今日は初七日です

昼から土佐市にレッスンに行かねば・・夜は文化教室本町教室（初心者の為の助手にお喜美さんが手伝ってくれる）
ほんの数ヶ月前にちぎり絵に、詩をつくって母の自筆・・次から次に和歌がほとばしり創れると言っていたに

高岡教室メンバー１１月１１日の美術館私のconcertに出演頑張るみたいで・・始めて未だ９回目だがG調開始・小森チャンを泣かせたが負けん気の彼女やり遂げそう（愛の鞭）・・高岡メンバーから母に祀りものをと戴いた・私の元に祀られてない母だが・・
５０日祭まで預かりもできず

高岡レッスンから帰り道・10年以上前だったろうか広島から引っ越して来て、二年ほど過ごした母が住んだ春野の古い屋敷の前に少し佇んだ。仮住まいだったが、部屋は七部屋あって既に没落の身だった母だが、広かったからのんびり過ごせたと思う（気使いをする人だったから田舎の人達の付き合いはそれなりの苦労があったかも？）

夜の文化教室皆頑張った皆二重丸

母の高知での友禅染め先輩（更葉子さんお母さん）からも・・桃組吉田さん弥生ちゃんから献花戴き・・梅組の皆さんからも・・恐縮で困った困った

たった１０日前に書いてある母の温かいぬくもりの日記を見てやっぱり悲しい

何故に切ない？

生徒達が午前中・高知市第四小学校の邦楽音楽授業に・観賞曲を上手に弾いてくれるかな？でも信用して大丈夫と確信

昨夜も母が、最後に着ていた衣類を左腕に抱いて寝た。『お母さん孝行出来ずゴメンね』と独り言を呟きつつ・何と悔いることか

多分最後まで私を思って逝っただろうと切ない・・私も齢を重ねたが、親から見ればいつまで経ってもハラハラさせる娘だったろうから・・

今日も気丈にと、平静を装ってレッスン生の指導に頑張った　２０：３０分帰宅の車の中・憚らず母を想って泣いた・・何故モット孝行が出来なかった？と・・昨年秋までは、いつも私の姿が見えなくなるまで見送ってくれた姿が甦る・きっと去ってゆく娘の姿を惜しんでだろう。

死の直前の母の頬を伝った涙は何だったろうと今も不思議である・・最後までお婆さんと人様に呼ばれることはなく、奥さんと呼ばれて凛として終わった。

影響・・私は物心ついたときから掛け軸の横に綺麗なゆたんの掛った母の琴が有った。琴を習うのは当然の如く弾き始めが・・

門下生達・母にご厚情有難う・・母の位牌は、私の元にいませんので、取りあえず預かり置きます。心からお礼を申します

文化教室二月レッスン

今日は文化教室の日

文化教室二胡・お昼の組の有志の方がお花のお包みを・・母は花が大好きな人であったので何よりも喜んでいると思う・真ん中の花
受講生達は、私の母を見ず知らずなのにお心使いにお礼の申しようもない程に

病院にお見舞い下さった母の華道生徒からも

午前・午後・夜の部もちょっぴり難しい曲に挑戦良しよし