頑張るぞォと息巻いても・・前に進まぬ・仕方なくレッスン場の楽譜の整理をと思いきや・・これも捗らぬ・・整理中・懐かしい若い頃コンサートをした時・尺八の故沢井三山先生からの優しい手紙が出てきて・・・・本当にお人柄が素晴らしく音楽も素晴らしかった
おまけに古びた賞状も・・
父【潔士】”きよひと”と読む・・の瑞宝章が・そして柔道の段の賞状・多分父の独身時代と思う・・背は１８０㎝程あったかもだが痩せ形・今で言うイケメンで・若くして逝った父を思って切ない・・春にこんなに物悲しいのは何故だろう涙が留めなく頬を伝う・・楽器に触る気力に失せる今日・そうだ明日父の墓参りに行こう・・生前の父は威厳を持ちすぎた人で近づき難くて、親しまなかったガ・・今世界一尊敬できる父であったと・・胸が痛む
紫乃の琴話し小学３年転校先・熊本の士族の出・細川のご隠居様宅で琴の稽古・稽古から帰ると父の前で其の日習った曲を弾かされた・・覚えが悪く習った曲を忘れてオドオドと適当に自作で弾いて父にゲンコツ貰った想い出・・それはそれは痛かった