日本新聞博物館

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企画展「読売新聞横浜支局展」の会期、あと2週間です

2014-10-04 16:40:08 | 企画展

  当館で開催中の企画展「伝えた神奈川の100年――読売新聞横浜支局展」の来館者数が10月2日、1万人に到達しました。第一次世界大戦勃発直後の1914年8月1日に読売新聞横浜支局が開設され、100年を迎えたのにあわせて開催している今回の企画展では、読売新聞が報じてきた記事や写真、見出しを通じて、「神奈川の激動の100年」を振り返っていただきます。19日(日)の最終日まで、残り2週間となりました。まだご覧いただいていない方は、この機会にぜひご観覧ください。

 926img_0080_2 企画展の関連イベントとして12日(日)、18日(土)、19日(日)には、2階・ホワイエで読売新聞の「誕生日新聞」を販売します。誕生日などの記念日に発行された読売新聞をA4判に縮小コピーし、ラミネート加工します。定価は1枚500円(税込み)で、このほかに18日と19日は入館料が必要となります。

 企画展と連動するかたちで2日からは、特別展「新聞が伝えた第一次世界大戦―紙面で振り返る100年前の戦争―」を始めました。第一次世界大戦勃発のきっかけとなった1914年6月のサラエボ事件から、オーストリア=ハンガリー帝国のセルビアへの宣戦布告、日本の対ドイツ参戦、19年6月のベルサイユ条約締結までを、読売新聞の紙面をパネル化して、2階・ホワイエで19日(日)まで紹介しています。

 Img_0040 15日から始まる新聞週間に際して、当館では11日(土)から19日(日)までを「秋の新聞週間イベント」期間とし、さまざまな企画を実施いたします。期間中は、新聞博物館が入居する横浜情報文化センター1階・情文プラザに「秋の新聞週間コーナー」を開設するほか、3階・新聞製作工房で期間限定の特別紙面を製作いただけます。

 開館記念日の12日(日)は無料入館日です。お隣の横浜都市発展記念館・横浜ユーラシア文化館で当館の「開館記念日特別缶バッジ」を作れるサービスも行います。

  18日(土)は午後1時から、2階・ニュースパーク・シアターで「2014年度新聞協会賞受賞記者講演会」を開催します。この講演会は、ジャーナリズム活動について一般の皆さまに理解を深めていただくことを目的に毎年開催しているもので、今年度の新聞協会賞(編集部門)を受賞した5人の方から、取材の経緯や概要、狙いなどをお話しいただきます。事前申し込み制で、定員は120人です。聴講は無料ですが、当館の入館料が必要となります。

 多くの皆さまのご来館をお待ちしております。
(写真上)企画展を観覧する横浜市内の中学生の皆さん(9月26日)
(写真下)特別展「新聞が伝えた第一次世界大戦」の展示から