手から手へ展は23日に無事終了しました。期間中は8854人の方にお越しいただきました。ありがとうございます。今回のような本格的な絵画展は、当館にとって初の試みでした。開催にご協力いただきました皆さまに、厚くお礼申しあげます。
年明け1月11日(土)からは、「2013報道写真展」が始まります。こちらもぜひ、お楽しみに。
企画展「手から手へ展-絵本作家たちから子どもたちへ 3.11後のメッセージ-」の会期も、あと10日ほどとなりました。3.11をさまざまな視点でとらえた絵本作家の方々のメッセージを、ぜひご覧いただきたいと思います。
さて、「手から手へ展」には、たくさんの子どもたちが訪れています。展示室にも、子どもたちを意識した仕掛けをたくさん用意しました(写真上)。
入り口には、手から手へ実行委員会代表で絵本作家の降矢奈々さんによるウェルカムボード。「3.11をわすれないように」「絵をみながら、いっしょに考えましょう。わたしたちが、地球となかよしでありつづけられる方法を」と語りかけます。
出品作家110人の代表作を手に取っていただける絵本コーナーも人気です。大切な絵本と再会したり、新たに素敵な絵本と出会ったり。ここには絵本の魅力がいっぱいです(写真下)。
開催中の企画展「手から手へ展-絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ-」の関連イベントとして11月23日、シンガーソングライターの中川ひろたかさん(写真)による絵本コンサートを行いました。
中川さんは「世界中のこどもたちが」「おーい かばくん」など、子どもたちにおなじみの曲を熱唱。親子連れなど94人の方にお越しいただき、歌って、遊んでの楽しいイベントになりました。
中川さんは2011年に「みんなともだちプロジェクト」を立ち上げ、東日本大震災の復興支援を続けていらっしゃいます。3.11後を生きる子どもたちへのメッセージを展示している「手から手へ展」に合わせ、コンサートでは、中川さんの被災地への思いなども語られました。