日本新聞博物館

日本新聞博物館のスタッフブログです。企画展やイベントの情報を提供していきます。

似顔絵イベント、大盛況でした

2015-04-26 23:25:25 | 企画展

 本日、「一枚マンガのクールジャパン展――日本の良さ再発見!?」の関連イベントとして、出品作家の所ゆきよし先生、二階堂正宏先生による来場者の似顔絵プレゼントを行いました(写真=下は所先生)。先着40人の整理券配布には予想を超える行列ができ、大盛況でした。来場者の皆さまに喜んでいただけたようで、何よりです。

 また、今回のイベントは、一枚マンガの先生の技術を体験していただける機会にもなったと思います。所先生、二階堂先生、ありがとうございました。

 「一枚マンガのクールジャパン展」は6月14日まで開催しています。皆さまのご来館、お待ちしております。


ボーン・上田賞講演会、開催しました

2015-04-15 18:07:03 | イベント

 2014年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞した朝日・国際報道部の杉山正記者と、日経・前中国総局長の中澤克二記者による講演会が、4月11日(土)に開かれ、91人の聴衆の方が熱心に耳を傾けました。

 同賞は60年以上の歴史を持ち、国際報道を通じて国際理解の促進に顕著な貢献があったジャーナリストに贈られます。両記者は受賞理由となったアフリカ報道、中国報道に関連し「アフリカが直面する過酷な現実―現場からの報告」(杉山記者)、「習近平の反腐敗―中国、権力集中の実態」(中澤記者)と題して講演しました。

 質疑応答では、アフリカを報じる意味を問われた杉山氏が「アフリカの痛みは遠くからは見えにくいかもしれないけれど、アフリカの人々の感じる痛みが小さいわけではありません。知っていただくことが第一歩」と答えていたのが印象的でした。

 聴講者の皆さまのアンケートには「両記者とも大事なことをわかりやすく伝えてくれた」「記事では書ききれない空気感が伝わった」「記者と市民とのこうした交流がもっとほしい」といった声が多数寄せられました。


一枚マンガのクールジャパン展、開幕しました

2015-04-07 16:30:08 | 企画展

東京新聞と新聞博物館が共催する「一枚マンガのクールジャパン展――日本の良さ再発見!?」が4月4日、開幕しました。国内外で活躍する漫画家・イラストレーター30人が「クールジャパン」をテーマに描き下ろした60作品を展示します。

開幕前日のオープニングセレモニーでは、東京新聞の仙石誠代表、新聞博物館を運営する日本新聞協会の川嶋明専務理事が主催者あいさつを行い、新聞と漫画の深いつながりや、漫画の風刺が持つジャーナリズムとしての力について語りました(写真=下は仙石代表)。次いで、出品作家の先生方を代表し、二階堂正宏先生があいさつ。3年前に亡くなられた千葉督太郎先生の遺志を継ぎ、一枚マンガを発展させていきたいとの思いが述べられました。式典終了後の特別内覧会では、先生方がそれぞれご自分の作品を解説するという流れに…。貴重な機会となりました。

企画展は6月14日(日)まで。会期に合わせて、新聞博物館が所蔵する明治・大正期の新聞漫画を展示するほか、4月26日(日)には二階堂先生、所ゆきよし先生が来場者の似顔絵を描いてプレゼントするイベントも行います。