四万十川のほとりにて

Uターン爺さんのガーデニングや田舎暮らしを日記に。

高知新聞に槍ヶ岳登山掲載

2024-06-14 08:40:30 | 日記
6月13日の高知新聞朝刊に槍ヶ岳登山の私の投稿記事が載りました。内容はブログに乗せた記事のコピーですので、同じです。同年代の人々の励ましになればと思い投書しました。いろいろ反響がありました。
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槍ヶ岳登山

2024-06-01 07:20:53 | 日記
5月23日、槍ヶ岳に登った。大学山岳部OB会が明神池畔の嘉門次小屋であり、ついでに槍ヶ岳まで足を伸ばした。ほかの皆さんは涸沢までの往復とのことで、槍ヶ岳登山は自分一人になった。22日は槍沢ロッジに宿泊し、翌日槍沢の雪渓を8時間かけて登った。標準時間は6時間だが、僕の足では8時間、ひたすら下を向いて登る。一歩一歩数えて登る。12本爪のアイゼンが重い。もうこんな山登りはしたくないと思いながら登った。
槍ヶ岳の穂先は雪もなく鎖と鉄のはしごで、少しも怖くない。30分の岩登りで頂上に飛び出した。人は誰もいなくて自分だけの頂上だ。何度も登った山だから、あまり感激は無く、写真を撮って15分で引き上げた。
槍ヶ岳山荘の宿泊客は僕を含めて3人だけ。一人一部屋の贅沢な宿泊になった。最盛期には7~800人が泊まるそう。この時期は極端にお客がいないことが判った。小屋泊まりはこの時期に限る。
24日は、早朝、固く締まった雪渓のうえを下山、アイゼンのキュキュという快い音を聞きながら、いい気になって下りていたらケ躓いて飛行機状態で滑落した。幸い5mくらいの滑落で、ペットボトルを飛ばしただけで済んだ。2度転んだ。82歳の歳には勝てない。あしが思うように上がっていない。体力の衰えを思い知った。
その夜は嘉門次小屋の囲炉裏を囲み、7人の仲間と大いに飲んで唄った。来年は、西穂高岳に登る計画を幹事から出された。僕は剣岳に登りたい。

コメント (2)
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