遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

新緑を求めてプチツアー

2018-05-01 19:01:01 | 旅行
相変わらず休日には近場を中心にあちこち出掛けていますが、そうそう都合よく目新しい場所があるわけもなく、似たようなところばかりになってしまい、それはそれで楽しいけれどもブログをアップするほどでもないな、てな感じで間隔が空いてしまいます。


今日のコースも3回目位ですが、時まさに新緑の真っ只中ということで父と出動してみました。

今日のコースは
熊本IC→宇城氷川スマートIC→R3→東陽町→県道25→大通峠→五木村→相良村→人吉市→熊本IC


以前来たときには東陽町の石橋を探りながら同じコースを辿りました。
途中の黒渕河川自然公園に立ち寄り小休止。

氷川上流の美しい流れを見ることができる公園ですが、利用者は恐ろしく少ないだろうなと思いました。
これ、キャンプ場にしたら20区画は出来るし川もあって良いんじゃなかろうか等と余計なことを考えながら次へ。


このコースは登りはあまり盛り上がらない風景ですが(そこそこ綺麗ですよ)下りにかかると変化の多い素晴らしい景観が楽しめるワインディングコースに変貌します。
途中、ちょっとした空き地があったので休憩をかねて立ち寄ったところ、すぐ近くの木の枝であまり聞いたことのない声でしきりに啼いている小鳥がいます。
こんな時のために常に車に双眼鏡を積んでいるので早速覗いてみたところ、なんとオオルリでした。

(ネットより拝借)
逆光で写真が撮れなかったのが残念でしたが、珍しいものを見ることができて満足です。


このあと五木村経由で人吉に向かいますが、下に見える川辺川は谷が深く見応えがあります。



恐ろしく高い橋の上から「ヒェー」と言いつつカメラを差し出して決死の撮影(笑)
五木村の人達は便利になっただろうけど、この道路や橋を作るのは大変だっただろうなあと感心するばかりです。


先程通過した大通峠が標高約750mで、そこから人吉に向けてどんどん高度を下げていき、向かうは人吉駅。
何故か!?
出発してまもなく父が「今日の昼御飯は人吉の駅弁にしよう」と言い出したのです。
「ああ、良いよ。でも急にどうした?」と聞くと
「あそこで何度か駅弁を食べて美味しいんだよ」と言うので
「いつ頃行った?」と聞いたところ
「学生時分に鹿児島から汽車に乗って人吉で」
ええっ?それって70年以上前のことじゃん!
すっかり変わってるだろう!
そんなこんなで先日のオフ会で訪れた人吉駅へ到着。
しかしまあ静かな駅前でした。

駅舎の隣の弁当屋さんで栗おこわと栗飯(それ以外は普通の弁当しかなかったので)を購入。
でも70年前の弁当ってどんなだったんでしょうねえ。

そして食べたのは当然ここです。


目の前の球磨川を眺めながら食べる駅弁は味も5割アップ。
帰宅してからも何度も「あれは楽しかった、美味しかった」と繰り返す父に、ちょっとした親孝行が出来たかなと自己満足の私。
お手軽プチツアーでしたが良い1日を過ごすことが出来たようです。
ちなみに中川原公園から自宅まで1時間10分でした。