遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

長崎県某所

2017-08-11 12:10:26 | 日記
妻の里帰り(日帰り)で長崎県に行きました。
長崎といって思い浮かべるであろう様々な場所ではなく、玄海灘に面した佐賀県との県境にある漁村です。






漁港が整備されて、以前に比べると随分小綺麗になりました。
私がはじめて訪れた30数年前は、この辺りに水揚げ場あり、玄海灘で漁獲された様々な魚がセリにかけられたり出荷されたりしていました。
岸壁から下を覗き込むと、あちこちにサザエがいるのが見られ驚いたものです。
しかし貝も魚も捕り尽くされたのか、最近ではそのような光景も見られなくなってしまったようです。




以前と変わらぬ町中?の風景。
漁村というのは全国的に似たような感じで、ここも例外ではありません。

こんなものも頂きました。
他にイサキにマダイ、スイカにスモモ。
魚貝類以外は冷蔵庫に入らず。
帰って刺身、煮付け、つぼ焼き等で美味しく頂き、ご近所にもお裾分けしました。


妻があちこちで親戚や知り合いと話をしている間、実家の2階で昼寝をし、昼には近くの食堂から出前をとってもらいチャンポンを食べるのが楽しみです。
亡くなった先代はかなりギトギトでしたが、今は少し上品になっています。
あの脂っこいのがちょっと懐かしい。


久しぶりに海の側に行きました。今日も暑い日でしたが日陰では思いがけないほどひんやりしています。
やはり内陸部とは随分ちがうもんですね。
懐かしい海辺の風景に心癒された1日でした。

大陸製の

2017-08-09 20:04:11 | 車中泊
次第に小道具が増えてくる我らなんちゃってキャンパーズ。
机は2つあるのですが、食材や食器やランタン等を置いていくと結構イッパイに。
更に次回は新しい方の御参加もありで少々不安になってきたし、そもそも机のひとつも持ってないとはどういうこと?みたいな気もあったのでポチりました。

あの国製でした。
まあこれは想定内です。一番安いやつを選んだんですから。

キャンプ道具にしては華やかさに欠けるケース。

紐が細っ!ストッパーもいまいち効かないし。


組み立ててみるとそこそこ普通に見えるが。
AさんBさんのものにくらべて展開がスムーズじゃないような気がしないでもないなあ。

収納しようとしたら天板と脚の結合部がはずれにくいところがあります。
ストッパーが天板の凹部に引っ掛かっていました。
カッターで少し削ると大丈夫のようです。


決定的にダメではないけれど微妙に怪しく、長持ちしそうにない雰囲気をかもし出しています。
コールマンのにすれば良かったんでしょうけど、価格が3倍近くするのでやめました。
取り敢えず様子を見ながら壊さないように使っていきます。

ちょっと半周(九州を)

2017-08-08 19:26:07 | 旅行
今日は以前から父が再訪したいといっていた平尾台(北九州市小倉南区)に行ってみました。
20年ほど前に車で独りで行ったとのこと。


最近私はYouTubeのキャンプネタをよく見るんですが、その中の「鉄のテント」さんのアップロードでこの平尾台のキャンプ場が出てきたので、私にとってはタイムリーなお出かけとなりました。


ルートは簡単で、九州自動車道で小倉南まで、その後標識に従いR322から県道28号線を行くと到着します。
途中、目的地の手前で右折しキャンプ場を見ましたが、辺り一帯が「平尾台自然の郷」という広大な公園になっていました。
今日は休園日でしたが、普段は賑わっているのかもしれません。


ルートは簡単と言いましたが、見所のカルスト地形は県道からはほとんど見えず、どうしたものかと思っていたところ、平尾台自然観察センターという施設を発見。
職員の方にお聞きして現地に到着することができました。








写真では上手く伝わりませんが、思わず声をあげてしまうほどの景観でした。
丸いポコポコした大小の石灰岩が山の頂上まで続いており、事前に思い描いていた通りの光景が思いがけない規模で目の前に広がっていました。


一通り見終わり帰ろうとしたとき、この辺りをパトロールするパジェロミニが近づいてきました。
「どこから来られました?」
「車は愛知のナンバーですが熊本からです」
「ああ、そうでしたか」
「しかし見事なものですね、驚きました」
「今から立ち入り禁止区域をパトロールするんですが御一緒しませんか?」
「えっ、いいんですか?」
「どうぞ」
というわけで、パトロールの車に乗せていただき、いつも鎖が張られて立ち入りできない(徒歩では立ち入り可)台地の奥まで見ることができました。


途中、桔梗、カワラナデシコ、コヒメユリ、ハギ等の花が咲いており、植物に疎い私も十分に楽しむことができました。


このカルスト地形はもともと赤道辺りにあって3億数千万年前に地殻変動で移動してきた

ここでマグマが噴出したため高温に晒され変成し雨によって丸くなった

秋吉台の石灰岩は変成がなく形が違う

台地の途中から赤土が見えるが、それは阿蘇山の噴火による火砕流で、pHが異なるため植生も違う

ここはパラグライダー発祥の地である

時々オフローダーのバイクや車が進入するために追いかける

2月に野焼きをするが400年前からやっている(阿蘇はもっと昔から)

ここはむかし茅場といって屋根を葺くための茅を採取する場所で、野焼きによって均一な長さの茅を得ることができる

すすきの時期は夜が素晴らしく綺麗

ハヤブサが生息している
ホトトギスが多く見られる
キツネ、タヌキ、イノシシは多いが、アルカリ土壌で木が生えないのでサルはいない


等々、さっと見ただけでは全くわからないことを色々教えていただきました。

とはいえ、ボランティアガイドにありがちな、持てる知識を滔々と喋り続けるというのではなく、我々のレベルに合わせて分かりやすく、丁寧に話して下さるので、とても気持ちよく理解することができました。



お名前を伺うことも出来ませんでしたが、秋にすすきを見に来たときに熊本のおみやげをお渡ししようと父と話しました。

帰りは行橋で東九州自動車道に乗り、大分道で九重ICまで、その後小国、ミルクロード経由で帰宅。
走行距離は370kmでした。



ちょっと半周

2017-08-07 19:01:30 | 日記
さあ今日から夏休みです。
猛暑酷暑の熊本での外仕事。
経験上屋外の仕事は慣れているとは言え、かなりこたえました。
毎年暑さが厳しくなっていくような気がします。歳もとっていきますしね。
隣町まで全力で自転車を漕いで遊びにいっていた少年時代のあの日々はもう戻っては来ません。


朝、遅めのモーニングをいつもの星乃珈琲店で父と済ませたあと、今日は一人で出かけました。
あの店が落ち着けるのは、暗めの内装と若干年齢高めの従業員の落ち着いた接客があるからではないかと思っています。


今日のルートは
R57→大津→ミルクロード→赤水→どんどこ湯→阿蘇神社門前町→やまなみハイウェイ→城山展望台→ミルクロード→R57→夕食の買い物(HIヒロセ)→帰宅


初のどんどこ湯と門前町で昼食にカレー、デザートにかんざらし、外輪山の上で昼寝という目論見です。
天気は曇りのち晴れとまずまずでした。



地震で埋没した立野付近のR57の迂回ルート建設現場です。
国の直轄事業になったとのことで急ピッチでトンネルが作られています。
熊本市ではR3に次ぐ重要な国道なので、早期の開通が待たれます。









どんどこ湯です。
入り口の柱が巨大なエリンギに見えて笑えました。
内湯が3槽と水風呂とサウナ、露天が4槽(うち2槽は空)とかなり規模の大きい施設で、特に露天は木々に囲まれ広々していました。
泉質は硫酸塩泉で薄濁り、なめると少し鉄の味がありました。
露天に入り木の間を吹き抜ける風を顔や肩に受けボンヤリしていると、このところの疲労感が溶け去っていくのがよくわかります。
時にはこんな時間も必要ですね。


ただ、よく見ると施設全体に何となく活気がなく、壁や屋根の補修がされていないところが目立ちました。
地震の前は熊本や大津からR57で手軽に利用できたのがそうもいかなくなり、経営的には厳しい状況にあるのかなと思ったりしましたが、実際にはどうなんでしょうか。
また、私は全く気にしませんが、濁り湯に落ち葉や小さなゴミが浮かんでおり、気にする人にはちょっと厳しいかも。
入浴料はちょい高めの620円でした。


次に向かったのは阿蘇神社門前町です。
いつも行く通りのちょっと先にアンティークの店や軽食の店があるという情報を小耳にはさんでいたので行ってみました。


これは神社のすぐそばの飲食店で、「ことの葉」。
以前ここのカレーを食べて気に入ったので再訪です。
それほど辛くはありませんがスパイシーです。






「かんざらしの店 結」
明治時代の建物で足元は土間でした。 地下水に恵まれたこの一帯は夏でも気温が27℃止まりだそうです。かんざらしも付け合わせのトマトも店内に湧き出す地下水もとても美味しかったです。
ご主人も奥様もとても感じの良い方でした。
ここだけ時の流れが緩やかな感じがしました。


看板猫もまったり昼寝中。
ここまでは思惑通り、順調です。
門前町を後に県道41号やまなみハイウェイを登ります。途中には地震による崩落箇所の復旧工事がいまだに行われており、片側交互通行のままでした。


城山展望台。まずまずの展望です。
気温は26℃。思ったほど低くはありませんでした。


このあと昼寝をするために西湯浦の近くの空き地へ向かいましたが、気温が27℃あるうえに風速20m位と思われる風が吹き荒れており、とても車内でのんびり寝る状況ではなく意外に蒸し暑くもありで、残念ながら下山するしかありませんでした。
下界はお約束通り35℃ありました。
しかし温泉に入り美味しいカレーとデザートを食べ良い景色を眺めて、連休1日目としては上々の滑り出しだと言えます。


明日は父を連れて少し遠目のある場所を目指します。

評価を下す!

2017-08-06 19:31:42 | キャンピングカー
台風5号は熊本にとっては幸いなコースをとり、風が少し強かったことを除けば、ほとんど影響はありませんでした。
今日の夕方にはこんなものも。

よく見ると右側にもうひとつあるんですよ。



ところで我がキャンピングカー、T社のGTも気がつけば納車から1年半が経ちました。
特に大きなトラブルや事故もなく、今のところ運用は順調といって良いかと思います。
フル活用とまではいきませんが。


R社で受け取り、国道の反対側のスタンドで給油し、さて帰ろうとハンドルを切るも、結構広いにも関わらず曲がりきれずビックリしたのは、今となっては良い思い出です。


装備も、納車時に付けたものや後から付けたものも色々あり、合わせて車自体も含め使い勝手について 、この辺りで評価などしてみようかなと突然思いついたので、忘れないうちに書いてみようと思います。



○電装品類
A評価
ソーラーパネル
コントローラー
サブバッテリー
冷蔵庫
ナビ
マックスファン

B評価
インバーター
テレビ
ドラレコ
FFヒーター

C評価
常点後方確認用ディスプレイ


電装品の評価です。
やはりソーラーパネルによる充電は手間がかからずストレスフリーで便利ですね。
過放電させるケースが無かったのも幸いしているかも。
コントロールパネルは常につけっぱなしで、その他に冷蔵庫とマックスファンはよくつけています。
パネル自体も使いやすいと思います。
電圧は早朝でも13.1Vを下回ることはありません。
ただ、この数字はあくまで目安で正確なものではないらしいので、相対的な変化を見るためのものと割り切っています。
バッテリーが劣化してくればそれなりに低い値を示すだろうなあと思います。
冷蔵庫も便利ですね。観光地で生モノを買うと氷要りますか?と聞かれることがありますが、「あ、大丈夫です。車に冷蔵庫あるので」なんてね。

インバーター、ドラレコ、テレビは必要品ですがあまり使わないのでこの評価です。
FFヒーターは冬場の必需品ですが、どうも温度コントロールがいまいち上手くいかないことと、ソレノイドバルブがガソリンを送り出すときのカチカチ音が、対策をしたにも関わらず気になるので。
それこそAさんに習って徹底的な遮音対策をしなければ。
温度コントロールについては、温風の吹き出し口を適切なところまで延長すれば解決するかなと思ってますが、やってみないとわかりませんね。冬までには対策しますよ、多分。

常点後方ディスプレイはあると大変に心強いんですが、2回も液晶がお亡くなりになったので怒りを込めて。


○装備品
A評価
2段ベッド

B評価
アクリル窓
ダイニング
2~3列シートアレンジ
室内灯火
ポータブルトイレ

C評価
アイズマルチシェード


装備品の評価です。
2段ベッドは車選びの際のマストアイテムでしたが、やはり便利ですね。
熊本地震後、災害対応仕様にしましたが、下段とその下のスペースに大量の備品を収納することができ、なおかつ上段に就寝スペースが確保できるので、狭い車内を非常に有効に使うことができます。

B評価の各装備はキャンピングカーには不可欠なものですが、特に問題なく便利に使えています。
窓はもう少し大きい方がよかったけれど、バンコンなので仕方ないですね。
トイレは使用頻度は低いんですが、いつでも使えるという安心感があります。

マルチシェードは手軽で便利なんですが、結構周囲に隙間があること、吸盤が外れ更に隙間が拡がること、スライドドアの窓にきれいに合わず固定しにくいこと等の点で、一般的な評判の割りに低評価となりました。


○車体関係
A評価
LEDヘッドライト、フォグランプ
ショックアブソーバー
エンジン音
スタイリング

B評価
トランスミッション
断熱ボディー

C評価
パワー
フロントガラス
各所の騒音(キシミ)


車体関係の評価です。
やはりこの歳になると夜はより明るい方が運転しやすいです。ヴァレンティーのバルブ(ハイビーム)は正解でした。
ショックアブソーバーはモンローですが、ノーマルのガチャーン、ドッシーンという衝撃が消えたので大変に乗りやすくなりました。もう馴れてしまったので有り難みが薄れましたが(笑)
エンジン音は自分のイメージより遥かに静かなので結構満足しています。
スタイリングについては、もともと箱形の車が好きだったし、いつかはハイエースに乗ってみたいと思っていたのでちょっと嬉しいです。

6速のATはA評価でも良いかなと思いますが、4速がもう少しローギヤードの方が下りで使いやすいかなと思うのでBにしました。
T社の断熱処理は優秀であるらしいんですが、これしか知らないので正直なところよくわかりません。雨音は思ったより大きく聞こえます。

車重が2.3t以上なので仕方がありませんが、とくに上り坂でのパワー不足が厳しい。
サブコンをつけたらいくらかでもましになるんでしょうか?
恐らく難しいでしょうね。
暑いときのフロントガラスからの熱は、上半身が暑さに弱い私にとっては大変に辛いものがあります。
あまりに暑いので思わずクールベールを発注してしまったくらいです。
車内の騒音は購入後からずっと気になっています。
カチャカチャ音はベッド下の金属部品同士の干渉だとわかるまでにかなりの時間を要しました。誰かに運転してもらいつつ自分で確認というのが出来ませんからね。対策を施しある程度は消えましたが、まだ下り坂で時々聞こえてきます。
その他3列目シート横のプラスチックの棚の奥や水タンクを収納する引き出し等でキシミ音がします。


以上、1年半経過した現在の状況と評価です。
問題点や不満はあるものの、色々便利で楽しく使うことができていると思います。
今後は原型を可能な限り保ちつつも、少しずつ改良や快適化を進めていきたいと思います。