桜のシーズンもほぼ終わりを迎えた4月13~14日、今月のオフ会は鹿児島県霧島市の旧野々湯、現在は旅の湯という名前に変わったキャンプ場で行われました。
メンバーはふかけんさん、takaさん、かおなし♪さん、hopさんと私の5人でした。
かおなし♪さん、hopさん、私は2回目、あとのふたりは初めてです。
熊本からだと九州自動車道を栗野インターで降りて茶畑のなかを登って行きます。
途中桜島が見えたりして気分が次第に盛り上がってきます。
キャンプ場と言っても様々なタイプが存在しますが、ここはかなりなワイルド系で、今はやりのグランピングやおしゃれキャンプとは真反対に位置すると思われます。
この辺りは人それぞれですが、私にとっては心安らぐ場所に感じられました。
ここは標高700mの霧島連山の中腹にあり、宿泊用のロッジ、食堂、温泉(硫黄泉)、蒸し釜、キャンプ場からなっています。
ですが、各設備は経年劣化が進んでいてお世辞にも綺麗とはいえません。
しかしその分利用客も少なくのんびりと非日常を楽しむには最適な環境となっています。
有り難いことにキャンプ場利用者は温泉と蒸し釜が無料で使い放題です。
今まで色々なキャンプ場に行ってきましたが、場内に温泉があるキャンプ場は初めてで、おまけに硫黄泉だったのですっかりその魅力にハマってしまいました。
いつでも入れる源泉かけ流しの硫黄泉、これは贅沢です。
サイトは道を挟んでふたつに別れており、特に個々の仕切りもありません。
予約も特に必要ないとのこと。
また、料金も1泊1,550円と非常にリーズナブル。
トイレと炊事場がイマイチなのが残念ですが、そこはご愛敬ということで。
山に囲まれているため展望はありませんが、周りは林で鳥の声だけが聞こえる静かな環境が気持ちを癒してくれました。
かなりワイルドな蒸し釜付近の様子です。
硫黄の臭いが湯気とともに辺りに充満しています。
肉は余分な脂が落ち、さつま芋はねっとり甘く、卵には不思議な味が付き、十分に楽しませてもらいました。
鶏肉や海鮮系も試してみたいところです。
釜の中から吹き出す蒸気が非常に高温なので、食材を入れる容器にはヒモなどを付けて出し入れする工夫が必要と思われました。
思い思いの場所に陣取っています。
例によってふかけんさん特製の手打ち蕎麦も登場。
毎回お手数で申し訳ないけれど、歯触りも香りも十分で、楽しませてもらいました。
私の今回の料理はタンシチューです。
最終的な味加減はそれなりだったのですが、「とろけるタン」になるはずがそうはならず、時間も想定の3倍以上かかってしまいました。
男爵いもは溶けてしまうのでメイクインを使いましたが、火加減なのか手順なのかいつまでもシャキッとしていて手間取りました。
今回のメイン料理は蕎麦湯を使ったしゃぶしゃぶです。
hopさんの鹿児島黒豚、私の熊本牛、大量の野菜。
黒豚の脂は臭みやしつこさが一切無くついつい大量摂取となるのも恒例の流れです(笑)
いつものように食べ切れないボリュームで、シチューとかおなし♪さんの海草スープは翌朝となりました。
hopさんのミニランタンたち。
これだけ集まると結構な明るさになります。
私の手製のアルコールストーブ。
今回は出番がありませんでしたが、次回はこれで炊飯か調理が出来たらと思っています。
食べるだけ食べて落ち着いたあと再び風呂に入ったのですが、その後takaさんに頂いたビールがとても美味しく、今回のNo.1だったような(笑)
さて、翌朝気持ちよく目覚めちょっと散歩に出掛けてみました。
前回訪れたときと最も変わっているのは山の上に向かってアスファルトの立派な道路が出来つつあるという点でした。
経営者が代替わりして施設を拡張するのか?と思いましたが、後で聞くと地熱発電のためのテスト用のプラントを作るための道路であるとのこと。
そこをブラブラと登って工事現場に着いたところ、30m程先に鹿がいました。
夜も鳴き声が聞こえたし、サイト内にもフンがあちこちに落ちていたので意外ではありませんが、そのわりに姿を見かけないので写真を撮っておきました。
暫く両者にらみあったあと鹿は警戒音を残して山をかけ上がっていきました。
小枝を踏むバリッバリッという音が耳に残っています。
朝は少し肌寒かったので焚き火をしながら朝食を。
かおなし♪さんプレゼンツのフノリのすまし汁、潮の風味が爽やかで朝にピッタリでした。
フノリは初めて食べましたが、どこか懐かしい感じもしました。
前回ここに来たときはまだ全くのキャンプ初心者で余裕もなかったのですが、その後少しづつ経験を積み、あちこちのキャンプ場を見て思うのは、自分にはあまり整備され過ぎない、自然との距離がより近い、ちょっと不便な気配のある所が合っているかなということでした。
もちろん高規格のところの快適さも捨てがたいんですが、非日常を楽しむ面白さにより惹かれる感じでしょうか。
高規格、低規格?織り混ぜながら今後も楽しんでいければいいかなと思います。
早めの撤収後はこれも2回目になる新燃荘の新湯へ。
宿舎は新しくなり、温泉施設も色が塗り替えられ、以前のワイルドな雰囲気が感じられないのは残念でしたが、白濁の硫黄泉はもちろんそのままで、硫黄の香りがしっかりと肌に染み付きました。
こうして色々楽しさ満杯の今回のオフ会も無事終了、あれ?何か心にひっかかるのはなぜ?
実は中くらいの事件が・・・
焚き火のそばに置いてあったヘリノックスのチェアーが風で倒れて・・・
ああ、これ以上俺には書けない。
燃えて大穴が開いたなんて書けない。
その他にも、ユニフレームの焚き火テーブルにアルコールをこぼして木製部分を変色させた不届きものがいるなんて・・・
とまあ、いろいろありつつも楽しいオフ会でした。
これに懲りず皆さんまたよろしくお願いします!
メンバーはふかけんさん、takaさん、かおなし♪さん、hopさんと私の5人でした。
かおなし♪さん、hopさん、私は2回目、あとのふたりは初めてです。
熊本からだと九州自動車道を栗野インターで降りて茶畑のなかを登って行きます。
途中桜島が見えたりして気分が次第に盛り上がってきます。
キャンプ場と言っても様々なタイプが存在しますが、ここはかなりなワイルド系で、今はやりのグランピングやおしゃれキャンプとは真反対に位置すると思われます。
この辺りは人それぞれですが、私にとっては心安らぐ場所に感じられました。
ここは標高700mの霧島連山の中腹にあり、宿泊用のロッジ、食堂、温泉(硫黄泉)、蒸し釜、キャンプ場からなっています。
ですが、各設備は経年劣化が進んでいてお世辞にも綺麗とはいえません。
しかしその分利用客も少なくのんびりと非日常を楽しむには最適な環境となっています。
有り難いことにキャンプ場利用者は温泉と蒸し釜が無料で使い放題です。
今まで色々なキャンプ場に行ってきましたが、場内に温泉があるキャンプ場は初めてで、おまけに硫黄泉だったのですっかりその魅力にハマってしまいました。
いつでも入れる源泉かけ流しの硫黄泉、これは贅沢です。
サイトは道を挟んでふたつに別れており、特に個々の仕切りもありません。
予約も特に必要ないとのこと。
また、料金も1泊1,550円と非常にリーズナブル。
トイレと炊事場がイマイチなのが残念ですが、そこはご愛敬ということで。
山に囲まれているため展望はありませんが、周りは林で鳥の声だけが聞こえる静かな環境が気持ちを癒してくれました。
かなりワイルドな蒸し釜付近の様子です。
硫黄の臭いが湯気とともに辺りに充満しています。
肉は余分な脂が落ち、さつま芋はねっとり甘く、卵には不思議な味が付き、十分に楽しませてもらいました。
鶏肉や海鮮系も試してみたいところです。
釜の中から吹き出す蒸気が非常に高温なので、食材を入れる容器にはヒモなどを付けて出し入れする工夫が必要と思われました。
思い思いの場所に陣取っています。
例によってふかけんさん特製の手打ち蕎麦も登場。
毎回お手数で申し訳ないけれど、歯触りも香りも十分で、楽しませてもらいました。
私の今回の料理はタンシチューです。
最終的な味加減はそれなりだったのですが、「とろけるタン」になるはずがそうはならず、時間も想定の3倍以上かかってしまいました。
男爵いもは溶けてしまうのでメイクインを使いましたが、火加減なのか手順なのかいつまでもシャキッとしていて手間取りました。
今回のメイン料理は蕎麦湯を使ったしゃぶしゃぶです。
hopさんの鹿児島黒豚、私の熊本牛、大量の野菜。
黒豚の脂は臭みやしつこさが一切無くついつい大量摂取となるのも恒例の流れです(笑)
いつものように食べ切れないボリュームで、シチューとかおなし♪さんの海草スープは翌朝となりました。
hopさんのミニランタンたち。
これだけ集まると結構な明るさになります。
私の手製のアルコールストーブ。
今回は出番がありませんでしたが、次回はこれで炊飯か調理が出来たらと思っています。
食べるだけ食べて落ち着いたあと再び風呂に入ったのですが、その後takaさんに頂いたビールがとても美味しく、今回のNo.1だったような(笑)
さて、翌朝気持ちよく目覚めちょっと散歩に出掛けてみました。
前回訪れたときと最も変わっているのは山の上に向かってアスファルトの立派な道路が出来つつあるという点でした。
経営者が代替わりして施設を拡張するのか?と思いましたが、後で聞くと地熱発電のためのテスト用のプラントを作るための道路であるとのこと。
そこをブラブラと登って工事現場に着いたところ、30m程先に鹿がいました。
夜も鳴き声が聞こえたし、サイト内にもフンがあちこちに落ちていたので意外ではありませんが、そのわりに姿を見かけないので写真を撮っておきました。
暫く両者にらみあったあと鹿は警戒音を残して山をかけ上がっていきました。
小枝を踏むバリッバリッという音が耳に残っています。
朝は少し肌寒かったので焚き火をしながら朝食を。
かおなし♪さんプレゼンツのフノリのすまし汁、潮の風味が爽やかで朝にピッタリでした。
フノリは初めて食べましたが、どこか懐かしい感じもしました。
前回ここに来たときはまだ全くのキャンプ初心者で余裕もなかったのですが、その後少しづつ経験を積み、あちこちのキャンプ場を見て思うのは、自分にはあまり整備され過ぎない、自然との距離がより近い、ちょっと不便な気配のある所が合っているかなということでした。
もちろん高規格のところの快適さも捨てがたいんですが、非日常を楽しむ面白さにより惹かれる感じでしょうか。
高規格、低規格?織り混ぜながら今後も楽しんでいければいいかなと思います。
早めの撤収後はこれも2回目になる新燃荘の新湯へ。
宿舎は新しくなり、温泉施設も色が塗り替えられ、以前のワイルドな雰囲気が感じられないのは残念でしたが、白濁の硫黄泉はもちろんそのままで、硫黄の香りがしっかりと肌に染み付きました。
こうして色々楽しさ満杯の今回のオフ会も無事終了、あれ?何か心にひっかかるのはなぜ?
実は中くらいの事件が・・・
焚き火のそばに置いてあったヘリノックスのチェアーが風で倒れて・・・
ああ、これ以上俺には書けない。
燃えて大穴が開いたなんて書けない。
その他にも、ユニフレームの焚き火テーブルにアルコールをこぼして木製部分を変色させた不届きものがいるなんて・・・
とまあ、いろいろありつつも楽しいオフ会でした。
これに懲りず皆さんまたよろしくお願いします!
islanderさん熱望の直火焚き火も\(^-^)/
トライポッドも強度問題はありつつも火力調整できてなかなか便利でよかったです。もっと頑丈なものをぜひゲットしてくださいねー
トラブルはある程度仕方ないので、木部は気にしないでください。でもサイドテーブルは個々にあるほうが便利だし個人のもののほうが気兼ねせず使えるかなあ?と思いました。
温泉付きのキャンプ場があることは知ってましたが、これほど快適だとは思いませんでした。
天然掛け流しなので言うことなしです。
次も野々湯かもしれないので都合がつけばぜひどうぞ。
無いと不便ですから。
今回はキャンプの楽しさを再認識したような気がしました。
あちこち行きましたが、ここかゴンドーが自分に合ってると思います。
次回からはこういう系を探すのも楽しそうです。
不慮の事故で椅子のシートが焼けたのは残念ですが、焚き火には細心の注意が必要だということを戒められた気がします。
今更ですが(汗)
でもこの流れの先には野営系が待ち構えてる可能性もありますよ。
案外1年後にはかおなし♪さんがタープの下でハンモックで寝てるかも(笑)
ここは学生時代のテントキャンプを思い出すワイルドさと
素晴らしい温泉、鳥や鹿の鳴き声など・・・
今時の区画されたオートキャンプ場にはない
癒しと懐かしさに大変満足しました。
蒸釜といい硫黄泉といい直火といい、非日常を十分に堪能できて色々リフレッシュできました。
益々キャンプにハマっていきそうです(笑)