遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

夢蛍(ゆめあかり)でソロキャン

2019-02-21 18:43:29 | 車中泊
もう何回目になるのか、比較的近くの穴場的キャンプ場でソロキャンを行いました。
前回はあまりうまく準備が出来なくてゆっくり楽しめなかったソロキャンでしたが、その辺りに留意して 段取りを進めてみました。
さて、一体どのようなことになったのでしょうか。


出かける直前までN-VANで行くかハイエースで行くか全く決まりませんでした。
もともと今回はN-VANで行こうと思っていて、道具類もいつも積んであるハイエースからいったん2階の自室に運び込んでいました。
キャンプ場の場所が阿蘇市の外輪山の上にあり、例年なら凍結、積雪は当たり前だったので四輪駆動であるN-VANの出番という訳なのですが、今年は例年になく暖かい冬で道路状況が良かったことと、設備の簡略化のためカーサイドタープではなく普通のタープでも寒さがしのげそうだったこと(N-VANでは普通のタープは張りづらい)、さらには雨続きでそもそもキャンプが可能かどうか分からなかったこと、等々の不確定要素が多々あり直前まで決められませんでした。



実はここでのキャンプに先立ち、先日下見をかねて現地を訪れてみました。
キャンプ場は「轍」というピザ屋さんに併設されており同じ敷地内にありました。
全部で7サイト、そのうちオートサイトは3つです。
キャンプ場としてはかなり小さめですね。
建設会社の社長さんだったご主人とその奥さんで経営されており、とても居心地の良いお店でした。
また、サイトは芝で覆われており雨の後でもぬかるむことは無さそうだったので安心です。
オートサイトには電源もあり電気の心配もありません。


問題の天気ですが、予報がどんどん変わり、少なくともどちらかの日は雨に見舞われそうでしたが、なんと直前に両日ともに好天予報となり結局気を揉んだ割りには暖かで穏やかな天気となりました。


下見の時伺ったお話ですが、色々困った利用客がいるそうで、黙って店の薪を持ち出して特大のキャンプファイアーをしたり、ダブルブッキングしておいて連絡がなかったり。
そんなことがあってご主人はキャンプ場よりピザ屋の方に軸足を置いておられるように見えました。




下見の時に撮った写真です。
前回の白浜でのオフ会で頂いた蜂蜜を塗ったピザと同じものです。
当然こちらは本格的な味わいですが、オフ会のも結構美味しかったよなあと、罰当たりなことを思うアホ舌のワタクシ。
まあ今まで冷凍かサイ○リアしか食べたことないので無理からぬところでしょう。


ソロの時にはいつもごく簡単な焼き肉や刺身などを食べていますが、今回も牛(安定のアメリカンビーフ)、手羽先、豚の肩ロースがメインで、あとはオイルサーディン缶、天草産カワハギの刺身、砂肝の燻製、フルーツトマト(good)、大好きな亀田製菓の柿の種(ワサビね)。
もしかして気力があったら作ろうと思ったトマトリゾットの材料も用意しましたが気力より火力が足りなく断念しました。
前回のソロキャンで問題となった低温時のガスですが、今回は食事時の気温が1~3℃とそれほど冷え込まなかったうえにカイロを貼り付けタオルで巻いて保温したにも関わらずパワー不足でした。
前回よりマシではありましたが、やはり時間が経つとチョロチョロに。
ST-301に純正のパワーガスなんですがSOTOさん、こんなもんなんですか?オタクの製品は、と言いたくなりました(言ってますがww)



サーディン缶を暖めるだけ。
この時はまだ気温が7℃あったのでバーナーは使えてます。
これは美味しかった!

この後豚の肩ロースも焼いたのですが、結局牛までは辿り着けず、あえなく持ち帰りとなりました。

あ、牡蠣のアヒージョもしたんだった。
でも牡蠣の風味がうまく出せなくて、オイル漬けのなにか柔らかいものを食べてる感じでした。
何が悪かったんだろう?

でもこうしてみるとそこそこ色々食べているので、一応食事を楽しんだと言って良いかと思われます。
残念なことにはビールを3本飲んで次に行くタイミングでなぜか頭痛がしてきてそれ以上飲めませんでした。



ファイアーディスクに乗せた「ユーラークッカースタンド」。
五徳です。
中華製ですが値段のわりに部材が厚く頑丈に作られており、直火でも全く問題ありません。
高さが5段階に調節できます。
アルコールストーブやシングルバーナーの五徳としてももちろん使えます。
足を広げた時にカチッと止まれば言うことなしでした。
良い買い物をしたと思っています。


思ったよりは良い仕事をするアルコールストーブ。
お湯を沸かすのはもちろんホットサンドもなんとか作れます。
これは1,000円台なのであと2つほど買ってきて並べて使えば寒い時でもいろんな料理が出来そうです。
もしくは固形燃料のダブル、トリプル使いもありかも。


アルコールといえば、冬季ということで水道が使えず炊事場(シンクがひとつだけです)も使えなかったので、食器の後片付けにペーパータオルとアルコールスプレーを利用してみました。
スキレットなどはお湯を沸かして脂を溶かしたあとアルコールで拭くと手軽にきれいになりました。
今後役にたちそうです。




ガスとアルコールでなんとか出来たホットサンド。
ハムの他にこんなものも挟んでみましたが、まあ予想通りの味でした(笑)
可もなく不可もなくですね。



サイトの全景。
新緑の時期はきれいなんだろうと思います。
奥の斜面とサイトの間には小さな川がながれていて、筑後川に繋がっているそうです。


今回のソロキャンは前回と異なり、ある程度余裕をもって過ごすことができました。
少しだけ経験値が上がったのだろうと思います。
次の冬は寒いかどうかわかりませんが出来ればテント泊もしてみたいと思います。
この歳になっても(後期高齢者!)次に思いを馳せるということを経験させてくれるこの趣味をこれからも大事にしていきたいものです。

やはり暖かい南国でオフ会

2019-02-04 06:12:05 | 車中泊
2月の定例オフ会はもう何度目になるのか?宮崎県青島の白浜オートキャンプ場で行われました。
ふかけんさん御夫妻、shunsukeさんを加え6人です。


と、その前に先月末に行ってきたいつもの久住山周遊コースの様子を少々。
そもそも4WDのN-VANに買い換えたのは雪の山道を走りたかったからなのですが、昨年と違い今年は阿蘇久住方面でも雪が少なく、残念な思いで天気予報やライブカメラの映像を眺めていました。
1月最後の土曜日(25日)にある程度は降ったのですが仕事を休めず、なんとか29日に溶け残りの雪を見に出かけることが出来ました。


ゴンドーシャロレー近くの林間コース。
ここは年間を通して様々な景観を楽しむことができます。




八丁原の地熱発電所付近。
いつもの何倍もの水蒸気が立ち上がっています。
スキー場もひと息ついたでしょうね。






牧の戸峠登山口。
ここでささやかに雪上走行テストを行いましたが、アイスバーンの上に圧雪が被さった路面をタイヤがガッチリ捉えて、スリップする様子は全く感じられませんでした。
路面の雪は完全に溶けていたので、次回は是非とも雪道走行を行いたいものです。
そうこうしていると、何やら上空に怪しい雰囲気が・・・
見たこともない小型の飛行機があり得ないスピードで久住山の上空を何度も旋回していました。
どうもジェット機のようで、セスナなどとは比べ物にならないスピードと旋回能力。

これはもしかしてあのホンダジェットか?
でもなかなか主翼の上にマウントされた特徴的なエンジンの様子を確認できまず、残念。

その後近くのガンジーファームに立ち寄ってオフ会用の食材を少し入手して帰りました。


さて、オフ会ですが今回はメンバーのかおなし♪さんの新車お披露目も兼ねています。
トイファクトリーの「コルドバクルーズ」でホワイトレターのタイヤと少々いかついアルミホイールがパールホワイトのボディーに思いのほかフィットして光輝いておりました。
これからの航海(クルーズ)が楽しさ溢れたものになりますように!

写真撮り忘れのため既出のものからm(__)m



近くのゆめタウンで食材を調達し、最早通い馴れた感のある宮崎の青島に向かいます。
熊本ICからキャンプ場まではほぼ200kmあります。
これもいつものことながら近づくにつれだんだん暖かくなってきて、到着後車から降りるとふんわりした空気が体を包み込むようです。
気温の差以上のものがありますね。



チェックイン後は昼食を。
これもまた定例となったふかけんさんの蕎麦を頂きました。
最近のキャンプブームで皆さんいろんなスタイルで楽しまれていますが、キャンプ場で手打ち蕎麦を食べる人はいないでしょうから、日本初というより世界で唯一と言っていいのではないでしょうか!
斬新(笑)

ふかけんさんいつもありがとうございます。


ところで、当日は土曜日とあってキャンプ場は満員の盛況でしたが、それこそ皆さん思い思いのスタイルでキャンプをされています。
テントに限ってもサーカスTC、ツーリングドームLX、アメニティードームなどの有名どころの他、球形をしたものや我々のようなスクリーンタープやワンポールタイプなど、まるで見本市のようでした。
以前からツーリングドームLXが良いと思っていましたが、予想外の小ささでビックリ。
やはり実物を見ないと分からないこともあるんですね。
来シーズンはテント泊も検討している私には大変に参考にもなる代わり物欲をそそられる結果ともなり複雑です。
特に隣のサイトのサーカスTCにはヤられました。
比較的若い男性でしたが道具類もシンプルながら厳選された気配で、自分の目指す方向と近いものがあり参考にもなりました。
流行りものはあまり好きではありませんが、サーカスTCはやはり魅力的でしたね。
なお薪ストーブはまだお持ちではないとのこと。
私は先ず持っていく荷物の整理から始めて、余裕を持ったソロキャンが出来るようにならなくてはね!


さて、今回も我々のスタイルはshunsukeさんのスクリーンタープで火を囲んでのものですが、中からあたりを見回していると1台のトイファクトリー車が入ってきました。
なんとこれは珍しい「アルコーバ」。
かおなし♪さんがコルドバクルーズの前に検討していたものです。
すぐ側のサイトに停められたので何気なく通りかかるふりをして話しかけてみると、御夫妻&犬連れで車中泊旅行をされているそうです。
このパターンは某動画サイトでもアップされている方をよく見かけます。


タープの中で色々お話をしながら夕方まで過ごし、五月雨的に夕食へとなだれ込むのもいつもの我々のパターンです。

コールマンのグリルの上に誂えたかのように収まるポータブルピザ窯。
中では味付けスペアリブが焼けています。
この他に玉ねぎスープ、takaさん特製おにぎり、鹿児島黒豚&モツ、アヒージョ、熊本赤牛、にんにくオイル焼き、赤ワイン、梅ワイン、これは珍しいスパークリング獺祭(旨すぎ)等々の暴飲暴食もまたいつも通りの安定路線で、最後にはshunsukeさんからケーキまで出てきてうまくオチがつきました。

この日は夜になってもそれほど気温が下がらず、上はスウェットで過ごすことが出来ました。
FFヒーターも途中でOFFに。


翌朝はこれもいつも通りのホットサンドと珈琲。
さらにはおにぎりの残りとピザ。
ここでピザ窯が本来の仕事をするわけですね。

それにしても今回もずいぶん食べましたねえ!
そうこうしていると、今回は来ないのかなと思っていたふうたさんが登場。
相変わらずお仕事がお忙しそうです。
いつかゆっくり参加していただきたいものです。



楽しい時間は過ぎるのが早く、残念ながら撤収。
とは言えオーニングとワンタッチタープなのであっという間に完了です。
(洗い物はかなりありましたが皆さんが手分けしてやって下さりありがとうございました。次回はガンバりますよ、多分)
余談ですが朝、キャビンサイトの周りでサルが走り回って騒いでました(笑)
猫も多いし油断できませんね。


この日は雨予報で予想より早めに小雨が降りだしましたが撤収は間に合いラッキーでした。
いつも立ち寄る宮崎IC手前の「山椒茶屋」でいつものおでんを食べて帰路につきます。
帰りは八代熊本間で前線の通過にぶつかったらしく何度か突風に見舞われ、車が横に振られる場面もありましたが、以前のようにぐらぐらすることはなく、リアスタビの効果を実感することが出来ました。
これはベース車両に純正で装備するべきものではないでしょうか、トヨタさん。




今月後半にはまたソロキャンを予定しています。
前回より少し余裕を待ってゆっくり過ごすことをとりあえずの目標としてやってみたいと思っていますが果たしてどんなことになるのでしょうか?

次のソロキャンに向けての取り組み

2019-01-23 19:42:38 | 車中泊
様々な問題点が炙り出された今回のソロキャンでしたが、それを踏まえた上で次に活かすため傾向と対策(苦笑)的な事を少し考えてみました。


先ず出てきた問題点や課題を列記してみます。

1 サイトの光量が足りない
2 寒冷時の調理、暖房用の熱量が足りない
3 カーサイドタープの使い勝手
4 荷物の選択とパッキング
5 N-VANの断熱
6 N-VANの寝心地



先ず1の光量の問題。
これは簡単ですね。
今回オイルランタンしか持っていかなかったので、次回は手持ちのジェントスと中華製のいずれもLEDランタンを忘れずに持っていきます。
それでも不足するのであれば新規導入を考えますが、能力と価格の兼ね合いが難しそうです。
ルーメナーのような爆光かつコンパクトなものがベストですがなかなか高価ですからね。
ジェントスのEX-400FやコールマンのCPX6なども大変魅力的ですが、やはりそれなりの価格になります。
そんなことを考えながらAmazonをさ迷っていると、なかなか良いのを発見。
それはUSBタイプのLED電球です。
光量もあり消費電力は5Wで、価格も1,000円とリーズナブルです。
これはポータブル電源で動かせます。
試してみる価値はありですね。
まあ次回はとりあえず手持品で試してみましょう。



2の熱量問題ですがなかなか厄介です。
今回はSOTOのST301(シングルバーナー)とコールマンのクイックヒーターがガス駆動でした。
パワーガスを使ったにも関わらず、いずれも気温がマイナスになると能力低下が著しく本来の機能を発揮することが出来ませんでした。
YouTubeでは雪が積もるなかバーナーを使って料理する場面の動画もあり、現状になにか納得できない気持ちがあります。
対策はふたつあり、ひとつは何とかしてボンベを暖めること。
実は今回シングルバーナー用のボンベに貼るカイロを2枚貼り付け、その上から保温カバーを被せたのですが、カバーがあまりにもぴったりで、どうもカイロが中で酸欠したらしく冷たいままでした。
なので次回はカイロを貼った上からタオルを軽く巻き付け保温と酸素供給を図ってみようと思います。
またヒーターのようにボンベがタテ型のものはボンベの半分くらいをお湯に浸けて稼働してみたらどうかと考えているところです。
暖め作戦が玉砕した場合は新規導入しかありません。
果たして他機種のガスバーナーで寒冷時にも性能を発揮できるものはあるのか?
レビューだけではわかりません。
友人の持っているST310と同じ条件で比較してみたいと思います。

その他にはガスより寒さに強いと言われるガソリンバーナーがありますが、価格、ガソリン持ち運び等ちょっとハードルが高いような気がしています。
ポンピングとかカッコいいんですけどね。


3のカーサイドタープ問題。
手軽に張れてそれなりに使い勝手のいいカーサイドタープですが、車に一部を固定して成立するものなので、張ったあとは車を動かすことができないという宿命があります。
また、車の下から入ってくる風(冷気)もなにか対策をしないと冬には厳しい時もあります。
更に焚き火の煙が隙間から車内に侵入し、しばらく煙臭くなるのもあまり気持ちのいいものではありませんね。
これについてはもう普通のテントを導入するかどうかの問題になります。
荷物をテント内に運び込み、そこで食事や休憩をし、寝るのは車内という斬新なキャンプ形態(失笑)
もちろんあまり大型のものは手に負えないので2~3人用で前室のあるもの、ということになるでしょうか。
こうなると、じゃあ寒いときはどうするか?
当然薪ストーブ導入ですねえ。
ついでにテント泊してみるか?
ならばコットも欲しいなあ。
と、次第に話が大きくなりそうなのでひとまずクールダウンするために実行するにしても来シーズンということにしましょう。


4の荷物の選択とパッキング。
これもなかなか難しい問題です。
まず荷物の量を減らすには?
食事をシンプルなものにして食品を少なくする。
出発前の買い出しではついあれこれ買い込んでしまい、結局持ち帰って家で食べるパターンを繰り返しているので、いい加減学習しないと!
実際は焼き肉プラス1~2品位で十分なんですよね。
そうなるとクッカーセットも不必要です。
酒類もほどほどに。
ビール350×3、ハイボール350×2かな。
寝具も減らせそうです。
もし電源付きサイトを選べるキャンプ場ならセラミックヒーター(手のひらサイズ)を使うことによって毛布と予備のシュラフが要らなくなります。
電気毛布稼働用のポータブル電源(5kg)も要りませんね。
衣類ですが、雪にならない限りブーツは要らないし、ワークマンの 防寒ズボンが優秀なのでオーバーパンツも不必要です。
これだけでもかなりの減量化が出来そうです。
パッキングは必要なものが見つけやすいように、できるだけ品目毎に収納してみます。
ケースは4個あるのでなんとかなるような気がするようなしないような・・・


5の断熱。
N-VANはキャンピングカーではない単なる商用バンなので断熱は施されていません。
今回のソロキャンでもフロントガラスの内側についた結露が凍りついていました。
しかし本格的にこれに取り組むと色々大変なことになるし、自分でやるスキルもないのでひとつだけ試してみたいと思います。
それは窓の断熱です。
オプションのサンシェードを購入しましたが、現物を見てなかったので納車時に見てビックリ。
フェルト地の布一枚物でした。

そこで、ありがちなものではありますが厚さ10mmの銀マットでサンシェードを自作してみることにしました。
試作品。


ガラスと窓枠の隙間に嵌め込むつもりでしたが、隙間が想定より狭かったのでガラスとの間に隙間が。
まだ改良が必要ですがぼちぼち作っていこうと思います。
N-VANの車内後部は鉄板むき出しなのでガラスだけでは不十分ですが、色々工夫するのもけっこう楽しかったりします。


6
N-VANのウリである助手席フラット仕様。
長さが2m以上あってまっ平らなので、ウレタンマットとエアマットを敷けば十分寝ることができます。
しかし少々問題がないことはないです。

分かりにくい写真ですが、タイヤハウスが少し出っ張っています。
このため微妙に肩の辺りに当たってほんの少しだけ体がくの字なるのでそれを解消したいところです。
それには出っ張りより少し高いベッド状のものを設置すれば解決しそうかなと考えています。
比較的簡単なのはイレクターパイプで枠を組みその上に板を張りマットを敷いて寝るということになります。
ベッドの下に荷物も置けるのでスペースの有効利用にもなります。
動画も数多くアップされているのでいつかはやってみようと思ってますが・・・


出来ることはそれほど多くありませんが、やれる範囲で少しずつです。
ある程度余裕がないとキャンプを楽しむことが出来ませんからね!




ソロキャン 降りかかる試練の数々

2019-01-20 19:53:09 | 車中泊
今回のキャンプでは、私は大きな勘違いをしており、そのために数々の試練が降りかかってきてしまいました。
その勘違いとはいったい何か!


その前に到着までの流れを簡単に。
荷物のパッキングとN-VANへの積み込みは前日夜までにほぼ終わっていたので、先ずはゆめタウン光の森店で食料品の買い出しをします。
今回食べたかったのは牛の炭焼ステーキ岩塩かけと海老牡蠣のアヒージョ、飲み物はビール、ハイボール、そしてホットワインでした。
つまみには柿の種と缶つま。
昼食は定番の握り寿司。
ハイボールはバランタインのファイネスト、ビールはオリオンとプレモル、ワインはガメイヌーボー(と書いてあるww)。


買い物は少し時間がかかったもののまずまず順調に終わり、出発です。
チェックインの前にとりあえずいつものように温泉に寄り道です。
キャンプ場近くの耕きちの湯が閉店したのはとてもとても残念です。
大正浪漫あふれる正統派硫黄泉だったのに。
今回利用したのは黒川温泉の入り口にある「夢竜胆」。
内湯と露天で、露天は混浴になっています。
こういうパターンはこの辺りでは結構見られますが、今時どうなんでしょうかね。
家族湯を備えておけば良いような気もするんですが。
かえってゆっくりできない気がします。
これといって特徴のない温泉ですが、気持ちよく入ることが出来ました。
そしてここでも外国の人で一杯でした。
もはやありふれた景色となりましたね。
受付でお聞きしたところ約半数がそういった方々とのこと。


午後1時、予定通りチェックイン。
この日はもうひと組いるだけでした。

ご夫婦でかなりベテランとお見受けしました。
サーカスTCに薪ストーブ。

いい天気に恵まれました。
風もそれほど強くありません。

何やらお洒落な飾りつけが!

前回私が焚き火台をひっくり返して焦がしてしまった芝生です。

しばし暖かい日差しの中でマッタリとします。

設営も順調に。
新たに購入した鉄のペグも小石をものともせずぐんぐん突き刺さります。
やっぱり揃えるものはちゃんと揃えないとねえ。

これも新たに購入したローテーブル。
小物を置くのに便利ですし、熱いものも置けます。
この後辺りを散策し(ノコギリ持参で)松の倒木を探します。
枝の根本などに松脂が沈着しファットウッドなるものが出来ることがあるそうで、それを探します。
焚き火で着火する際、簡単に火がつきなおかつ長持ちする火種となります。
しかしほんの少しはあるものの、使えるレベルには程遠く、今回は断念しました。


そうこうしているうちに次第に夕方になり素晴らしい夕焼けを見ることが出来ました。




炭から薪へと焚き火も順調。



夜になると素敵な飾りつけが!
幻想的ですねえ。
ついでにサイトにも電源つけてくれないかなあ、車内でセラミックヒーター使えるんだけどなあ。



コールマンのガスヒーター。
寒いと能力が落ちる。


ではいったい何が不満なのか?
問題は何だったのか?
それはこれから次第に明らかになります。
日没ともなれば当然暗くなり、灯りが欲しくなります。
そこで我がオイルランタンに点灯しますが、これが(当然)薄暗く食事をする手元を照らすのには全く不向き。
かといって他にランタンは持ってきていません。
グルキャンならば誰かが明るいのを持っていて照らしてくれますが、そうはいきません。

画像ではそこそこ明るく見えますが、なんとか海老の姿が見えるか見えないくらいの暗さです。
これから色々作って食べようと思っていた矢先にこれで、急にテンションが下がりました。
そして最大の問題!
荷物はコンテナ2個、プラかご2個、その他となっていたのですが、とにかく詰め込むことを急ぐあまり何がどこへしまってあるか把握できていません。
薄暗い中で何度も荷物を覗いて引っ掻き回しようやく見つけ出す、といったことを繰り返し、下がり気味のテンションはとうとう地に落ちてしまいました。
そうしているうちにも気温は下がり、今度はガスを使ったバーナーの火力が弱ってきます。
これはもちろん予想していたのでプロパン配合のパワーガスを使っていたのですが、それでも火力は弱まるばかり。
さいわいランタンの代わりに強力懐中電灯を使い照度は確保できましたし、焚き火が順調だったので一息つくことができ、いくらかやる気も出てきました。
しかし何がどこにあるか分からないのは相変わらずです。
凍結防止のため水がトイレ以外は使えず、洗い物も手間がかかり、焚き火も油断すると弱まってくるし、次に食べるものの段取りもあるしまた探し物をするし、これはいわゆる負の連鎖、ネガティブチェインというやつにはまってしまったようです。


更にここでひとつ重要なことに気がついてしまいました。
N-VANを使ってのキャンプはこれで3回目になり、そこそこ手慣れた気持ちでいたのですが、よーく考えてみると前2回はオフ会でありグルキャンでした。
N-VANを使ってのソロキャンはこれが初めてだったのです。
ここに至ってようやく仲間や便利なキャンピングカーの有り難みに気が付くも時すでに遅し。
本日のメインである炭焼ステーキもそそくさと食べ終え(でも安い肉のわりにとても美味でした)車内に引きこもります。
そういえば体を暖めるために作ったホットワインですが、甘味を入れなかったせいか(シナモンのみ)いまいちピンと来ない味でした。
バランタインは軽やかでハイボールにはピッタリですね。


さて、冷え込むであろう夜を快適に過ごすため、今回はポータブル電源による電気毛布とシュラフのなかに貼り付けるカイロを使う計画でした。
下から順番にウレタンマット、エアマット、電気毛布、シュラフ、シュラフ、毛布というラインアップ。
ところが何度やっても電源が落ちて電気毛布が使えませんでした。
やはり寒いので電源がパフォーマンスを発揮できないのだと思いましたが、帰って検証した結果電気毛布の異常だと判明しました。
ただしカイロが予想以上の能力を発揮し足元や肩口等を暖めてくれたお陰で安眠とまではいかないけれどちゃんと寝ることが出来ました。


そして翌朝、タカキベーカリーの薄いライ麦パンを使ったホットサンドとコーヒーでサクッといくつもりでしたが、ボンベが冷えてやはりバーナーの能力が発揮できずヘナヘナのぬるいホットサンドを食べることに。
ちなみに最低気温は7時前にマイナス4.3℃と記録されていました。

その後、朝日が直接当たり気温が10℃以上になるとバーナーは息を吹き返しました。


このように終始色々噛み合わないまま終わった今回のソロキャン。
しかし今後に向けて貴重な経験ができたと思えなくもありません。
荷物のパッキングの失敗は論外ですが、メインランタンの導入は必須かと思われます。
カーサイドタープは便利ですが、保温性が低く、設営すると車が動かせないなどの弱点があるのでテントを使うかどうか要検討です。[
でもそうなると薪ストーブも欲しくなり色々エスカレートしそうなので慎重に考える必要があります。
動画サイトでソロキャンプのシーンをよく見ますが、皆さんとても落ち着いて楽しんでおられます。
どこがどう違うのか、その辺にも注目しつつ見ていきたいと思います。
また、来月もオフ会の他に休みを確保したので、今度は違う場所へ出かけてみようかなどと考えているところです。

追記

ワークマンで今回のキャンプのために購入したブルゾンとオーバーパンツと裏起毛ズボンはいい働きをしてくれました。
性能は優秀だと思います。


コールマンのガスヒーターはやはり気温が下がると能力が落ちてきました。
手を暖めるくらいならいいと思いますが、それ以上求めるのは厳しいかも。



Tea&Herbtea36というお店。
ゴンドーの近く。



耐寒ソロキャン準備編その後

2019-01-17 05:54:10 | 車中泊
さて、いよいよソロキャン予定日まであと1日となり、準備もそれなりに進んできました。
まだ終わってないんかい!という声も聞こえますが、気が向いたときにボチボチやっていますし、それ以上に準備することが多く思ったほど進まなかったというのが現状です。
YouTubeで動画を見ても皆さんかなりな量の道具類を車にぎっしり詰め込んで運んでいますから当然といえば当然なんですが、一方で私はテント泊でもなければ流行りのストーブもないし、そこそこコンパクトなものを選んでいるつもりだったはずなのになぜこんなに手間取るのだろうと我ながら理解に苦しみますね。


動画ではキャンプでの忘れ物の事が多く取り上げられていて、私自身クッカーや食材を忘れるという痛恨の失態(笑)をヤラカシていますから、今度こそはと普段やりもしないメモなど作って漏れがないかチェックするのですが、そのメモに書き込むのを忘れたものは当然持っていくことはないので万全とは言えないのが残念です。


キャンプ道具は災害対策グッズでもあるので普段はハイエースにすべて積み込んでありますが、その中から必要なものを選んで運びだし、ないものは新たに買い足し荷物を作っています。
それを含め今後の参考のためにも(自分のね)ちょっと書き残しておこうかと思います。


○先ずは寒さ対策の衣料品。
今をときめくWORKMANですよ。
ここでフードつき厚手のジャンバー、暖かズボン、オーバーパンツ、そして人生初のブーツ、革手袋を買いました。
ブーツって履くときにスルッと入らないものなんですかね?
履き心地は良いんですけど。
その他既存の毛糸の手袋や帽子、ネックウォーマー、軍手。
外での暖房としてColemanのガスヒーターとOD缶(プロパン配合)を購入。
車内外の気温を計るのに室内外温度計。
さあ、WORKMANは久住高原の寒さに対抗できるのか!
楽しみです。

○寝具関係
mont-bellとColemanのシュラフ、ニトリの毛布、ウレタン断熱マット、エアマット、電気毛布、貼るカイロ。
車内も当然零下になりますが、これで耐えしのげるか?

○電源
ゴンドーシャロレーには電源がないのでアンカーパワーハウス(400Wh)、ジャンプスターター。
小型のLEDライトも電源として使えます。

○キャンプ道具
カーサイドタープと車への取り付け部品、ポール、ガイロープ、ペグ、ペグハンマー、焚き火台、レジャーシート、テーブル大小、椅子、オイルランタン、LEDランタン、火おこし道具類、火消蓋と缶、アルコールストーブ、燃料(オイルとアルコール)、CB缶及びそのカバー。
風呂セット。
キャンプ前と後の温泉がとても楽しみです。


○食事関係
小型グリル、スキレット、ホットサンドメーカー、カトラリー一式、皿、クーラーバッグ(不用かも?)、クッカーセット、ガスシングルバーナー、パワーガス、厚手のホイール、水タンク。
調味料少々。
今回、薪と炭は現地で調達します。
また、料理はごく簡単なものにするつもりです。
でも焼き肉だけでは体が暖まらないので、何か作らないとなあ。
水道が出ないとのことなので、なるべく洗い物が無いようにしたいところですが。


○食材
食材は途中で買っていきます。
夜の焼き肉、アヒージョ、朝のホットサンドは確定ですが夜にもうひと品・・・
アルコールは今回3種類。
ビールの他に何を飲むか?
今まで飲んだことのないものを試してみようと思います!


現地は19日朝かなりの冷え込みが予想されますが(降雪は無さそう)果たして寒さを楽しむことが出来るでしょうか?