遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

ちょっとはキャンパーらしくなったのか

2019-06-24 20:17:03 | キャンプ
さて、6月のオフ会はだんだんと暑くなってきたこともあり、標高約1,000mの場所にある別名「天空のキャンプ場」といわれる南小国町のゴンドーシャロレーで行われました。
何度も利用しているので次第に顔馴染みとなりつつあるようです。
九州北部は今年は少雨で未だに梅雨入りしておらず、とはいえ曇り時々雨の予報だったため、天気予報を何日も前から見ながら気を揉んでいましたが、幸いなことに結果的にはわずかな小雨が降っただけで、無事に終わることが出来ました。
雨で困るのは撤収で、我々のようなへなちょこキャンパーはノウハウを持ち合わせてないので心配でしょうがないのです。
後で乾かすのが嫌だからタープも出さないとかそれ以前に雨なら参加しないとか、キャンパーの風上にも置けない状態です(笑)



参加者は安定の3人組、かおなし♪さん、hopさん、私。
メンバーのなかの「ふかけんさん
&takaさん」ご夫婦はなんと沖縄旅行とのこと。
羨ましいけど現地の天候はどうなんでしょう。
梅雨前線がなかなか北上しないようですが。


今回のキャンプの個人的な課題というか目標?は、前回の(やはりゴンドーシャロレー)リベンジです。
前回はとりあえずテントとタープをなんとか張ったけれど、なんとも間抜けで役立たず状態になったので、ちゃんと使えるものを張りたい。


ちなみに前回は

ただタープがテントに被さってるだけで、これで雨でも降ろうものならテント内にも降り込んで来ますよね。
で、今回は

いわゆる前室的なスペースも確保できました。
タープ素材に綿が使われているTCと呼ばれるものなので、燃えにくいあるいは穴があいても燃え広がらないらしいです。
つまりタープの下で焚き火も出来るということ(自己責任で!)

道具を出しきってないのでスカスカですが、一応「らしく」なりましたでしょうか。
ここに座って辺りを眺めると狭いながらも楽しい我が家的な感覚がしてきます。
これからしばらくはこのレイアウトでやっていくつもりです。
椅子の向かって右にある華奢なテーブルは自作で、メンバーのかおなし♪さんと同じ構造で競作したものです。
日曜大工が趣味というかおなし♪さんはさすがにしっかりしたものを作ってきており、なおかつアンティーク調の処理まで施してあり立派なものでした。

十分実用に耐えますね。
私のはまだまだ改良の余地ありだな。
ニスも塗ってないし。
男の秘密基地から外を眺めると車が邪魔して景色がなにも見えないの図。

次からはその辺も考えようね。


あまりたくさん食べられないオジさん3人なので、料理はごく少な目にしました。
かおなしシェフによるサバ缶とキャベツと玉葱のトマト煮込み。
こうすると和風の鯖がいつのまにか洋風?欧風?になりました。
違和感無く食べられて美味しかったです。
hopさんの茶節。
和風が心に染みるなあ。
そして私のは阿蘇特産赤牛のカルビ。
これで大体満腹になるのでちょっと情けない。
ガツガツと飲み食いしたいけどもう無理なお年頃となりました。


体調はとても良かったのに、案外ビールも進まず、焼酎にも手が出ず。


昼間は体を動かすと汗が出るくらいでしたが、さすが高原だけあって陽が陰ると急に寒くなってきて上着を忘れたことに気がつきました。
仕方がないのでいつも持ち歩いている雨具の上着を着込んで丁度いい位です。
忘れ物と言えば今回はペーパータオル(アルコールとセットでとても役に立つのに)と敷き布団代わりの毛布も忘れてきました。
キャンプあるあるとはいえ代わりのものを簡単に入手できないのでこれも課題ですね。


さて、キャンプでの個人的な楽しみと言えば、私の場合野鳥の囀りを聴いたり姿を探したりということになります。
ここのキャンプ場は高原の林間とあっていつも様々な鳴き声を聞くことができます。
そして今回もはじめて聞く鳴き声が!
それはなんと夜中に近く遠くずーっと聞こえていました。
ヒューヒューあるいはフィーフィーとかぼそい口笛のようで、最初は鳥の声とは思えませんでした。
心当たりがあり、調べてみるとやはり「トラツグミ」でした。
映画のキャッチコピーで鵺(ぬえ)と呼ばれていたのはこの鳥です。
今回ももちろんテント泊だったのでよく聞こえました。
早朝など様々な囀りが聞こえて来てうれしい反面分からないものも多く、動画サイトなどを参考に少しづつ覚えていきたいと思っています。


鵺の声を聴きつつウレタンマットの上に寝転がって掛蒲団代わりの封筒型シュラフに包まって、特に寒い思いもせず快適に朝を迎えることが出来ました。
インナーが垂れ下がって狭いと思っていた幕内ですが、設営の際に下回りのテンションを強めにしたところピンと張ることができ、これならタープを持ち込むことも可能ではないかと思いました。
ただそれにしても小振りなテントなので、例えフライシートのみでも薪ストープの導入はちょっと厳しいのではないかと思われます。
これについては引き続き検討を重ねるという方向で・・・


今回は朝食を各自で調達、調理するというグルソロ形式なので5時に起きて準備しました。
夜はめっぽう弱く、すぐ眠たくなる私ですが、朝は大変強く目が覚めたときには通常時の95%位の状態になっていて、もちろん空腹でもあります。



勢い余って腕に卵を振りまく(笑)

2時間後に起きてきて朝食の準備をするかおなし♪さん

hopさんのタープはタトンカのスクウェアタイプ。
ひと味違った張り方です。

散歩がてら高いところから眺めていると下の方から雲?霧?が湧き上がってきて、しばらくするとサイト全体が霧に包まれてしまいました。
もう少し早めに見ていたら雲海が見えたかもしれませんね。
残念!




今回使ってみて、TCのテントやタープはポリエステルオンリーに比べザックリとして分厚いので夜露に濡れたら乾きにくいのではないかと思っていましたが、若干の通気性があるためか、思ったよりは乾くのが早いと感じました。
テントが小さいので重量も気になるほどではなく案外使いやすいのはうれしい誤算でした。
今のところ特に他のテントが気になることもないので、当面今のテントオンリーでいきたいと思います。
コットを導入するかどうかはまだ決めかねていますが。


そういうわけで今回も楽しく遊ぶことができました。
目指す方向は少しづつ変わりつつありますがソロキャンも交えながら、あまり難しく考えず今後も楽しくやっていきたいと思っています。
みなさんまたよろしくお願いします😀

5月のあれこれ

2019-05-30 20:00:05 | 日記
5月は10連休(すでに懐かしい感じさえ覚える)後半もあり、仲間たちも色々忙しいようで、結局オフ会は来月に持ち越しとなりました。


22日はライフワークでもある、父とのお出かけ。
手近なところはかなり行き尽くしてますが、季節ごとに見所も違ってなにかと新しい発見もあり、飽きることはありません。
新緑、紅葉、遠望、積雪等々。
今回のルートは、これも数えきれないほど訪れた菊地、小国、瀬の本、筋湯、長者原、牧の戸コースで、そのあと箱石峠、高森を通って南阿蘇に新しく出来た商業施設を覗いてみるという計画で出発しました。


途中、南小国で山鳥の森キャンプ場に下見のために立ち寄りましたが、あいにく休業日で誰もいません。
とりあえず場内を一周してみます。
敷地のなかには魚釣りのできる池や子供用のプール?もあり、完全なファミリー仕様のようです。
我々の仲間も私自身も徐々に経験を積み、自分達の楽しみ方も覚えつつあり、その流れから見るとここはベクトルが違っていると感じました。
でも、小さい子供をつれてくるには素晴らしい場所だと思います。



その後長者原から牧の戸峠を越えて降りたところにあるハーブティーの店に立ち寄り、コーヒーを一杯。
Tea&Herbtea36というお店です。
店休日でしたがたまたま中にいた店員さんが我々に気がついて店を開けてくれました。
ちなみにこの店員さんは熊本市内から通ってきているそうです!
そこで耳寄りな情報をふたつ。
ひとつは内牧の「はな阿蘇美」でバラ祭りが開催中であること。
もうひとつは地震による道路崩壊で閉鎖されていた仙酔峡が開通となり、ミヤマキリシマが咲いていること。
どちらにしようか悩みましたが結局バラ祭りに行くことに。
私は植物全般にあまり興味がなく、逆に植物大好きな父に聞いて決定しました。

手前に咲いているのはネモフィラ(と書いた札がありましたww)
これを覚えたのが今回の大収穫です。

なかなか見事です。
お手入れも大変だろうなあ。

大喜びの父とあっという間に飽きてしまった不肖の息子(笑)
でもこれだけのバラを見るのは初めてかな?
去年水俣で見たけれど、これほどきれいに咲いてはいなかったような気がします。




そして

花に囲まれて一服。
ここでパッタリいっても本人的には大満足かもしれませんね。
ちょうど満開のようで、いいタイミングでした。
この後併設のレストランで食事をしましたが、何気なく付けたサラダバーが思いのほか充実していてちょっとビックリでした。
これだけで(¥320)完全に1食分はあるので、次回はちょっとだけなにかを頼んでサラダバーをつければ丁度いいのではないかと思います。
ちなみに内容は、お茶、ご飯、高菜飯、味噌汁、スープ、サラダ各種、プリン、ソフトクリーム、デザート類等でした。
ハンバーグの単品かなにかを頼めば十分ですね。
というわけで色々充実した半日を過ごすことができ、父も大満足でした。


もともと25、26日はオフ会のために仕事を休む予定でしたが、来月に持ち越しとなったので、当然のようにソロキャンに変更し南小国町のゴンドーシャロレーに予約を入れておきました。
友人の一人は同日に開催されているキャンピングカーショー(in熊本)に奥様と一緒に行って、次期キャンカーの下見という重要なミッションがあるとのこと、もう一人の友人は仕事が最近忙しく疲れぎみで腰の具合もよろしくないそうで、その時点で今回は一人オフ会だなと思っていました。


前日の金曜日、腰の痛い友人からラインが入ってきます。

こんなところでこんなことをしているようです。
ああ、家(M崎県)の近くでいいとこ見つけたんだな。
それも良いよね。
腰が痛いから遠出は無理だしね。
「で、そこはどこなんです?」
「鍋の平です!」
「ハア?」
鍋の平キャンプ場は熊本県の高森町にあり、我が家からもそう遠くはありません。
腰が痛くて動けないはずなのに隣県まで出張って来ている模様です。
おまけに優雅にソロキャンを楽しんでいる雰囲気ではないですか!
あとで聞けば、私を騙し討ちにして楽しもうという魂胆であったとのこと。
人の良いのだけが取り柄の私は見事に引っ掛かったというわけです。
当然のごとく次の日の私のソロキャンにも参加するとのことで、追加予約をすることに。
持つべきものは友・・・・ですね。
それはともかく、鍋の平キャンプ場は根子岳の麓の芝生のきれいなところだったようで、近いうちに行ってみたいと思います。
もう一人の友人は前週に雨のなか、この鍋の平を下見してあまりいい印象を持たなかったようですが、ここに限らず雨キャンプは出来れば避けたいところですね。



さて、私にとってはソロキャン本番の日、日本全国が5月としては異例の猛暑に包まれました。
いつもならこの時期20℃を下回るはずのミルクロードの上も27℃。
標高1000m弱のゴンドーシャロレーに着いても26℃。
でも日陰でじっとしていれば湿度が低いためかヒンヤリして快適です。


今回は前回のソロキャン同様展望のきかない林間サイトを予約しました。
木立に囲まれているため落ち着いて過ごせてとても気に入ったからです。
サイトも広々しています。
平地では滅多に聞くことの無いカッコウやホトトギスがひっきりなしに啼いて高原気分を盛り上げてくれます。
キツツキのドラミング音も響いてきます。
鹿とよく似た鳴き声からするとアオゲラでしょうか。
あと、茶屋の原でも聴こえていましたがアオバトの「ワーオーワーオー」という奇妙な鳴き声も。


それはともかく、今回は自分にとって大事なミッションがあります。
前回の茶屋の原キャンプ場で初張りしたテントに、新たに購入したヘキサタープを連結してみるというものです。
連結は無理としてもとりあえず被せる位はしてみたい。
午後の日差しに照らされて大汗をかいてなんとか張ってみました。

アレッ?
なんか違うなあ。
こんなはずではなかったような気がする。
寛ぐべき前室的なスペースがない!
タープに対してテントが大きい?
でも前後にポールが立っているのでずらせない。

でもまあ、今回は張れることが分かっただけ良しとしようか。
次回は前方(向かって左)のポールを高くする、タープ後方とポールの間にロープを張ってテントを後ろ(向かって右)にずらして前室的なスペースを稼ぎ出す、という方針でカッコヨク張りたいものです。


テントを張っている最中にやって来た友人と共に近くの黒川温泉の「野の花」で温泉を楽しみ、サイトに戻って(10分位です)いつものごとく焚き火と食事になだれ込みます。




手前で私が焼き物を、友人は向こう側で地鶏やこてっちゃんを調理という、ちょっとソロソロ気分で静かに時が過ぎていきました。
この辺の何気ない、それでいて非日常のひとときが私にはキャンプの醍醐味と思えます。


林間サイトは3つ並びであり、片側はソロ(ハンモック泊!)、もう片側は中学生くらいの男の子をつれた父親でそれぞれゆっくり楽しんでいたようです。
この日は50組位の利用者があって、上の景観の良いところも満席状態でした。


テントで寝た私は(友人は車中泊)朝の5時前にテントに降り注いでくる鳥の声で目が覚めました。
すぐ側で名前のわからない鳥がしきりに囀ずっているようです。
長い間生きてきて、恐らく最高の目覚めだったのではないでしょうか。
外に出ると鳥が逃げると思い、しばらくの間テントの中でじっと聴いていました。


朝食はマフィン、ハム、レタス、卵とコーヒーで簡単に済ませました。
食べ終わる頃友人も起きてきましたが、この辺がソロソロの良いところで、自分のペースでゆっくり過ごすことができます。
オフ会でも夜はみんなで、朝は各々というのがいいかもしれませんね。



今回はタープとテントが思ったように張れず、それぞれで夕食とはならなかったのですが、次回は出来ればそれを実現したいと思います。
やはり自分のテントとタープの下で食事、というのがベストの形ですからね。


当初の予定では撤収後キャンプ場を下見しつつ帰宅するはずだったのですが、前日キャンカーショーに行ってきた友人が、珍しい車があったので是非見ておくようにと何度も言うので、予定変更で益城町のグランメッセ熊本に出かけてきました。

分かりづらい写真ですが、SUZUKIキャリー(現行ではない)ベースのキャンピングカーで、荷台に鉄製の箱を載せさらにその上に折り畳みのテントのようなものを就寝スペースとして載せています。
ノンターボの軽四だし、そこそこ重量もあるので長距離は無理だけど、自衛隊の小型特殊車両のようでカッコいいし、キャンプなどの遊び車としては十分使えるのではないかと思いました。




というわけで5月も終わり、梅雨から夏へと苦手な季節がやって来ますが、できるだけ高度のある場所でのキャンプを楽しみつつ、乗りきっていきたいものです。

なお、別日に3ヶ所ほど南阿蘇周辺のキャンプ場の下見をしましたが、それはまた機会があればアップしたいと思います。

GWあれこれ

2019-05-08 20:22:09 | 旅行
さて、5月5日にソロⅩソロを無事終えて自分時間を楽しんだあとは父と約束していた宮崎方面第2弾、西の正倉院と新緑を愛でる旅が控えています。
物忘れが進行している父なのでスケジュール表にしっかり記入し、食卓の横に張り付けています。
でも一晩寝たら忘れるか、他のなにかと混同して訳がわからなくなりオロオロするんですけど。
96歳なので致し方ないですね。
今回のようなハードスケジュールは体に負担を強いることになるのでしょうが、本人がとても楽しみにしていて、表情も活き活きしてくるのがよく分かるので、今後もできる限り続けていこうと考えています。



それはともかく、せっかく宮崎まで行くなら別のどこかにも寄れないかと考え、友人のブログにあった西都原古墳群にも立ち寄ることにしました。
私も以前から興味がありました。
コースは高速道を使って西都まで行き古墳群を見学、その後日向まで再び高速で移動、下道で美郷町の「西の正倉院」を見学後、同じ友人に教えてもらったひむか神話街道で五ヶ瀬へ、R218、R445、開通した九州中央自動車道、九州自動車道を乗り継いで帰宅というなかなかのハードスケジュール。
この日の走行距離は420kmオーバーとなりました。








大小様々な古墳が広大な草原に数多く点在しています。
その多くは皿を伏せたような形をしていて頂上には目印なのか整理するためなのかコンクリートのような物で出来た短い柱が1本立っています。
中にはかなり大きめの、形の違ったものも見えました(方墳?)
田畑の中に独立している古墳は見たことがありましたが、このように数百も集まっているのは初めて見ました。
千数百年前の物らしいのですが、いったいなぜここに?誰が?誰を?
登るのはためらわれたので、せめてもと斜面をパンパンと手で叩いて見ましたが、みっしり詰まった土の感覚がはねかえって来るだけでした。
これが出来た当時の風景や人々の様子はどんな風だったのか。

古墳時代で調べるとこんな画像が。
昔、教科書で見たような記憶があるような無いような?


ゆっくりと見て回りたかったのですが、それほど時間もないので次へ向かいます。
先日美々津に行った時に通った耳川沿いの道をさかのぼり美郷町南郷にある西の正倉院を目指します。
途中の東郷町では連絡していた友人のお見送りを受け、思ったより早く現地に到着。
残念ながら急な石段があり父は門前で待機となり、私だけ見てきました。





本物の正倉院を見たことがなかった私はこれを見るまでもっと高さが低く華奢な建物を想像していましたが、縦横高さともにそれの倍くらいある堂々としたものでした。
西都原古墳が出来たのとそれほど違わない時期に(700年代)このような建築物が出来たということにも驚きを覚えます。
中は簡単な資料館的なもので特にみるべきものはなかったのですが、いつか本物を宝物と共に見てみたいと思います。


ひむか神話街道は狭いところはあるものの概ね走りやすい道で、思ったより早く五ヶ瀬町に着き、その後予定通り山都中島西ICから真新しい九州中央自動車道に乗り帰宅。
宮崎、大分の内陸部は山深いところが多く訪れる機会も少ないのでまだ私のなかでは迷路のようなイメージですが、これからもあちこち走ってみたいと思っています。

こうして今年の長いGWも終わりました。
色々忙しかったけれど、こうしてバタバタと出来るうちが充実してるとも考えられます。
盆休みも同じようなことになりそうなので、体力を温存して楽しみたいと思います!


と言いつつ実は次の日もお出かけを(笑)
この日はいつもの阿蘇久住周遊コースです。
日向路にはどういうわけか今が盛りの山藤が見られなかったので、ちょっと見ておこうというわけです。
ミルクロード→マゼノミステリーロード→南小国→瀬の本→筋湯→長者原→瀬の本→やまなみハイウェイ→ミルクロードという定番コース。
目的の山藤はちょうど真っ盛りで、こんなにあったのかというくらい咲いていて堪能できました。
新緑も中後半でしょうか。
この日は珍しく霞や黄砂がなく、パノラマビューが広がっていました。





GW ソロⅩソロ

2019-05-06 16:24:35 | キャンプ
平成から令和にまたがる今年のGWですが、私の休みは30日から8日にかけての9連休となりました。
29日から4日までは普段別々に生活している妻が娘と孫を連れて熊本に来ることになり、私にとっては1歳半の孫との初対面となります。
わずかな日数で果たして親しくなれるのか?
多分ダメだろうなあ、と弱気な思いでいましたが、結果的には娘が用事の時、代わりに面倒を見ておく位の事は出来るようになり、楽しい時間を過ごすことができました。
ただ、1歳半なのでまだわずかな言葉しか喋れず、意思疏通もままならない年齢で、機嫌を損ねると娘しか対応できないのでかなり疲れたのも事実ですが無事に短い熊本生活を送れたことにホッとしました。


午前の新幹線で帰る御一行をお見送りし、さあ自分時間だとばかり帰宅し、サクサクっと車に道具を積み込みます。
もちろんそのなかには先日届いて押し入れのなかに隠し持っていたテントもあります。
別に文句を言われるわけではないけれど、色々聞かれるのも面倒なのでね😀


今回のキャンプはテントもあることだし、YouTubeでもみなさんよくされているグルソロをためしにやってみようと、キャン友のかおなし♪さんと打ち合わせていました。
大人数ではないのでグルソロというよりソロⅩソロの方がしっくり来るような気がします。
孫ちゃんご接待計画と同じでいったいどうなることか不透明、五里霧中ですが、まあこちらは遊びなのでなるようになるさとお気楽な感じでGW渋滞のミルクロードをジワジワと這い上がっていきます。
いつもは近くのゆめタウンで食材を調達しますが、大混雑で車を止めるところがなかったので、肉屋で焼き肉用を少しとコンビニでいくらか買ってなんとか格好をつけましたが、結局いつも大した量は食べられないので結果的にはちょうど良かったです。



今回のキャンプ場は初の「茶屋の原キャンプ場」です。
かなり前から予約を入れていましたが、後で聞くところによると入場順で予約は要らないらしいです。
(でも予約は受けてくれましたがww)
その辺のみならず色々アバウトな管理体制で、サイトの区切りもなくどうぞお好きなところで、という感じでした。
また、ゴミも缶類とその他に分ければ処理していただけます。
料金は1泊2,000円とリーズナブル。


場所は瀬の本高原でゴンドーシャロレーや三愛レストランの近くです。
管理棟が一番上にあり急斜面を下っていくとあちこちにサイトが点在しています。
降りていく坂が急な上にかなり狭いので、あまり運転に慣れてない人が予備知識なしで行くと冷や汗をかくかもしれません!
かなりワイルドな雰囲気で、くぬぎの疎林の中にテントを張る、どちらかと言えば上級者向けでしょうか。
GWということでファミリーキャンパーが多かったのですが、洗い場は少ないし、何よりトイレが男女共用の和式ですから(掃除も行き届いてない)女性や子供には辛いのではないかと思われます。
その代わり直火OK、小川やブッシュありで探検ごっこやブッシュクラフト好きな中高年男性にはかなり魅力的なフィールドとなっています。
恐らく普段はそれほど混み合っていないはずなので近いうちにまた訪れたいと思いました。


先乗りしていたかおなし♪さんが絶好のサイトを確保してくれていたのでファミリーと接近することなく助かりました。

サイトの一番奥で景観も広々した場所です。


向こうに見える黄色っぽいのがかおなし♪さんのサーカスTCのソラム。
近くで見ると縫製もしっかりしていて風格があります。
色もいいですね。
私のフィールドアのワンポールも思っていたよりずっと良かったのですが、両者を比べるとやはりちょっと安っぽいかなと。
まあ安いんですけど(笑)



設営は予想通り、あまり手間のかからないもので、最初とあって少し間違えたりはしましたが次回からは短時間で張れると思います。
間違えたのは入り口出口の方向です。
あと、撤収後の収納が入れ物にギリギリパンパンでした。
ここは少し練習しないと・・・


我々が泊まったサイトは20張あまり設営可能な広さがあり、殆どがファミリーまたはカップルでソロは我々二人の他にもう一人。
いわゆる軍幕(米軍仕様、本物)で道具類も厳選された感溢れるもので揃えたキャンパーが居たので声をかけ色々話を伺いました。
大分県から来たその人は30年来のキャンパーで、言うところのミリオタでした。
あまり写真を撮ると悪いような気がして1枚だけ。

これは負傷兵のための担架をを載せる台座で、もともとの塗装を剥離し、つや消し塗料を塗ったとのこと。
実用的でもありそうですね。
暗くなってその人のサイトを訪れ、更には我々のサイトにお招きし遅くまでいろんな話をすることができ、とても楽しいときを過ごすことができました。
これもキャンプならではの楽しみだと思います。
こんなことがありつつ、いつの間にかソロⅩソロの前提がどこかへ行ってしまい予想通りのグダグダ状態に。
でも楽しかったからヨシとしますか。


そして肝心の初のテント泊ですが、特にこれといったトピックもなく一晩過ごすことが出来ました。
外の音がよく聞こえると思ったことと、薄いインナーテントでもかなり寒さを防ぐことが出来ることが発見と言えば発見でした。

内外の温度差が5℃。
思ったより狭いテントだからでしょうか?
これで薪ストーブを炊いたら灼熱地獄になる?
電源があればセラミックヒーターでも暖まりそうな気もします。
あと気になったのは寝具でした。
今回はボコボコのウレタンマットの上にエアマットを敷いて寝ましたが、体が安定せず左右に動くので一度目が覚めました。
ここはやはりコットの導入が必要かも?
でも寝心地を試さずに導入するのも不安が残るし。
気象条件によると思いますが、今回はテントの結露は全くみられませんでした。
ただ、撤収時に地面の湿気がグランドシートを浸透してインナーテントの底の部分に達していました。
本来グランドシートはどうあるべきか分からないのでここに関してはしばらく様子を見たいと思います。


さて翌朝ですが、かおなし♪さんはまだお休み中だったので一人でのんびりコーヒーを飲み、残った食材を食べます。
コンビニ調達のシュウマイ、ソーセージ、鯖の塩焼きという和洋中の豪華共演!
朝の爽やかな空気のなかで新緑を眺めながら食べれば何でも美味しく感じられます。
メスティンで炊飯もしてまさにキャンプ気分に浸り、ここへ来てなんとかソロⅩソロ気分を味わうことができました。






設営に比べ撤収は辛いよね、などと愚痴りながら昼前にはすべて片付け、いつものように温泉へ。
近くの黒川温泉ですが、混雑しているであろう中心部を避けて、東のはずれの「木やしき」へ行ってみました。
幸いに先客も一組だけで、硫黄の香りの露天や立ち湯を堪能することが出来ました。

やはり遊びの疲れを温泉で解放してこそ完結感が得られるものです。
湯気と共に疲れや雑念が消え去るのがリアルに感じられました。


小国でGWにもかかわらず誰もいない食堂でチャンポンを食べ、かおなし♪さんとお別れです。
私はその足でマゼノミステリーロードの途中にある甲の瀬キャンプ村へ下見に。




芝生広場がメインで川遊びができるという、どちらかと言えばファミリー向けのキャンプ場ですが、設備は古めでトイレが和式でした。
標高は730mあるので木陰であれば夏でも快適に過ごせるかもしれません。


そんな訳で今回も楽しく遊ばせてもらいました。
新規導入のワンポールテントについては、扱いやすいこととほぼ1~2人用であること、寝心地は改良の余地ありということが確認できました。
次回は宮崎方面になりそうですが、これを楽しみにそれまで頑張りたいと思います!

新緑の日向路

2019-04-24 17:17:55 | 日記
以前から久しぶりに太平洋を見てみたいと言っていた父の希望により宮崎県日向市周辺に出かけてきました。


4月最初に二人とも誕生日を迎え、合わせて162歳の高齢コンビとなりましたが、まだまだ遠征を続けています。
父は先日定期的に通っている医院の先生から、もう薬や通院の必要はないと言われ、気をよくしていました。
耳がよく聞こえず、時系列や方角などが把握しづらくなってはいますが、食事は少量ながら私と同じものを食べ、観光地にいけばゆっくりではあるけれど歩き、車で1日10時間位の行程をほとんど居眠りもせず景色を眺めて喜んでいます。
この調子だと大台も夢ではないかも?


この日の日程は6時過ぎに出発。
高森、高千穂、延岡を経由して日向の馬ヶ背周辺、私の希望でサンパークキャンプ場の下見、美々津の町並み、諸塚村、五ヶ瀬を経由して南阿蘇村で食事をとり帰宅というもので310kmありました。



最初は太平洋を望む馬ヶ背。



この日は午後から雨が降るという予報で、あいにくの曇り空でした。
しかし岩場に打ち寄せる波の音を聴くと、以前に住んでいた和歌山県の枯木灘を思い出しました。
植生もよく似ています。




細島灯台と馬ヶ背。
柱状節理があちこちに見られて見事でした。

時にはこんな雄大な景色を見ることも大事ですね。
何となく気持ちが軽くなったような気がしました。
まあ、脳天気で悩みなどないんですけどね(笑)


この辺りでもうひとつの有名スポットであるクルスの海も見ましたが、父が一言「これをクルスというのはかなり無理があるな」
いい景色ではあるけれど・・・


ここまでは延岡から東九州自動車道を利用し門川で降り日向の街中を通ってきましたが、南国ムードが宮崎市ほどではないものの、そこはかとなく漂っており、全体にきれいに整備された都市という感じがしました。
通りすぎただけでしたが、ひょっとしたらあちこちに古いものが残っているかもしれません。
仕事でこの辺りを行き来していた頃は単なる通過点でしかなかったので印象に残っていませんでしたが、状況が違うと見方も違ってくるものですね。
住んでいる人はまた違った見方をするでしょうけど。


好印象を持ちながら次の目的地である日向サンパークオートキャンプ場に向かいます。
キャンプ場は大きな公園的な施設の中にあり、今まで見たどのキャンプ場より整備されていました。




ここでキャンプしたら気持ちいいでしょうね。
温泉も近くにありました。
下見の許可をいただくために電話でお話しした管理人の方も非常に丁寧な対応で、ポイント高かったです!
ただひとつ残念だったのはトイレが和式洋式各1台しかなかったことです。
もちろんきれいではありましたが。


次の目的地、美々津の町並みはキャンプ場から程近いところにありました。
私は直接行ったことがありませんが、耳川をちょっと遡ったところにアユの養殖施設があり取引関係もあったので懐かしい場所でした。
町並みに到着したのがまだ10時過ぎだったため店舗がほとんど空いておらずちょっと寂しい雰囲気です。









ここに着いたとき2台の観光バスが入ってきて計6~70人ほどの中高年女性の団体を下ろしていきました。
(日本の方達です!)
見るところは同じようなものなので、行く先々で行く手を阻まれ脱出に手間取ってしまいました。
店舗もまだ開いておらず、色々とタイミングの悪い訪問でしたが、江戸時代の回船問屋の威光がしのばれ興味深いものがありました。
次回はもう少し到着時間を調整して訪問したいと思います。
馬籠や豆田や飫肥や竹田など、今まで行った古い町並みが残っている場所はどちらかというと内陸が多かったのでここは新鮮な感じがしました。


この後もう1ヶ所西の正倉院というところを見学する予定でしたが、時間が厳しそうだったので帰路につくことにしました。
耳川を遡り東郷町、諸塚村を通って五ヶ瀬町に出るルートを通りましたが、R265で椎葉村に出るのではなく、何となくR503を選んでしまいました。
この道は最高点が1000mあり、離合不可能な箇所も多く、いわゆる酷道的なルートであったため美々津から五ヶ瀬まで3時間かかってしまいました。
ただ、その分新緑が見事で恐らく紅葉もそれなりに見ごたえがあると思われるので怪我の功名といった感じで、今後の楽しみが増えました。


その後五ヶ瀬町→高森町→南阿蘇村と走って移転新設されたあそ望の郷くぎのの蕎麦道場で食事をし(以前は蕎麦を頼むとお握りがついてきたのですが、それは無くなっていました。実質値上げですね)


阿蘇五岳が一望できるのは以前と同じです。
道場は広々してキレイでした。
GWは大にぎわいだと思われますから近づかないようにしましょう。
帰宅したら3時半でした。


余談ですがキャンプ的な趣味を持つ私ですが、キャンピングカーがあるので今までテントは持っていませんでした。
製品のメーカーや知識もほとんどありません。
ところがとてもテントなど買いそうになかった友人が急に興味を持ち、人気テントの争奪戦にエントリーし、なんと当たってしまい(私はハズレというよりサイトに繋がりもせず)テント持ちになってしまったため、行き掛かり上Amazonでポチってしまいました。
また一歩、イケないところへ足を突っ込んだ感が・・・
友人のは泣く子も黙るテンマクデザインのサーカスTC DXですが、私のは在庫豊富なフィールドアのワンポールテントです。(これもサーカスど同じで火に強いポリコットン製です)。
ただその友人は異常な怖がりで、セキュリティー上の問題があるためテントに寝ることは100%ないと言います。
槍で突かれるかもとのこと(笑)
ではそもそもなぜテントを買おうと思ったのか?
聞いてみるとリビング的な使い方がしたいそうです。
寝るのはキャンピングカーで。
まあ、キャンプに公式は当てはまらないのでそれも十分にありでしょう。
ということで近々新米テント持ちの中高年コンビがソロⅩソロのキャンプを行うことになりました。
食事とかどうなるんでしょうか?
雨は降らないでしょうか?
今度はメスティンでご飯炊くかな?



普段から主にキャンプの動画をYouTubeでよく見る私ですが、音楽を聴いたりもします。
そのなかでたまたまSinonという女性歌手を知りました。(日本人)
カーペンターズの歌もよく歌っていて大変素晴らしいのではないかと思います。
「青春の輝き」など再現性が半端ではないように思いました。
こんな発見があるので、TVそっちのけで見てしまいます。
でもトークは???不思議系でした。