暇なざれごと

ごくごく日常の話とか色々ありのノージャンルの戯言(?)日記です。

プロテクトCDの矛盾。

2005年11月17日 23時29分49秒 | Weblog
昨日の記事を書いている時、確認とかを兼ねてトラックバック先の
記事を読ませていただいていたのですが、ちょうどその時にこちらの記事があがっていまして、これを読んだ時に「これは書かないといけいないなぁ」と思ったので書こうかと思います。

どんなことかと言いますと、「ソニーからでている(現段階では輸入盤)
CDは、PCで再生してはいけない」っていうことなのですが。

私は、このことは認識はありましたし、その手の記事を読んでいた
ので知っていましたが、いまいちピンこないでいたのですよ。
「ヤバイことだよなぁ」ぐらいの認識でして。
まぁ、輸入版でしたので国内版の一部のマニアックとか同人しか
買わない私にとっては、縁がない話と思っていたので。
しかし、その記事を読んでいくうちに、「こりゃあ、本気でヤバイぞ」に
なりました。(鈍感です。はい。)

詳しいことは、そちらの記事を読んでいただくとして、私は概要程度
に留めたいと思います。(あちら様は、以前「ほぼ日」でCCCDの事
について書いていたぐらいの人ですから、私よりも判りやすいかと
思います。と他人に投げてみる。)

どうやら、今回のはPCにCDを再生する際、特殊なプログラムをPCの
方に入れるらしく、そのプログラムっていうのが粗悪な上に悪質なもの
だそうなのです。
そのブログに書かれている、「悪質なウィルス」という表現がまさしく
ぴったりと言えるプログラムと言えるでしょう。

なんたって、そのプログラムは自分の存在を消して存在するのです。

ワケが判らなくような表現ですが、これに尽きると思います。
しかも、このウィルスみたいなプログラム、アンインストールが全く
出来ない上にした場合、プログラムを破壊しかねないそうで。
アンインストールのプログラムも問題がある上に、色々とややこしい
手続きをしないいと、いけないそうなのです。

しかもこれ、普通の方法では発見できないので、これを利用した
ウィルスなんかが出たら、普通の人が対処する方法がないって言う
ことなんです。
なんたって、ウィルスソフトすら認知しないのですから。
やかっかいのこの上なしです。
これが発表されている範囲では、「輸入盤」のみだそうですが、実際
はそれもあやしい所です。(売れそうなのは入れていそうだ。)


でも、もっといいたいのがPCを作っている会社が、こんなトンでも
ないプログラムを作ったということでしょうか?


「親会社が」っていうのがつきますが。
逆に考えれば、そいう企業だからできたとも言えそうなプログラム
ですが。
こいうことしていると、企業のイメージって落ちないものなのですか
ねぇ。私はそいう経済の事はさっぱり判りませんが。

あと、この手のプロテクトプログラムとかで言えるのですが、「決して
完璧なものはない」のですよね。

ゲームの例ですが、コーエーとかは凄いプロテクトがかかっている
そうなのですが、これでもある程度は解けてコピーを作るのは可能
だそうで。
結局はいたちごっこなのです。
コピーできるコアな人が、そいうのを解除していって、それをなんとか
しようとする企業。

そのしわ寄せが来るのは、そいうことをしない大多数の人達なのです。

前のCCCDの時もそいうのがありましたから。
企業も不正ばっかり目が行かないで、多くのことも考えて欲しいと
思います。
不正が良いものだとは思いませんが。
CDは、プレイヤーで聞くのが一番になるのかなぁ。はぁ。


TB:at most countable内「ソニーのCDに気をつけろ(特に輸入盤。日本版は不明)」