帰省中の
暑い京都。
お盆を迎える前に
神奈川の自宅に帰って参りました。
こんな暑いさなか、台風🌀も
やってきますし💧
飛行機✈️や新幹線🚄に
計画運休など、、、
全国のみなさんは 予定変更を
余儀なくされる方も多いでしょう。
わたしは、昨日
高速道路🚗の渋滞もなく
無事7時間で帰ってこれました。
交通集中しなかったのは良かったです。
京都から
帰る前に!
以前からとても行きたかった
三十三間堂へ
行ってまいりました。
わたしは一度も行ったことが無かったのです!(修学旅行ではコースに入ってたり
するようですが(^◇^;)
あの千手観音を見なければ❗️
と足を運びました。
平安時代末期1164年の建立です。
お堂が幅118mも長さがあって
そのお堂を支える
柱と柱の間が33あるので
三十三間堂というのだそうです!
分かりやすいですね。
まず、お堂に一歩踏み入れると
うわーと声が漏れちゃいました。
すごいです。
↑写真は公式ページより。
(お堂の中は撮影禁止🙅📵)
1001体の観音菩薩が並んで
圧巻です。
千ですから、、、びっくりします。
千体の観音像は正式に
「十一面千手千眼観世音菩薩(じゅういちめんせんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)」
今までなぜ見に行かなかったのか??
あまりに感動をしまして、
気温35度の中
お堂を2周しました😅
公式ページには、
大正から昭和の修理と4度の大修理を
繰り返し、2018年に約50年の修復を
終え千体仏すべてが国宝に指定され
ました。その国宝指定を記念して、
国立博物館に寄託されていた像が本堂に
還座し、1,001体が戻って勢ぞろいしました。
とありました。
だから、2018年から1001体すべてが
修復を経て戻っているそうです。
お堂の中は撮影禁止🙅📵
パンフレットより↓
千手観音像
千本の手があるわけではありません。
観音様の手が左右に38本と2組の手を
合わせて40本の手が出ています。
どう数えたら千手なのか??
数え方↓
観音様のひとつの手✋に一眼ついていて
(掌中に一眼)
その一眼で、25の世界を見透かして願いを叶えてくださることができるから、、
25×40=1000
一体の観音様から千手(千眼)を持つと
表現されていまして(千は無限を表す)
千手観音様なのです。
手にいろんなものをお持ちなのは、一つ
一つ意味があります。
あと頭は、十一の方角に。
前に3面(善良な人に喜楽を与えて)、
後ろに1面(邪のものを善に向かわせて)、
右3面(努力を褒め)、左3面(悪行、不良を見張る)、
頂上に1面(悟りをひらく)
の 合計11面から人々の幸せを見守って
おられます。
だから、あらゆる方向から
千の手を使って人々を救ってくださる
ありがたい観音様だったんですね。
この千体の観音像に囲まれる
真ん中に3mの巨像の
坐禅🧘像が祀られていてまして、
それは、運慶の長男の
82歳時製作の坐像(鎌倉時代)
だそうです。
この三十三間堂は4度の大修理を経て
今日の姿がありますが、
千体のうち
大火事で焼失しても120体は鎌倉時代から
焼けずに今日あるのが
すごいことです。
後白河上皇は頭痛もちだったそうで
頭痛が起きないようにそれを願ったのだとか。千手あればなんとか救っていただけそうです。
(頭痛お守り、買いました!
息子のおみやげです。)
この荘厳な建立物の資金は、
平清盛がすべて出してます。
栄華を誇った時代の三十三間堂は
唐の文化の影響もうけて
真っ赤な建物だったとか。
建物の色は復元されなくても
今の方がシックでいい感じです。
広々とした堂内
三十三間堂のすぐ隣に
智積院もあり
国立博物館もあり
寄り道時間はありませんでした。
もっとゆっくり
また次回!
京都を探訪したいと思います。
ご訪問ありがとうございました