ご近所の犬仲間にRBK母さんという人がいる。
度々このブログにも登場しているのでご存知の方も多いと思うが、補足説明すると猫2匹、犬3匹の大所帯のグレートマザーである。
犬の内訳はコーギー・ダックス・ダックスと女の子の小型犬のトリプル。毎日、ツインリードと普通のリードを駆使して、3頭ズラズラと連ねて散歩をしているのだが、そのRBK母さんから「娘たちのリード作って」なるリクエストを貰った。
調べると、カバンなどに使うゴツめの綿ベルト1本に、ナスカンなどのパーツを通して、要所要所を折り返し、しっかり縫い合わせる事で作れるらしい。
服と違ってリードは下手をすると犬の命に関わる為、ショップで商品化するかどうかは未定。
しかし興味がわいてきたので、とりあえずチャレンジしてみる事にした。

いきなり納品分にとりかかる前に、まずはアーサー用のリードで試作してみる。
用心して、大型犬並みの2.5~3cm幅のベルトを使用。
ラフ~な設計図を書き、ゴツくてまち針が入らないため、縫い合わせる部分はクリップで仮止め。
あとはひたすらしっかり、縫う、縫う、縫う。
まっすぐ縫いや、バッテン縫いしか無いので、ああ~~っと言う間に完成。

無地のベルトでは殺風景なので、飾りにチロリアンテープを縫い付けてみた。
飾りが土台の4倍ほどするが、まあいいや。
しかし……面白い。
リード作りは、ハマる。
単純作業で、作業時間が少なく、すぐに完成して達成感がデカい。
そういうことで気がつけば、

なぜか試作品が5つも。
夏休みの自由研究にいかがでしょうか。 ちょっと注意してミシンを使えるお子さん(高学年?)なら、ゆっくり縫いでも一日で出来ます。
ちなみに、我が家で使うタイプは、長さ調節無しで、2m強の長さを端を折ったり輪にしたりするシンプルなタイプ。

脚側訓練で、左手でアーサーをコントロールするため、左手の位置に親指をひっかけるワッカ。
市販のモノにもこのタイプはあるのだが、大型犬を想定しているのか、体高の低いアーサーに使うとワッカの位置が低く使いづらいので、そこを調整。
さらに

リードを外して体に引っ掛けるとき、ナスカンの先をひっかけるDカンを端につけた。
これでテープ生地をねじまげて無理矢理入れなくて済む。
ただし、気をつけなければいけないことが。

服とのコーディネートを忘れると、えらい組み合わせに。
今まで無地のリードだったから、服との兼ね合いをすっかり忘れてた。
というわけで、うれしがって山ほど作って疲れちゃったので、RBK母さん用のリードはまた明日(あれ?)。