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 愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

新作開発中

2007年08月08日 | 愛犬の服




 遅まきながら、犬服屋【TRICOLORE】8月の新作を大車輪にて開発中である。
 ちなみに家族は「トリコロ屋」と妙な略し方をする。

 生地を広げては、切ったり、色味を合わせてみたり、刺繍とのバランスを見たり。

 その間、アーサーには





 隣室で牛のヒヅメを噛んでいてもらっている。





 これがあると小一時間は黙々と噛み続けるので助かる。
 が、無いとかまって欲しさで、刺繍糸を持って逃げるので、とても困る。
 刺繍用のミシン糸は、そこらへんで売ってないんだよ~

リードテスト中

2007年08月07日 | 愛犬の服




 リードの自作に目覚め、調子に乗って何本も作ってしまったものの、安全性をチェックするには1本に絞って毎日使わないと意味が無いわけで。
 そのことに気付いたボンクラは、さしあたって8月の丸々ひと月、同じリードばかり使って、朝夕散歩させる事にしてみた。
 脚側の練習もやるし、





 係留して様子を見てみたり。
 あと、ガウガウする犬とすれ違ってみたりとか。





 細かい事だけど、ヨゴレ方のチェックとかもしないと。
 あまり淡い色にしてすぐヨゴレちゃっても悲しいので。

あまりの布で

2007年08月02日 | 愛犬の服




 RBK母さん依頼のリード用に使ったイチゴの布が若干余ったので、とあるブツを製作中。
 何になるかは後日公開予定。



「うまくできればだけどね」

リード製作(後編)

2007年07月31日 | 愛犬の服




 さて、リード作り、ようやく本番である。
 ダックスとチビコーギー用なので、リードの幅は2cmと細め。
 しかし、ツインリード+別にリード1本(両方とも長さ調節可バージョン)、さらに首輪3つを作ろうと思うとかなり長さがいる。
 アーサーのは、長さ調節無しで、必要な長さは2.1mだったが、このおちびさんたちのはトータルで5.5mも必要になる。
 ここまで長さが必要だと、飾りにチロリアンテープなど使うと、コストが跳ね上がるので、今回はプリント生地を使う。





 生地選びで気をつけたのは、柄の大きさ。なにせ2cm以下の幅に切り取って分かる模様となると、かなり細かくなる。
 が、生地屋にいくと、プリント生地の柄は案外でかいものが多い。かわいいと思っても2cmの幅で見ると何が何だかわからないことも。ネットの首輪やさんを見ると、チェック・水玉が多いのはこういう理由からか。

 というわけで、目をつけたのが、パッチワーク用の輸入生地。これだと細かい柄が多いし色目も豊富。
 今回選んだのは、ブラウンに小さいイチゴとイチゴの花が散ったプリントだ。
 土台のテープは女の子なのと、汚れが目立ちにくいように、暗めの赤。イチゴとの相性もいい。





 さっそく生地を縦長の短冊にカット。両端を内側に折り込んでテープに縫い付けていく。
 個人的に、両端から土台の色が少し見える方が好きなのでプリント生地は心持ち細めに。





 一本になったところで、金具を通し、要所要所を折り曲げ固定し、ガッチリ縫い合わせる。





 この辺りで、飼い主がミシンに釘付けになるので、アーサーが飽き始める。
 なにせ3匹分なので、ひとつ出来てもまた次、また次と反芻のように同じ作業が続く。
 アーサーの単純リード4本分の時間をかけ、



ツインリード&リード&首輪3つがようやく完成~




 健闘のあかしなので、しばらく渡さず部屋に飾っておいたりして。

リード製作(前編)

2007年07月30日 | 愛犬の服
 ご近所の犬仲間にRBK母さんという人がいる。
 度々このブログにも登場しているのでご存知の方も多いと思うが、補足説明すると猫2匹、犬3匹の大所帯のグレートマザーである。
 犬の内訳はコーギー・ダックス・ダックスと女の子の小型犬のトリプル。毎日、ツインリードと普通のリードを駆使して、3頭ズラズラと連ねて散歩をしているのだが、そのRBK母さんから「娘たちのリード作って」なるリクエストを貰った。

 調べると、カバンなどに使うゴツめの綿ベルト1本に、ナスカンなどのパーツを通して、要所要所を折り返し、しっかり縫い合わせる事で作れるらしい。
 服と違ってリードは下手をすると犬の命に関わる為、ショップで商品化するかどうかは未定。
 しかし興味がわいてきたので、とりあえずチャレンジしてみる事にした。





 いきなり納品分にとりかかる前に、まずはアーサー用のリードで試作してみる。
 用心して、大型犬並みの2.5~3cm幅のベルトを使用。
 ラフ~な設計図を書き、ゴツくてまち針が入らないため、縫い合わせる部分はクリップで仮止め。
 あとはひたすらしっかり、縫う、縫う、縫う。
 まっすぐ縫いや、バッテン縫いしか無いので、ああ~~っと言う間に完成。





 無地のベルトでは殺風景なので、飾りにチロリアンテープを縫い付けてみた。
 飾りが土台の4倍ほどするが、まあいいや。

 しかし……面白い。
 リード作りは、ハマる。
 単純作業で、作業時間が少なく、すぐに完成して達成感がデカい。
 そういうことで気がつけば、





 なぜか試作品が5つも。
 夏休みの自由研究にいかがでしょうか。 ちょっと注意してミシンを使えるお子さん(高学年?)なら、ゆっくり縫いでも一日で出来ます。

 ちなみに、我が家で使うタイプは、長さ調節無しで、2m強の長さを端を折ったり輪にしたりするシンプルなタイプ。





 脚側訓練で、左手でアーサーをコントロールするため、左手の位置に親指をひっかけるワッカ。
 市販のモノにもこのタイプはあるのだが、大型犬を想定しているのか、体高の低いアーサーに使うとワッカの位置が低く使いづらいので、そこを調整。

 さらに





 リードを外して体に引っ掛けるとき、ナスカンの先をひっかけるDカンを端につけた。
 これでテープ生地をねじまげて無理矢理入れなくて済む。
 
 ただし、気をつけなければいけないことが。





 服とのコーディネートを忘れると、えらい組み合わせに。
 今まで無地のリードだったから、服との兼ね合いをすっかり忘れてた。

 というわけで、うれしがって山ほど作って疲れちゃったので、RBK母さん用のリードはまた明日(あれ?)。

かみませんマーク

2007年07月22日 | 愛犬の服
 お友達のRBK母さんからオーダー頂いた服が今日出来上がって、無事お渡し。
「うちの子は人を噛まないから、『噛みません』マークを考えて、それをつけた服を」
 というご注文。
 で、デザインしたマークがコレ。





 このマークを刺繍データにして、作った服がこちら。





 緑の安全おばさん(失礼!)をイメージした、ライトグリーン色の生地で仕立てた。
 色は派手だが、生地は厚すぎず、薄すぎず、しっかり伸びるいい生地です。
 早速、実際に着ていただいたら。



よくお似合いです~


 鮮やかなライトグリーンも、ワンコの色になかなか映えます。





 グリーンはグリーンでも、自然界には無い色合いなので、緑の中でも目立ちます。





 夜になったら見つけにくい、黒いコもすぐに分かります。

TRICOLORE開店御礼

2007年07月18日 | 愛犬の服
先週土曜日に、



犬服屋 TRICOLORE【トリコロール】



をオープンしました。
おかげさまで早々とご注文をいただき、我が家の刺繍ミシンはフル稼働中。
ありがとうございます。





 ご注文のお客様、近日中にお届けできると思いますので、しばしお待ち下さい。

 さて、店の名前をトリコロールにしたのは、オープン日がフランスの革命記念日にあたることと、初めて刺繍で名前を入れて作ったオリジナル服が




赤青白のトリコロールカラー


だった事から命名した。

 ただ、革命記念日に間に合わせるために、少々品揃えが少ないままオープンしてしまったのは反省点。
 月イチペースでボチボチ新作を増やしていきたいと思っていますので、気長におつきあい下さい。
 取り急ぎ8月分の新作ネタを考えねば……。



なんかシマシマだらけ…

四文字熟語シリーズ

2007年07月01日 | 愛犬の服
 わたくし、はじめてデザインから指定で、犬服オーダーを受けました。オートクチュールでございます。
 多頭飼育の某母様から、3匹のお嬢様方用に、
「汚れ防止目的で」「シンプルな形で」「四文字熟語の刺繍を」「特攻服みたいなフォントで」
 とご指定を受け、その通りに作りました。

 作りましたが……。本当に、よかったのでしょうか?!

 まず、一匹目。
 このお嬢様は、男嫌いでございます。



「男子禁制」


 二匹目のお嬢様は、一時もじっとしていない爆走ダックスでございます。



「疾走注意」



 そして三匹目は非常に陽気で……





 オヤツ大好きなお嬢様でございます。
 背中の文字は……「 無 芸 大 食 」。

 でもね、女の子ですよ?! 言うに事欠いてあーた……。 大食って……。 女の子の服なのに……。
 作った人間がショック受けるのもどうかと思うけど、オス犬飼い主は、女の子には幻想があるんですよ……。

 しかも出来上りを3枚ならべていると、





 特攻服の卸問屋のよう。


 ちなみに、3匹の母さんにはご満足いただけたご様子。
「次も文字シリーズで」
 とご指定いただき、うれしいです。作り手冥利につきます。(でも女の子なのに…女の子なのに…)←まだ言うか。

久々の猫とのふれあい

2007年06月20日 | 愛犬の服




 今日は久々に猫の話題から。
 散歩コースの中に野良猫スポットがある。大抵の猫は近づくと走って逃げてしまうのだが、中には思いっきり人慣れしてる子もいる。この子とか、





 この子とか。
 今日もスポットには、この通り猫が集っていた。



猫、猫……猫じゃない?!


 ちなみに、飼い主がコンクリートに乗せて、コマンドで待たせているわけではなく、アーサーが自分で乗って、自分で距離をとって、伏せて眺めているのである。つくづく猫好きな犬である。
 コマンドで伏せさせるより、キレイなスフィンクス形に近くてトホホだが。





 反対側から見るとこんな感じ。
 近寄ると逃げられると知っているのか、これ以上は近寄らない。
 が、かなりワクワクしてる様子。





 猫とのふれあいは久しぶりだもんなぁ。存分に見ろ見ろ。


★ ★ ★


 さて、今日着用の犬服は6月の新作、クラウン・キャミソール。





 脇に切り替えを入れ、脇から前身頃は、小さな王冠が散っている生地。
 背中中央には刺繍で





 ちょっと大きめのクラウンマークと、筆記体のネーム刺繍。縁取りはオレンジ。
 ちなみに女の子用もあります。



裾フリル~。


 女の子用、実際に着用してみるとこんな感じ。



モデル:そらちゃん(飼い主さん撮影)


 他の写真も見たい方は、モデル犬そらちゃんのブログ「そら日記」へGO!
 アーサー用のはサクサク完成楽しさがある。フリルは、手間だけど作っていて楽しさがある。フリルは正義だ。

手塚治虫服

2007年06月18日 | 愛犬の服
 ユニクロで大量に売れ残った手塚治虫Tシャツが、特価で投げ売りされていた。
 個人的に、子ども時代大好きだった「リボンの騎士」のTシャツも、大量放出。





 懐かしいが、さすがにこれを着てあるく度胸は無い。
 というわけで、自分が着られないものは、アーサー用にすることにして購入。
 縦に長いアーサーの事、レディースサイズではどんなに大きくても、タンクトップなどにするには着丈が足りない。なので、形は一番短い長さで作れる肩ひもタイプのキャミソールに。

 背中側になる方にはマンガが描かれているが、裏は真っ白でさみしいので、ワンポイント。
 ネット上を検索し、見つけた



チンクの画像を元に


シルエットを作成。


 これを刺繍にして胸元に入れる。

 さて、2時間ほどガタガタやって、キャミソール完成。さっそく着せてみる。



……着れない。


 アーサーの名誉の為に言っておくと、増量が過ぎて入らないのではなく、寝転んだまま非協力的な態度が原因で、これ以上入らないのである。そう、体勢の問題……のはず。

 なんとか起こして着せてみる。



ピタピタで、背中にシワひとつなし。


 増量させているとはいえ、太ったんだなぁ……とつくづく実感。
 ちなみに



胸にはチンクの刺繍


脇には元々ついてた、ヒョウタンツギのタグをリサイクル


 生地が薄いので、夏には丁度いい。
 と、思っていたら今日は雨。いきなり泥っぱねも悲しいので、デビューは延期(汚れ防止目的なのに、本末転倒)。