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フルサスMTB(3号)ディスクブレーキ化

2014年02月21日 18時53分59秒 | ある、マウンテンパスハンターな人の記録
本日フルサスMTB(3号)をVブレーキ仕様から
ディスクブレーキ仕様に変更してみました。



今までディスク化しなかったのは
車重が重くなるのを嫌ってVブレーキで運用してきたのですが
偶然ヤフオクで軽量で格安な油圧ブレーキシステムをみつけてしまいました。

台湾製のBENGAL HELIX 3

・セット内容: 

1.フロント用キャリパー/レバー(ホース長:約75Cm)重量:257g(実測)
2.リア用キャリパー/レバー(ホース長:約135Cm)重量:279g(実測)
3.ローター160mm×2 重量:214g(実測)
4.キャリパー取り付けねじ×4、ローター取り付けねじ×12
5.マニュアル(英語)

・キャリパーは両側ピストンです
・インターナショナル、ポストマウント両対応
・ローターを含め前後セットで750gと非常に軽量設計

ネットで記事を検索してみたのですが
殆ど見つからない。
ここは一つ人柱になってやろうと思い購入。

取り合えず、ブレーキパッドを外してみた。

ピストンが磁石になっており
パッドがピストンに張り付く構造になっている。
パッドを止めるピンなどは存在しない。

パッド間の隙間にマイナスドライバーを差し込んでクリアランスを大きくして
パッドを画像の様に回転させて取り外す様になっています。



パッドの画像

ユネックス ディスク用パッド UN-BP023
と同じ形をしている。
ちなみにこのパッドは
ヘイズ メカニカル GX-2、MX-2、
  MX-3、SOLE ハイドロ対応
となっております。



ディスク化にあたって
当然ホイールも変更しなければいけません。
最初、ハブをディスク用のに交換するだけでいいかな?
と思いましたが
3号に履かせているホイールのリムは20年近くの使用で
サイドが削れてかなり薄くなっており
クラックが発生して使用不可になるのは目に見えている
というか、現状運用するにはちょっとまずいかな?
というぐらいにサイドが薄くなっております。

あとスポークは、まし締め、振れ取り、を何回繰り返したか解らないぐらいの代物で
最近、まし締めしてもスポークのテンションがあまり上がらない様な感じなのです。

という事は
ハブ、スポーク、リム共ダメという事ですね。(。>0<。)

それで、思い切って
シマノの安い完組みを購入しました。


SHIMANO(シマノ) WH-MT66

SLXグレードのホイールセット。前後ともクイックリリースのホイール


・9/10段変速対応
・シール性の高いカップ&コーンベアリングシステム
・センターロック・ローターマウント(Vブレーキには対応しません)
・素早い駆動力の伝達を可能にするクイックエンゲージメント
・USTチューブレスリム

■サイズ:26インチ
■カラー:ブラック/ライムグリーン、ブラック/モノトーン
■対応カセットスプロケット:シマノ9/10スピード(11Tトップ使用可)
■リアQR長:168mm
■リム高-幅(mm):F/19-24.6、R/19-24.6
■ハブ軸:F/100QR、R/135QR
■スポーク本数:F/24本、R/24本
■推奨タイヤ幅:26X1.50-2.25
■平均重量:F/840g、R/985g

※クイックリリース付属




これらを3号に組み付けてみました。






ブレーキローターは付属の物は
シマノセンターロックに適合しない6穴の物でしたので
別途、シマノSLXグレードのローターをインストールしております。



ディスク化する以前の画像。

この仕様で重量が11.8kg



ディスク化したこの使用で12.0kgです。


秤が200g刻みのヘルスメーターなので
あまり精確ではありませんが
ディスク化しても200gぐらいの重量増で収まりました。

今回フルサスMTBをディスク化してみたのですが
完組みブレーキシステム
完組みホイール
の導入により
殆ど、パーツをポン付けするだけでしたので
自転車を改造する醍醐味はあまり感じられませんでした。
まあ、はっきり言って面白くなかったというのが本音です。
ただ黙々と
パーツを取り付けるだけ!
独善的思考の出番はありません。


自転車用のディスクブレーキは初めてでしたので
パッドとローターのクリアランスを確保するのが
最初解りませんでしたが
ネットで検索して他の人の方法を教えてもらい
あと自分なりの方法を見つけて実行したのが
ちょこっと面白かったかな?
というぐらいでした。