■本気と書いて『マジ』と読み、足の袋と書いて『タビ』と読む。

~ 時間と書いて『トキ』と読み、理由と書いて『ワケ』と読み、強敵と書いて『トモ』と読む。~

【Fake】 五十嵐貴久 著 の読了。

2010年10月06日 | Books
この人の作品は、以前【リカ】という恐ろしいホラーを読んだことがあります。

CCDカメラなどを用いてのセンター試験のカンニングで上手くいっていたはずなのに嵌められて、社会的地位を亡くした人たちがその仕返しにこれまたイカサマギャンブルで10億円を奪い取ろうという話。
ドロウポーカーなどのルールを再確認することができました。いろいろな専門用語も上手い感じで物語を遮ることなく説明してくれます。
ポーカーも大富豪とかと同じように、いろいろなローカルルールがあるということを初めてしりました。とても興味が湧きましたが、僕はすぐに顔に出るタイプなので、いい手だとか悪い手だとかすぐに相手にばれてしまうことでしょう。
どんどんベッティングしていって、数千万円のチップを積んだりする場面では、思わず通勤電車で降りそこなうところでした。
とても面白かったです。でも、もうちょっと短くても良かったかも。
『オールイン』というのは、とても格好いい言葉ですが、僕は一生その言葉を口にすることはないでしょう。
小心者だしね。

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