金・権力・命どれが大事？

厚生労働省は二十五日、障害の起きた大腿（だいたい）骨の関節を人工関節に置き換える際に使う骨セメントの副作用で、急激な血圧低下などを起こしたケースが平成十三年度から十六年度にかけ三十七例に上り、死亡したケースがこのうち三十二例あったと発表した。


　人工関節置換手術の際にアクリル製樹脂の骨セメントを生体骨内に注入によって起こったらしい。

アスベストもそうだが、人工的に作られたものを体内に取り込むと言う事は、後々いろいろな副作用または、取り返しのつかないことを想定して使わなければならない　　っということを今更ながら、人命が犠牲にならなければ、気づかないのだろうか。

それとも、解っていても、金や権力のために、何も知らない一般人が、犠牲になることが当たり前の世の中になってしまったのだろうか。

薬害エイズの問題から、約20年たった今でも、いろんな事が起こっている。

子供の予防接種、かつてのMMRや今問題になっている日本脳炎。

とにかく、少しでも疑わしい事があるならば、中止をするべきだ。

これは、医療に限った事ではない。