グロッ！

昨夜、茶の間にて

母は、申告の計算、子供達は、テレビ（クイズ番組）を見ながら宿題を珍しくやっていた。

そこで、問題が発生した。

（ちょっと、残酷ものがダメな人は、読まないでくださいね。）



テレビも、歴史上の人物など出てきていた。
次女が、社会の宿題をやっていた。

なぜか、戦争の話や中国の冷凍餃子の話になっていた。

「あんなのなに入っているかわがんねぇ。犬・ねずみ・猫なんでも入ってっそ。」

「お母さん、カップヌードル出たころから、言ってたもんな。」と私


母「中国さ、行った時、かえるの肉食わされて、誰かが『これ、かえるだ』と言ったとたん食えなぐなったぜ。」

「その後、鳩の頭の付いた料理出てきて、それも食えねがったべ。結局、チンゲン菜だけ、食ってきたゴで。」

長女「犬は、赤が一番ウマいっていうんだよ。かわいそう」


母「何いってんな。何年まえだったかな、人間の肉食わされたべ。その町の人が次々いなくなるから。事件になって解ったっけでら。戦争中なんか、何人も人の肉食ったど。行った人だちは、『塩さえあれば、何でも食えっかった』って言ったそね。」

「人間の肉？」といったとたん。

次女が「気持ち悪い。身体さ、力入んねぇ。」

私「いつも、グロイまんが見てるくせに」

「だって、まんがだもん。」

「ブラットだの、鋼錬の方が、よっぽど、気持ちわりー。」

長女「エヴァンゲリオンだって、見れるくせに」

そう、エヴァンゲリオンのＤＶＤを借りてきて見ていたのだ。
私は、映画しかみてないけど、結構、キツイよね。

次女「全然身体さ、力入んねぇ。」

母に「もう、話やめろ」と目で合図したが、また、続けだした。

そういう母も、テレビで、手術の画像など「血」が出ているものが写ると
「汚い、うー、やんだ」と目をそむける。

なんで、「汚い」か解らないけど、画像と話は違うらしい。



私は、画像や写真は、実際より、気持ち悪く見える。
話も、想像すると吐き気がする。

でも、実際の解剖は、そんなに気持ち悪い物ではない。
だって、今まで、何回かやってきているから。


そんな話の中、長女だけは、何を言われても、ニコニコしていた。