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45才からの英語独学日記

親父English learnerです。子育ても終盤に入りました。これからは次のステージへ向かって前進!

オーストラリアへ帰国。ホールブルックからのベル。

2012-10-04 13:34:52 | オーストラリアとの交流


昨夜ラッキーから息子のiPod touchに、「家に着いたよ!今からFace Timeできる?」とメッセージが届きました。無事について良かった!私たちもホッとしました。え?Face Time?と言うことはラッキーの家族と話をすることになる??大変です!

ラッキーが滞在中にはいきなり初めてFace Timeでお父さんお母さんと話をすることになって、しどろもどろになってしまったので次に話す時にはもう少しましに話をしたいと思っていました。さてどうしよう!
うーん、ラッキーのことを誉める表現が見つからない。「ラッキーはとてもいい子でした。礼儀正しく、やさしくて賢明で、・・・」と頭の中で単語を探りました。そうだ、きっと感謝の言葉を言われるに違いないから、You're welcome と、今度日本へ家族で遊びに来てください、くらいは言える。慌ただしく仕事着を着替えているうちに息子のiPod Touchのベルが鳴ります。

息子が通話ボタンを押して数秒後、ディスプレイに見慣れたラッキーの顔があらわれました。
Hi! Lachie! 息子と私が写るようにカメラを調整すると同時に妻が凄い勢いで階段を駆け登ってきて加わりました。
息子が Are you tired ?と聞くと A little とラッキーは答えます。ラッキーのお父さんやお母さん、弟さんと妹さんと挨拶をかわし、レトリーバーのダイソンや最近加わった子犬、猫、そしてリビングやラッキーの部屋なども案内してくれました。お母さんは、私たちホストファミリーのことを誉めてくださったことがわかったので、Thank you .You're welcome ! とだけは何度か言うことができました。それから、ラッキーのおかげで私たちは Happy でしたと付け加え、家族で我が家に来て下さいと、下手な英語で言いました。

なんとか私たちの思いは伝わりました。お母さんも、私たちにオーストラリアへぜひ来てください、Motor cycle があるので楽しめますよ、みたいなことも言ってくれたようです。
私がオートバイが好きだということをラッキーが話してくれたのかもしれません。

時差が1時間なので、ホールブルックはもう夜の8時半。そろそろラッキーも寝る時間のようです。
2週間の長旅で疲れたでしょう。久しぶりに自分のベッドで横になるのは格別に違いありません。

家族と幸せに過ごしているラッキーの姿を見て、私たちにも安堵感が訪れました。
もう、あの時の別れの寂しさは記憶の中の一シーンに過ぎません。今はもうただ、再び、たとえ小さな画面の中のラッキーと会えただけで嬉しかったのです。

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今の調子では英検3級が危うい

2012-10-03 13:22:09 | 英語検定


ホストファミリー中は忙しくてラジオ英会話を聞く暇がなかったので、昨日から再開です。でも英検の受験勉強が進んでいないので、試験までは英検対策をメインに学習を進めていく予定です。

もう時間があまりないので、できるところまで問題集をやります。それと3級の単語とイディオムをチェック。
ラジオ英会話の学習は試験が終わるまでは、放送を1回聞いてダイアログの音読を1日10回までとします。今までのように1日音読30回は無理です。

今の調子だと、3級合格はギリギリラインかもしれません。どうせなら余裕を持って合格したいところです。もしギリギリで合格しても次のステップがきついですから。
開き直って、不合格でもいいやという気持ちになってきました(笑)


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日常生活に戻る

2012-10-02 13:15:00 | オーストラリアとの交流


一週間のホストファミリー、そして昨日までラッキーと一緒だったことがまるで夢のようです。まだ、時々頭の中で彼の声が聞こえてきます。
ラッキーの寝室にあるクローゼットからは、微かに彼が使っていたコロンの香りが残っています。

昨夜は家に帰ると妻の目がまだ涙で潤んでいました。私もついつい貰い泣きしそうになります。
彼女はこの一週間とても良くホストマザーとして頑張りました。デイリーワークを持ちながら、お弁当作りや食事、買い物や洗濯などの家事にフルに活動していました。できるだけラッキーが食べられるような食事を毎日考えることは大変だっと思います。でもそれは義務感で一生懸命にやったのではなく、そうしたかったからなのです。
睡眠時間も足りなかったので、昨夜は早めに横になると死んだように眠っていました(笑)

言葉も違う、文化も違う異国の少年とこれほどまでに親密な関係になれると思いませんでした。いや、私たちはわが子同様に愛おしく思っています。なかなか会うことはできないけれど、これからはずっと息子同様に彼の成長を見守っていけることがとても楽しみです。

さて、息子は2週間後に中間考査や英検が控えているので、これから気持ちを切り替えないといけません。
私も2週間を切りましたが英検3級の受験。思い通りに勉強が進んでいませんが、今朝は息子と一緒に30分早起きして勉強しました。
また、いつもの生活に戻ります。
Do your best!


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別れ。そして希望。

2012-10-01 13:40:49 | オーストラリアとの交流


台風も無事に過ぎ去り、朝から快晴。そして、とうとうお別れの日がやって来ました。朝食を食べ終え、「そろそろ行く準備だね」と言うと、ラッキーはSad...とひとこと言いました。私も Me too...と答えました。

ハイウエイを飛ばす車の中で誰もが言葉少なになっていました。スケジュールでは車で学校まで送り届けることしか書かれていなかったので、私たちの役割はそこで終わりかと思っていました。しかし、どうやら出発まで見送れるようです。たくさんのホストファミリーが集まり、それぞれ別れを惜しんでいます。
良かった。私たちもまだラッキーと別れを惜しむ時間はあります。

最後に何を言おうか2日前から考えていた言葉を思い出し、いつ言おうかタイミングを確かめていました。
家族3人とラッキーで話しているうちに、mozzieが私たちの足元にまとわりついてきてラッキーの足に止まりました。息子がそれを撃墜します。mozzieとはラッキーが教えてくれたオーストラアのスラングでmosquito(蚊)のことです。妻や息子が「モズィー!」と言って皆で笑いました。

まもなく本当にお別れの時間が近づきます。私はラッキーの手を握り、抱き寄せました。そして、Remenber Japanease daddy and mom sometimes. さよならは言わないよ、また会おうねと、多分間違った表現かもしれないけれど英語で言いました。妻も彼を抱き寄せました。彼女はもう泣いています。私ももう涙をこらえることができなくなりました。息子も同様です。ラッキーの目にも涙が浮かんでいます。しかし、決断したように彼はバスに乗り込んでいきました。

ラッキーが見える位置まで私たちも移動すると、彼はウインドーを開けました。私はビデオカメラを回し始めました。Lachie! Don't cry! と、スクールバディのShotaが叫びます。バスと共に動き始めるラッキーに向かって、Thanks! Lachie! See you again!と叫びました。私たちはいつかきっとまた必ず会えると信じて。


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