第２０回（最終回）

終わってしまいましたね…とうとう
どうもすっきりしませんが
これってありなん…？あの、第一回の冒頭は何だったの？
と、文句を言いたくなる気持ちを抑えつつ
（抑えてないし）
最終回のあらすじ…



と言うほどのあらすじもありませんけど


地雷で重傷を負った隊員を助けるために、橋の向こうに行ったスヨン
橋の爆破命令が出ているのに、なかなか帰って戻ってきません
テホ達に橋を任せ、ジャンウはスヨンの所に行きます
スヨンはようやく隊員の手当てを終え、４人で急ぎ、戻ろうとしますが
何しろ動けない重傷患者を抱えていますから、なかなか急げません
ジャンウは重傷患者を背負い、元気な隊員にスヨンを任せ、先に行けと言います。


その間も敵軍は近付き、橋の爆破が実行されようとします
上層部の人間は決行しようとしますが、
テホや第二中隊の隊員達は、ジャンウが戻って来るまで待ってくれと懇願します
上も、しばらくは待ってくれるんですが、
これ以上は待てないと、爆破を実行しようとします
しかし、テホ始め第二中隊の皆は、橋の上にあがり、
ジャンウが来るまでは絶対に爆破させない！と立ちふさがります。
テホが「お前たちは下りてろ、自分だけいるから」と言っても隊員達は聞かずに一緒に。
そして、橋の上で、戦争が終わったら何をしたい、何て話をしながら
ジャンウ達の到着を待ちます。

ようやく、スヨン達が到着。橋を渡ります。
そして、やっとジャンウが姿を見せ、橋を渡り始めた時
近付いてくる敵に、もうこれ以上待てないと判断した上層部が、
橋の爆破のスイッチを押します…

「ダメだー！」とかけて行くテホ
無情にも、橋は真ん中で折れ、炎上します
ジャンウは向こう側、テホはこちら側ですが、まさに爆発の中…
（この辺、ネットでは画像が荒すぎてよく見えなくて、状況がよくわかりません…）

そして、時代は現代に。
船に乗って流れてくるお祖父さんは、どうやらジャンウのようです
北から戻ってきたんですかね…？
橋の爆破の後、消息不明になっていて、
６０年ぶりの韓国、ソウル、とうことらしいです。
一旦部隊に復帰し、正式に除隊の手続きをとるよう

あの頃とはすっかり変わった韓国に驚きながら
スヨンや、テホとの再会を望むジャンウ
（こんなになっても、まだ第一声は、スヨン…なのね）
軍の係員に連れられ、今は、トンネルを通る大きな通りになった国道一号線を通って
故郷のヨンチョンミョンへと向かうジャンウ。
ヨンチョンミョンは、今は非武装地帯として、誰も入れない土地になっています
ヨンチョンミョンを望む場所で、
係員に連れられ、車いすに乗った老人のテホと、あの頃そのままのスヨンが現れます
テホはあの橋の爆破で足を失い、その娘はスヨンの孫でした。
スヨンはジャンウが戻って来ると信じながら息子（ジャンウがつけた名前がついてました）を
育て、何年か前に亡くなったそう。
そして、その娘は、お祖母ちゃん（スヨン）からジャンウの事をよくきかされており
スヨンが持っていた手帳（ジャンウがスヨンの絵を描いていた手帳）も持っていました
亡くなる前も、その手帳を一日一枚ずつ眺めて、
ジャンウの事を待っていたと、孫娘はスヨンの事を話します。

そして、テホとジャンウは並んでバスに座り
恋人同士のように手を握り合いながら、かつての事を振り返ります
（大人の男同士でこういう表現て、韓国らしいというか…日本じゃ絶対ないよなあ…
正直、おじいちゃんにはちょっとやめて欲しかったです
「思い出したくはない傷だけど、決して忘れてはいけないことだ…」と。
そして、バスはソウルに向かって走っていきます




はあ。
すっきりはしないけど、切ない気持にはなる最終回でした
運命に引き裂かれた…って言ったらそれまでですが
一緒の所にいた人達が、「北」と「南」に引き裂かれていくっていう悲しみは
私達日本人には分かりにくいものですけど、
それが私達にもなーんとなく伝わってきたような気はします
そして、やっぱり戦争は虚しいですね

おじいちゃん二人が語り合う所を見ながら、すごく切ない気持になりました
でも、何が一番切ないかって、テホが足を失ったことでもなく
スヨンがずっとジャンウを待ったまま先に亡くなったことでもなく
あんなに格好よかったテホが、あんなヨレヨレのお爺ちゃんになってしまったこと…
ジャンウはそれなりにしっかりしたお爺ちゃんだったのに…
テホ役、できれば違う役者の方がやってくれた方が良かったな…
なんて、全くもってどうでもいい話でした

とにかく、ケサンくん、長い間お疲れさまでした！
数字や、ストーリーうんぬんはともかく、ケサンくんの演じるテホは最高でした♪
もうちょっと皆で盛り上がれたらもっと楽しかったですけどね
まあ、それはまた今度ということで