今夜は僕の所属する早稲田大学海法研究所の設立三周年の記念パーティがありました。
早稲田大学大学院修士課程に入学して半年、この研究所が無かったら当然、今の学生さんの立場なんて無かったと思うし、結構、同期や先輩達に助けられて何とか過ごしてきたように思います。
それにしても、今夜のパーティは英会話が出来ないと話に付いていけないの。
・・・・これはさすがに辛いよね。
相手は完ぺきなニューヨーカー。
こっちは（生まれはチョイと違うけど）自称江戸っ子だい！
・・・・・って、話が噛み合う訳無いじゃん。
その割に、ガビガビお酒を飲んで酔っぱらうと、いつの間にか都の西北にどっぷり浸かっていたりしてね。
（三田会の裏切り者の酔っ払い！・・・なんて言わないでね）
今から３０年前の今日、僕は今の会社に入社しました。
要は、勤続３０年。
ちょっと気のきいた会社なら、ご褒美に金一封とか長めのお休みとか貰えるのかもしれませんが、代表役員なんて周りに気遣うばかりで、誰からもお祝を頂けるなんて事はまずありません。
３０年・・・・やはり長かったです。
昭和５５年（１９８０年）、まだ長女も生まれてなかったし、野村不動産を退職したばかりの２６歳。
入社してすぐに同族会社の内輪もめ裁判、役員の入れ替え、労働組合との対峙、不動産の分離、バブル後の始末、規制緩和への対応、代表役員になってからの役員整理を含めた組織改革（これは継続中だね）、超早朝出勤・・・・等々、会社勤めのサラリーマンも商店主も、働いている社会人のほとんどはきっと同じだと思うけど、楽しかった事より辛かった事の方が断然多かったと思います。
「いつまでこんな事をしているんだろう？」
「なんでこうなっちゃったのかな？」
残業手当も付かないのに朝早くから夜遅くまで働いて、社長らしい給料も貰わず資金繰りや財務の心配ばかりさせられ、投げ出したくなる事ばかり。
でも、誰かがやらなきゃいけない・・・・、使命感だけで３０年もったのかも。
「社長、乾杯しましょうよ」・・・・なんて誰も言ってくれないもんな・・・。
（人気ないね・・・・・って？ 社長なんてこんなもんよ）
