みなさん、こんばんは。川崎です。
今回も前回同様、オーパーツについてご紹介したいと思います。
1900年代の初め、マヤ文明の遺跡を発掘調査していたイギリスの探検家が奇妙な遺物を発見しました。
人間の大人の頭蓋骨そっくりにつくられた水晶のドクロです。
しかし、あまりに精巧につくられていたうえ、水晶工芸品の製造年代を測定する方法もなかったので、この水晶ドクロは、マヤのものとは見なされずに無視されていました。
頭蓋骨そっくりにつくるだけなら、古代マヤにおいても何世代にもわたって水晶を磨き続けていれば製造は可能ですが、水晶のプリズム効果までを考慮し、下顎は間接部分ではずれ、口が開閉するようにつくる知識と技術までが、古代マヤに存在したとは思われませんでした。
他の国々の遺跡でも水晶ドクロが発見されていますが、このマヤのもののようには精巧とは言えず、おそらくこのマヤの水晶ドクロを真似てつくられたのではないかと考えられています。類似の水晶ドクロより年代が古いということが、この水晶ドクロがやはり古代マヤのものであると推定させます。
さらに、多くの人々がこのマヤの水晶ドクロを介して神秘体験をしたとされています。
なかには伝説のアトランティスの寺院へ行ったと語る人までいます。
謎と神秘に包まれた水晶ドクロは誰が何のためにどのようにしてつくったのでしょうか?
(川崎 大地)
何処にいったら見物できるのでしょうか?
世界中に13個ある水晶ドクロは大英博物館やルーブル美術館に展示されていますが、最も美しいとされる水晶ドクロは、どうやらカナダにあるようです。ただし、博物館にあるのか、現在公開されているのかはわかりません。。すいません。。