こんにちは、高野です。
インドでは、シヴァ神を信仰する人が住む町とヴィシュヌ神を信仰する人が住む町で、雰囲気が少し違う気がします。
タンジャヴルから車で1時間ほど先の町にティルチラッパッリという町があり、ティルチラッパッリは、ヴィシュヌ神を信仰する人が多く住む町です。インド人は額の真ん中・眉間に赤い点をペイントするのをよく見かけますね。お寺やお祭りなどでヒンドゥー教の神様にお祈りをささげる際、お米や人工塗料などで作る赤い粉を神様の額に塗り、そして、お祈りをする人の額にも塗ります。お祈りのための神聖な印なのですが、ヴィシュヌ神にお祈りをした印は「縦線」、シヴァ神にお祈りをした印としては横線を引くそうです。ティルチラッパッリでは、おでこに縦三本線(=ヴィシュヌ神)をペイントしている人が多く見られました。
↑ヴィシュヌ神はおでこに赤と白の縦線があります。
弊社のツアーではヴィシュヌ神を祀るランガナータスワーミ寺院を見学しました。ヴィシュヌ神のお寺では、ヴィシュヌ神とその妻ラクシュミー神の彫刻がみられることはもちろん、ヴィシュヌ神の10の化身の彫刻が見られるのが面白いポイントです。
その他にも、ヴィシュヌ神のシンボルのマーク、乗り物のガルーダと呼ばれる鳥、忠実な下部である猿のハヌマーンなど、シヴァ神のお寺とは全く異なる彫刻が見られます。
それでは
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