地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

(株)世界紀行・スタッフのブログです。ブログ・タイトル『地球浪漫紀行』は弊社ダイレクトメール名です。

2002年イラク・メソポタミアの旅1

2009年03月15日 20時58分41秒 | イラク・メソポタミアの旅
みなさん、こんにちは。川崎です。今日からしばらく、2002年11月に出かけた『イラク・メソポタミアの旅15日間』を振り返ってみようと思います。翌年からイラク戦争が始まり、2008年くらいには再訪できるかなと考えていましたが、まだまだ何年もかかりそうです。イラクにどんな遺跡や町があったのか、記録と記憶に残す意味で何回か写真とともに書いてみようと思います。入社した新人の年の秋、10月に3本のツアーの添 . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅2

2009年03月14日 20時38分39秒 | イラク・メソポタミアの旅
こんにちは、川崎です。前回のつづきです。アンマンからバグダッドに飛ぶ前日、アンマンのホテルにイラクの手配会社のイラク人が挨拶にやってきました。家族でパリ旅行をしてきた帰りだといいます。明日、私たちと同じフライトに乗るのだそうです。日本での報道と違ってかなり暢気な感じです。2002年11月12日午後、ロイヤル・ヨルダン航空でバグダッド・サダム国際空港到着。機内は若干のアラブ人ビジネスマン以外はヨーロ . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅3 クテシフォン

2009年03月13日 19時28分55秒 | イラク・メソポタミアの旅
こんにちは、川崎です。この日からイラクの観光がスタートです。バグダッドに滞在して郊外の観光へいきます。午前中は、ササン朝ペルシャの冬の都の一つ、チグリス河沿いにある「クテシフォン」へ。宮殿跡が残っています↓特に「ホスローのアーチ」と呼ばれる巨大なアーチが有名です↓近くで爆撃でもあったら簡単に崩れ落ちてしまいそうですが、現状はどうなっているのでしょうか。バグダッドへの帰り道、モス . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅4 アガルクーフ

2009年03月12日 09時47分12秒 | イラク・メソポタミアの旅
みなさん、こんにちは。川崎です。今日もつづきです。午後は、やはりバグダッド郊外に残る、バビロン第3王朝やカッシート王国時代のジグラット(聖塔)があるドゥール・クリガルス(現アガルクーフ)の見学へ。正面から。土台の部分は復元されたものです。ジグラットをアップで。藁を縄状にしたものを日干しレンガの間に接着剤兼緩衝剤として使っています。上に登って下を見てみると、修復中の神殿跡が見えます。丁度、エジプトの . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅5 サッマーラー

2009年03月11日 10時45分49秒 | イラク・メソポタミアの旅
つづきです。若い職員の方はかなり緊張しながら、持参された書面を読み始めました。内容は、いつアメリカの攻撃が開始されるかわからない、もう日本大使館の日本人職員は全員引き上げてしまっていて保護できない(イラク人はいる)、特にこれから行こうとしている北部は危ない、南部も危ない、戦争はテレビゲームではありません、ただちにお帰りください、ということでした。全くもって、もっともですね。母親が照沼に簡単に電話で . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅6 アッシュール

2009年03月10日 22時43分06秒 | イラク・メソポタミアの旅
皆さん、こんにちは。川崎です。今日も前回のつづきのイラクの旅です。サッマーラをあとにして、チグリス川沿いにさらに北上し、アッシュールへ。ここは最初の世界帝国・アッシリア帝国の最初の首都で、後に行政機能を失ってからもメソポタミア世界の宗教センターとして、永く栄えた都市です。戦争前から、ユネスコ世界遺産の「危機にある遺産」に指定されています。ドイツ隊が発掘した住居跡、ナブー神殿跡、アシュール神殿跡、宮 . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅7 ニムルード

2009年03月09日 20時54分53秒 | イラク・メソポタミアの旅
こんにちは、川崎です。イラク4日目には、モスール周辺の古代アッシリアの遺跡を見学です。そのため、どこへ行っても人面獣身有翼像と楔形文字ばかりで、ちょっと写真が混乱しますお客様にいただいたもので、自分で写したのでないのでなおさらです。午前、アッシリア2番目の都・ニムルードへ。ニネヴェのすぐ郊外です。ジグラットの規模がわかります。ニヌルタ神殿アシュールナシルパル2世の北西宮殿同宮殿内の「聖水をかける天 . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅8 ニネヴェ

2009年03月08日 21時32分47秒 | イラク・メソポタミアの旅
こんにちは、川崎です。午後には、アッシリア帝国2番目の都「ドゥール・シャルキン」(コルサバード遺跡)と、アッシリア最後の都で、イシュタール神を祀る「ニネヴェ」を訪れました。コルサバードの、7つの星を意味するセベティ神殿跡です。楔形文字の学校を兼務していたと言われています。レンガの壁の手前に机とイスが見えます。その後、聖書に悪徳の町として登場するニネヴェの見学です。ギルガメシュ叙事詩が発見されたニネ . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅9 ハトラ

2009年03月07日 13時08分12秒 | イラク・メソポタミアの旅
こんにちは、川崎です。イラク5日目、南下し、バグダッドを目指します。途中、パルミラと並ぶ隊商都市して栄えた世界遺産ハトラの見学。ハトラは「アラビア王国」の都でした。アラビア王国は、アラビア半島からメソポタミアへ、ラクダを持ち込んだ国として知られています。アルサケス朝パルティア(安息国)の属国であったため、世界史にはあまり登場しませんが、シルクロードの発展に大きな影響を与えた国です。城壁、墓地のほか . . . 本文を読む

2002年イラク・メソポタミアの旅10 バビロン

2009年03月06日 19時38分50秒 | イラク・メソポタミアの旅
再び、バグダッドに戻ったのち、イラク6日目午前、いよいよバビロンへ向かいます。ネブカドネザル2世の都です。ユーフラテス河のほとりになります。有名な「イシュタール門」のレプリカです。オリジナルは、やはり有名な「行列道路」とともにベルリンのペルガモン博物館にあります。最下列の動物は雄牛。これはバビロニアの嵐の神アダド神の象徴です。その上の変な動物が、行列道路でも有名なムシフシ(ムシュフシュ)です。こち . . . 本文を読む