哀愁の調べ・ポルトガルのファド

みなさん、お久しぶりです。川崎です。
早いものですっかり北海道は秋の気配となりましたが、みなさんいかがお過ごしですか？

先日、ヨーロッパ大陸の西の果て・ポルトガルより帰国しました。
出発前は連日大雨の予報でしたが、ほぼ毎日が晴天となり、食事も美味しく、親切な人々とのふれあいなど、本当に良い旅でした。
お客様の参加人数が少なかったこともあり、可愛らしい小さな村や名物のお菓子などもいただくときなども、皆さんゆったりと時間が使えて思い出深いものとなりました。

さて、みなさんはポルトガルと聞いて何を思い浮かべますか？
ワイン？ カステラ？ 新大陸発見？
小さな国ですが、他の西欧と同様にかなり古い歴史のある国です。

そのなかで今回みなさんにご紹介したいのがファドです。
ファドとは悲しみや切なさなど人々の心の感情を表現したものです。
数百年の歴史を持つこのファドは、小さなポルトガルでも地域によって表現方法も若干異なり、とても興味深いものです。

ポルトガルで最も有名なファドの街・リスボンでは、基本的には女性が歌う場合が多いのですが、ポルトガル中部に位置する大学の街コインブラでは主に男性がこのファドを歌います。
（写真はコインブラのア・カペラにて）

温かさのような、切なさのような、何とも言えない感情で満たされるファド。
是非一度、本場で聴いてみてはいかがでしょうか？
川崎 大地

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