三浦半島一周 岬めぐり その三

こんにちは

また旅のつづきします

三崎に未練を残しつつ次なる舞台横須賀へ

三浦半島の海沿いを周って浦賀を経由して向かったのですが、さすが
大根、キャベツが有名なだけあり内陸の道の脇一面大根畑やキャベツ畑
本当に大根の葉っぱがあんなにたくさんきれいに並んで
冬で寒いのに綺麗な緑色に生い茂っているのを見たのは初めてで
生命力に圧倒され、感動を覚えました
　
しばらく走っていると海辺に出たのですが、そこで沢庵を漬けると思うのですが、
海辺にこれまた綺麗に洗われた真っ白な大根がきれいに干されていました
後日某地方新聞に同じように干されている大根たちが一面を飾っていました

その道すがら走水神社があるので夕方になってしまいましたが
参拝いたしました



走水という地名は古事記や日本書紀にも出てくる昔からの地名で
日本武尊の東征に所縁ある神社だそうです

…と言う割にとてもひっそりと佇んでいる感じの神社の看板があったのですが
すぐ直前で発見したので曲がり角を通り過ぎてしまい、次の角を入って
行ったのですが、道が狭く何とか駐車場に到着した感じで道があっているか不安でした
そのような所だったので境内は静かで、落ち着いたいい感じの神社でした。



拝殿が高台にありそこで振り返ると海沿いなので鳥居の奥に
海が輝いて見えて印象的

またこの地には河童伝説があり、それに因んで河童が祭られているのです（下の中央写真）



だいぶ日が短くなって、１６時前と言うのに暗くなってきて
寒くなってきたので、早々にお参りを済ませ横須賀ヘ出発

昨年末まで毎年某国営放送のドラマの舞台となっていた戦艦“三笠”
が記念艦として保存されている三笠公園に到着

…この公園でコバの身に大惨事が降りかかるとは皆想像もしていなかった…



着いたのが１６時を過ぎてしまい船の開艦時間が丁度終了してしまったので
間近で主砲や船内を見る事が出来なかったので、外から眺めてきました
思ったよりもやや小ぶりだったのですが、外に展示されていた砲弾を見ると
こんなのを撃ちあっていると思っただけでそら恐ろしくなりました



（惨劇はもうすぐそこまで忍び寄ってきています…）

公園なので子供の遊具がいくつかあったのですが、だいぶ日が暮れたので
遊具で遊ぶ親子連れはとうに帰宅したらしく、遊具たちがさみしく佇んでいました

それを見たコバは、心の奥底から湧き上がる童心に抗う事ができずに
下がばねになっている遊具（スプリング遊具と言うらしい）に跨り
遊んでいたのですが、子供用ですからどう見ても遊具虐待にしか見えません

するとピラ子さんがフィールドアスレチックの小さい版みたいな遊具に
気勢を上げながら向かって行って楽しそうに登っていったのを見たコバも
スプリング遊具から登り口に向かって登り始めたのでした

その遊具は足元が固定されていない登りのつり橋になっていて
足元に気をつけないと踏み外してしまうので下を見て登っていました
もうすぐ登り終えると思った瞬間

ゴ～～～ン～～

コバが登っている方から何やら堅い物同士がぶつかる音が…
もしや落ちた、と、とっさに皆が振り向いたが
コバはまだつり橋に立っていたものの頭を押さえて
蹲っているではありませんか…

そうです、足元に注意を集中させておいて、突然上から襲いかかる陽動作戦に
まんまと引っかかってしまったのです

（上の中央の写真をクリック無様なコバが）

…って、だれが、何のために

一人お腹を抱えて大爆笑していたナベ曰く、
「遊具虐待をしたから遊具の神様が罰を与えたもうた…」
（ホントかよっ）

いずれにしろ、ようやく正気に戻った心の折れたコバは、意気消沈して
一人頭をさすりながらしばらく大人しかったな～



東郷さんの銅像をバックに記念撮影をして三笠公園を後にしました

次回三浦半島一周、最終回です

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