ボーイスカウト札幌第12団(札幌市北区)【笑顔の活動記録】

    ボーイスカウト札幌第12団の活動記録を自然体で伝えています 

7月15日(日)の活動報告  カブ隊  札幌地区集会

2012-07-15 10:37:17 | カブ隊
札幌地区恒例のカブ隊地区集会です。
大通り公園に集合し開会式でお話を聞いていると、いきなり古風な音楽が流れ始め、怪しい()黒尽くめの男性が2.3人現われたと思ったら、変な(失礼)おじいさんがのそのそと歩いてやってきました


  


その人の言う事を信じれば、何でもあの世からやってきた「明治天皇」らしく、立派なカブスカウト達にお願いがあるらしいです。

何でも今から150年の前開拓使たちがさっぽろの町作りを始めました。カブ隊に「さだめ」があるように、この当時にも「さだめ」があったそうです。
当時の面影を残している施設をまわってみて、もう一度「さだめ」を考え直して欲しいそうです

まず12団のグループが行った場所は「琴似屯田兵村兵屋跡」です。


  


この建物は何時頃建てられ、ここでどんな人が住んでいたのか
家族はどの様に暮らし開拓に励んでいたのかを資料を見ながら勉強してきました
どうやら、励ましあい助け合いながら開拓していたことが、カブスカウトの「さだめ」のどれかと同じですね~


  


次に一行が向かった先は「札幌農学校第二農場」です。
今回の地区集会は札幌市内の地下鉄を利用して移動することになっていますしかもどの線に乗って何処で降りるかは自分達でヒントを頼りに探さなければなりません
農場へ行くヒントに・・・2番出口を左に森に向かってひたすら進むべし。 とあります。
見つけられるかなぁ





この農場は生活に必要な牛を飼うためにモデルで作られたハウスみたいです。


  


この農場はあの有名なクラーク博士の指導で建てられたそうです さてこの博士のあの有名な言葉、知っているよね・・・


  


まだまだ行かなければならない所がありますよ。次に向かった先は「旧永山武四郎邸」です。この建物は札幌ファクトリー横の森の中にありました。


  


食べ物も僅かにしか無く、寒さに耐えながら一生懸命に開拓している屯田兵に対して、武四郎は「北海道の土地となれ、私も・・・」と自分に対して誓いをたて、「死してなお北方を守らん」と言葉を残したそうです
この精神、スカウトソングのどれかに似ていますね

さて、最後は北海道神宮です。
最後の調べ物、この北海道神宮を立てる場所を決めた「島判官」の銅像を探し、普段お世話になっている神宮の歴史を調べてみました。


  


ここではボーイ隊のスカウト達がカブスカウトのためにレクレーションを用意して待っていてくれました

まずは足元に書かれている「追跡サイン」をたどって何処かに行くらしいです


  


直接地面にサインが書かれていたり、木の枝や木の実を使って道路際にサインがひっそりと置かれていたり・・・

屯田兵達は暖をとるのに薪を使っていました。この薪、結構重たいんですよね 薪飛ばしゲームを行い運搬の大変さを知ってもらいました。


  


いろいろ明治時代の屯田兵や開拓使の苦労を知り、その人たちのお蔭で今の私達の生活が成り立っていること、そして昔の人々の中には自分達のおじいちゃん、おばあちゃん、その叉おじいちゃん、おばあちゃん・・・つまり先祖がいる事を忘れてはなりませんね 

いろいろ勉強したスカウト達に明治天皇・皇后様からご褒美を頂きました。


  


今回は「マナーを守ろう」をモットーに札幌地区のカブスカウト数十人が地下鉄を利用してあちこち移動しました。公共の乗り物を乗る祭のマナーを付き添いの指導者達が一生懸命に指導しましたが、行き届かない点もあったと思います。ご迷惑・不愉快な思いをさせてしまった事もあったと思いますが、暖かい眼差しで見守ってくださった利用者の方々に感謝申し上げます。