今日17日は、祇園祭山鉾巡行の日です。
今回は宵山が土曜日、巡航が日曜日、しかも次の日まで海の日で休みということで、祇園祭を楽しむには絶好の日程となりました。
私は、去年に全山鉾を巡行でレポートして、あとの日焼けで大変なめにあったので今年はパス。
よそからこられている観光客の方に場所をお譲りします。
昨年の船鉾のレポート
その代わりに、14日に時間を見つけて船鉾を見に行ってきました。
巡行は何度も見ていますが、鉾が立て終わってから巡行までの間に、この船鉾の鉾町へ行ってゆっくりと見たいと思っていたのですが、仕事の都合もあって、それもすいている昼間に行きたかったので、なかなかゆっくりと見る機会がありませんでした。
実はこの日、昼にNHKで船鉾町から中継があったんです。
それを見て急に見たいと思って重い腰を上げて見に行った訳ですが、ブログのネタ集めも兼ねてじっくりと見てきました。テレビで見なかったらきっと行かなかったでしょう。(笑)中継を見てこられた方もたくさんいたみたいです。
そんな人たちがまず口にしていたのが、これ。龍の刺繍です。
私もこれは近くで見なけりゃと思った一番の理由でしたが、この分厚い刺繍は見事の一言です。
これも立派な螺鈿(らでん)です。
船の舵の部分が、漆塗りに螺鈿が施されています。
鉾や山に、釘が使われていないことはご存知の方も多いと思います。
こうやって縄で縛ってあります。
鉾立てが済んでからは数日の間、こうやって鉾に乗り込むことが出来ます。
町家の二階から出入りします。私も上らせていただきました。(拝観料700円)
町家のこんな古い階段を登って・・・
こんな具合に鉾と繋がっています。
渡り廊下の上から。
船首には「鷁(げき)」と呼ばれる、伝説上の鳥。
黒漆の上から金箔が貼ってあります。背中が黒くなっているのは、町内の子供たちが乗って金箔がはがれてしまったとのこと。(笑)
天井には20枚の絵が。
彫り物も見事。
鉾から横を見ると、民家の屋根。結構な高さがあります。
見物客が20人近くいて鉾の中全体と撮れなかったのですが、この人数でもかなり狭いのに、巡行当日は囃し方など50人近くが乗り込むそうです。大変・・・
一番驚いたのは、床がこの板一枚だけだと言うこと。
巡行を見ていても結構揺れているのがわかりますが、実際に乗っているとスリルがあるでしょうね。
町家の入り口には、ご神体が祀られていました。
帰り道で、ほかの鉾もチラッと見てきたのですが、どんどん人が増えてきて退散。
また来年、違う鉾や山をじっくりと見ることにします。
今回は宵山が土曜日、巡航が日曜日、しかも次の日まで海の日で休みということで、祇園祭を楽しむには絶好の日程となりました。
私は、去年に全山鉾を巡行でレポートして、あとの日焼けで大変なめにあったので今年はパス。
よそからこられている観光客の方に場所をお譲りします。
昨年の船鉾のレポート
その代わりに、14日に時間を見つけて船鉾を見に行ってきました。
巡行は何度も見ていますが、鉾が立て終わってから巡行までの間に、この船鉾の鉾町へ行ってゆっくりと見たいと思っていたのですが、仕事の都合もあって、それもすいている昼間に行きたかったので、なかなかゆっくりと見る機会がありませんでした。
実はこの日、昼にNHKで船鉾町から中継があったんです。
それを見て急に見たいと思って重い腰を上げて見に行った訳ですが、ブログのネタ集めも兼ねてじっくりと見てきました。テレビで見なかったらきっと行かなかったでしょう。(笑)中継を見てこられた方もたくさんいたみたいです。
そんな人たちがまず口にしていたのが、これ。龍の刺繍です。
私もこれは近くで見なけりゃと思った一番の理由でしたが、この分厚い刺繍は見事の一言です。
これも立派な螺鈿(らでん)です。
船の舵の部分が、漆塗りに螺鈿が施されています。
鉾や山に、釘が使われていないことはご存知の方も多いと思います。
こうやって縄で縛ってあります。
鉾立てが済んでからは数日の間、こうやって鉾に乗り込むことが出来ます。
町家の二階から出入りします。私も上らせていただきました。(拝観料700円)
町家のこんな古い階段を登って・・・
こんな具合に鉾と繋がっています。
渡り廊下の上から。
船首には「鷁(げき)」と呼ばれる、伝説上の鳥。
黒漆の上から金箔が貼ってあります。背中が黒くなっているのは、町内の子供たちが乗って金箔がはがれてしまったとのこと。(笑)
天井には20枚の絵が。
彫り物も見事。
鉾から横を見ると、民家の屋根。結構な高さがあります。
見物客が20人近くいて鉾の中全体と撮れなかったのですが、この人数でもかなり狭いのに、巡行当日は囃し方など50人近くが乗り込むそうです。大変・・・
一番驚いたのは、床がこの板一枚だけだと言うこと。
巡行を見ていても結構揺れているのがわかりますが、実際に乗っているとスリルがあるでしょうね。
町家の入り口には、ご神体が祀られていました。
帰り道で、ほかの鉾もチラッと見てきたのですが、どんどん人が増えてきて退散。
また来年、違う鉾や山をじっくりと見ることにします。
scopsさんのブログで きっと今年もリポートが、と期待していました(笑)。
去年のともまた違う 重みのある内容で、
文章も写真も そして鉾も まったく素晴らしいと感嘆しています。
刺繍の分厚い事! きっと重さも相当なものでしょう!
天井絵も 落っこちそうなほど深い彫りの彫り物も見事、縄の巻き方さえも美しい!
それに、すごく高さがあって、それだけで乗ってるのが怖そう。
でも きっと 乗ってるうちに慣れてしまって、
怖くなくなるんでしょうね(笑)。
いいものを見せていただきました。
いつかこの目で見てみたい! (でも、この時期って、蒸し暑いんですよね~。)
でも、喜んでいただけて嬉しいです。
今年は休みが好都合だったので、ものすごい人でした。
来年はもう少し時間をとって、ひとつの山鉾をじっくりご紹介しようかと思っています。
このころは京都も夏本番ですから半端ない暑さですが、じっくりご覧になれば、より楽しめると思います。
このほかにも、町内によっては京都独特の路地の奥に集会所があって、そこに飾り物が展示してあったり、昔から伝わる子供たちの囃し歌があったり、旧家が美術品を展示していたりします。
巡行もいいですが、これらをじっくり見るほうがおもしろいかもしれませんよ。