夏鳥勢揃い

きのう、ジュニアの探鳥会のお手伝いで京都御苑へ行ってきました。雨が続いていたのでどうかと思っていたんですが、子供たちも大喜びの夏鳥勢揃いでした。

画像はキビタキ。いかにも南の国からやってきたという感じでしょ？
まだ来たばかりのようで、まだおちつきなくさえずりもしませんでしたが、しばらくここで羽を休めるのでしょう。今日のようないい天気だったらさえずっていたかもしれません。


これはオオルリ。
これもまださえずらず、ウロウロと落ち着きがありませんでした。
日本三鳴鳥のひとつ。いい声でさえずります。


これはクロツグミ。
オオルリやキビタキより出会いが少ない鳥です。いつもは木のてっぺんで見ることが多いのですが、珍しく地上でずっと餌を採っていました。長旅でおなかが減っていたんでしょう。
抜群の歌い手で、これの声が一番きれいという鳥ファンが多い鳥です。

５月６月になると繁殖地では結構目にする鳥たちですが、渡ってくるこの時期、よく来たという歓迎と早く会いたかったという感激とで、鳥ファンはこぞって夏鳥を探します。
ときどき心無いカメラマンに追い掛け回されていますが、マナーを守って鳥に負担を与えないでやって欲しいものです。


ほかにもセンダイムシクイ、コサメビタキ、アカハラなどの夏鳥を観察しました。まだ冬鳥もたくさんいて、今の時期ならではの楽しみです。
（画像はいつものように友人のraptorさんにお借りしています。）