2012春のハチクマ渡り

土曜日に春のハチクマの渡り観察へ行ってきました。

ちょっと前にピークらしきたくさんの渡りがあったんですけど平日では動きようがなく、おこぼれ狙いでの山行です。
ＴＯＰの画像はハチクマ♂。着いてしばらくするとこのオスを含めた３羽が渡ってきました。
幸先がいいなと喜んでいたけど、全般的に低調でした・・・



ハチクマ♀　遠めで見ると、尾羽の太い線で♂と間違えそうな個体。
これはかなり遠かったのでボケボケですが、拡大してみるとやはり♀。



ノウサギ現る。あまり逃げないので弱っている様子。


数は全部で16羽と少なかったんですけど、面白い光景やわくわくすることもありました。

サシバが勢い良く血相を変えて飛んできました。


近くにトビがいたのでモビング（疑攻撃。大型の天敵などに対して攻撃を仕掛け、被捕食から逃れる行動）しているんだと思っていたら、相手が違った！
相手はクマタカ。　ん～、いつ見てもかっこいいなあ。
このサシバは成鳥♂でした。近くで繁殖してるんだと思います。



カラスも参戦。


三つ巴の闘い。上からサシバ、カラス、クマタカ


クマタカ反撃。調子に乗りすぎたカラスがあわてて逃げる。



他に見たサシバは全部幼鳥タイプ。
幼鳥というのはおかしいかな。去年生まれた若鳥と思われます。
胸の線が幼鳥のように縦斑。でも、秋に見るより太いです。



ツミ成鳥♂



サンショウクイ。
鳴き声がピリリ、ピリリと聴こえるのでこの名前が付いたとか。


数は少ないながらもいい天気に恵まれて、気持ちよかったです。
仕事のあと、連夜の消防団の訓練で疲れてはいたけど、タカを見てるとそんなものは吹き飛びますねえ。

それにしても、カメラは難しい。
露出を間違えたり、なかなかファインダーに入らなかったり・・・
いろいろ教えてもらいながら、なんとかお見せできるようなものが撮れたかな。