「やんごとなき御方より召されて、山鳥の尾張の国より都にまいりしは、室町時代花の御所の時なり」と家譜に伝えられているという本家尾張屋さん。創業五百四十余年にもなる有名なお蕎麦屋さんです。
お店の名前の通り、その昔、尾張から京都へ来られたそうです。
最初は御菓子司だったそうですが、そば処としても有名になって、寺院や宮家からの注文も多かったそうです。
江戸時代には、御用蕎麦司(いわゆる宮内庁御用達)をつとめられ、今も暖簾に「御用」「蕎麦司」の文字を使われています。
もともと御菓子司だったので、「そば餅」「そばぼうる」「蕎麦板」などもあります。
暖簾に書かれている「寶(たから)」の字は、江戸時代に金箔職人が仕事納めの際、飛び散った金粉を集めるため、そば粉をまいてふるいにかけていたことから、宝を集める、宝が来る、と言う意味で蕎麦を「宝来」と呼んでいたということだそうです。
ここの名物も「宝来そば」
近くなので何回か行ったことがありますが、いつもお客さんが多いので並ばずに帰ることしばしば。(笑)
前に行った時には写真を撮らなかったので、 味のコメントともに「食べログ」をご参考に・・・
お店の名前の通り、その昔、尾張から京都へ来られたそうです。
最初は御菓子司だったそうですが、そば処としても有名になって、寺院や宮家からの注文も多かったそうです。
江戸時代には、御用蕎麦司(いわゆる宮内庁御用達)をつとめられ、今も暖簾に「御用」「蕎麦司」の文字を使われています。
もともと御菓子司だったので、「そば餅」「そばぼうる」「蕎麦板」などもあります。
暖簾に書かれている「寶(たから)」の字は、江戸時代に金箔職人が仕事納めの際、飛び散った金粉を集めるため、そば粉をまいてふるいにかけていたことから、宝を集める、宝が来る、と言う意味で蕎麦を「宝来」と呼んでいたということだそうです。
ここの名物も「宝来そば」
近くなので何回か行ったことがありますが、いつもお客さんが多いので並ばずに帰ることしばしば。(笑)
前に行った時には写真を撮らなかったので、 味のコメントともに「食べログ」をご参考に・・・
衣笠に住んでいらっしゃるから衣笠丼が好きという訳でもないんでしょうけど。(笑)
衣笠丼は京都独特の呼び名のようですね。私も好きです。
(衣笠丼・・・油揚げとネギをタマゴでとじた丼)
麺が柔らかいのは、おいしい出汁が良く絡むようにとのことらしいですよ。
創業年数だけでなく、ここのお店(建物)も相当年季が入っています。歩くとギシギシと音がします。(笑)
呉須の色がついているのは、傘立てかな?
蕎麦はもちろんですが、衣笠丼をよく食べました。
風情があっていい店ですね。あの暖簾をいつもくぐっていたことはいうまでもありません。
確か蕎麦やつゆも売っていたと思います。買って帰った覚えがあります。(今はどうかな?)
今は引っ越されて駐車場になっていますが、実はうちのすぐ近所に先代の御当主が住んでおられました。
春には見事な枝垂れ桜が咲く立派なお庭がなくなってしまったのは残念です。(別に中に入れてもらったわけではありませんが...)
パリッとして、気持ちがいいですね!
笑ったような「寶」の文字、この字体も古いのでしょうね?
一方、食べログに載ってた写真は 周りの雰囲気まで見えて、
そして「いい感じだなぁ」と思いました。
でも!
お蕎麦屋さんは 暖簾より、やっぱり食べてみなくちゃ!と 食べログを見て思いました。
美味しいお蕎麦、食べたいな~(笑)。
暖簾は、生成り。
付けた「色」は 火鉢?の呉須と銅版の緑青だけ、という ナチュラルな店構えですね。
それにしても、540年って。。。 気が遠くなりそう。
さすが、京都!