久しぶりに原生林を歩いてきました。
最近の寒波で、厳しい寒さと雨を覚悟していったのですが、拍子抜けするほどの暖かさ。
さすがに手は冷たくなるけれども、寒くてたまらないということはまったくない。
ほとんどの斜面はすでに紅葉・黄葉も終わっていましたが、場所によってはまだきれいに色付いていました。
おいしそうなナメコ
少し前の寒波の時にはここにも雪が積もったそうです。
お目当ての鳥は思っていたほど多くなくて、すでに下へ降りているのでしょうか?
カラ類だけは元気に混群を作って動き回っていました。
(混群:日本のような温帯地方の森林に1年中生息する鳥たちは、春から夏にかけての繁殖という大仕事を終えると、そのほとんどが群れを作って行動するようになりますが、異なる種類の鳥が一緒になって移動しているのを冬に良く見ます。これを混群と呼びます。多くで餌を探した方が効率がよいし、多くで警戒していたほうが捕食者にやられる危険性も少なくなるからですが、異なる種類の鳥と行動することで、数というより多様な目(見る場所の得意分野が異なる)で見るため、より安全が図られるからだといわれている。)
ここの混群は、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラなどのカラ類を中心に、エナガやゴジュウカラ、コゲラ、時にはキバシリなどが混ざります。
こんな変わった色のキノコも。(ロクショウグサレキンモドキ)
峠に上ると、まだ美しい紅葉が!
周りはほとんど落葉していたが、ここからの景色だけこの美しさ。
人間の眼ってすごいんですね。
いくら頑張って撮っても、肉眼で見た美しさには遠く及びません。
今回は、動物に縁がありました。
ここへ来る夜道を走っていると、急に立派な角を持った雄鹿が飛び出してきて、危うく衝突するところでした。
何か出た時のために、デジカメは用意していたんですけど、急ブレーキのせいで床に落ち、拾ったときには鹿はすでに山の中・・・(笑)
もうひとつはムササビ。
20cmくらいだったから、まだ子供でしょうね。
かわいそうに道端で死んでいました。まだ柔らかかったです。
頭部がちょっと損傷しています。それでも見てみたいと言う方はこちらをクリック
久しぶりにこの森へ来たのですが、今年はこれで調査はおしまい。
また来年4月に訪れます。
--------------------------------------
注:この森は2006年6月からこのコースからの入林が禁止されました。
私たちは10年ほど前からこの森で野鳥調査をしています。その調査の継続ということで入林を許可されていますが、そのついでに、その風景や自然の営みをご紹介しています。
最近の寒波で、厳しい寒さと雨を覚悟していったのですが、拍子抜けするほどの暖かさ。
さすがに手は冷たくなるけれども、寒くてたまらないということはまったくない。
ほとんどの斜面はすでに紅葉・黄葉も終わっていましたが、場所によってはまだきれいに色付いていました。
おいしそうなナメコ
少し前の寒波の時にはここにも雪が積もったそうです。
お目当ての鳥は思っていたほど多くなくて、すでに下へ降りているのでしょうか?
カラ類だけは元気に混群を作って動き回っていました。
(混群:日本のような温帯地方の森林に1年中生息する鳥たちは、春から夏にかけての繁殖という大仕事を終えると、そのほとんどが群れを作って行動するようになりますが、異なる種類の鳥が一緒になって移動しているのを冬に良く見ます。これを混群と呼びます。多くで餌を探した方が効率がよいし、多くで警戒していたほうが捕食者にやられる危険性も少なくなるからですが、異なる種類の鳥と行動することで、数というより多様な目(見る場所の得意分野が異なる)で見るため、より安全が図られるからだといわれている。)
ここの混群は、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラなどのカラ類を中心に、エナガやゴジュウカラ、コゲラ、時にはキバシリなどが混ざります。
こんな変わった色のキノコも。(ロクショウグサレキンモドキ)
峠に上ると、まだ美しい紅葉が!
周りはほとんど落葉していたが、ここからの景色だけこの美しさ。
人間の眼ってすごいんですね。
いくら頑張って撮っても、肉眼で見た美しさには遠く及びません。
今回は、動物に縁がありました。
ここへ来る夜道を走っていると、急に立派な角を持った雄鹿が飛び出してきて、危うく衝突するところでした。
何か出た時のために、デジカメは用意していたんですけど、急ブレーキのせいで床に落ち、拾ったときには鹿はすでに山の中・・・(笑)
もうひとつはムササビ。
20cmくらいだったから、まだ子供でしょうね。
かわいそうに道端で死んでいました。まだ柔らかかったです。
頭部がちょっと損傷しています。それでも見てみたいと言う方はこちらをクリック
久しぶりにこの森へ来たのですが、今年はこれで調査はおしまい。
また来年4月に訪れます。
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注:この森は2006年6月からこのコースからの入林が禁止されました。
私たちは10年ほど前からこの森で野鳥調査をしています。その調査の継続ということで入林を許可されていますが、そのついでに、その風景や自然の営みをご紹介しています。
そしてカラ類と言われる鳥たちの鳴き声、ウグイスのホーホケキョじゃない鳴き声。昨年のユズ採りにはホーホケキョと鳴いていたのもいたけど、今年は一度も聞きませんでした。
ムササビ風の山にもいましたが、大人になってから鳴き声を聞く事はなくなりました。頭部の損傷は何かにやられたのでしょうかね。
ふさふさ尻尾可愛いですよね。
厳しい寒さを避けて麓へ移動するんでしょうね。
ムササビの死体を見たのは初めてでした。
まだ若いので、ちゃんと飛べなかったのかなあと思います。
実は先月、10/12にこの原生林に訪れたのですが、そのときも、夜に一杯飲みしている時にムササビが周りで騒いでました。
ところで、キョロ姉さんが5ケ月振りに建物ベランダへ戻って来ました。
♂も一緒でしたが、私の姿を見たとたんに逃げ出してしまいました。やはり野生なのですね。
しかし、キョロ姉さんは私の呼びかけに首を動かして返事をしてくれました。覚えているようでホッとしました。
水色?のキノコ、珍しいですね。知らない生き物が、ここにはたくさんあって…。この年になっても、自分はきっと何にも知らないんだろうなぁ…と、思います。
美しさを写真に撮りきれない…と、感じることってありますよね。
水色のキノコ、蝶の仲間かしらと思ってしまいましたが、キノコなんですね。
とっても綺麗な色をしていますね。
ムササビ・・可哀相に・・。
私も先日、猿の死体を見つけてしまいました。
車にはねられたようでしたが、道路の真ん中にありましたので、(車に積んでいた)タオルを利用して、道路脇の山へよけておきました。
こちらでは近頃多いんですよ。
これからも長くこの関係が続くといいですね。
毎回、目で見たままをお伝えできないもどかしさを感じています。
このムササビは森の中の道端でしたので何かに襲われたのでしょうけど、このごろ動物の交通事故も増えていますね。
死んだサルを道路脇へよけてあげるなんて、のこたんさんは優しいですね。なかなかできないですよ。