12月に入って、ここ湘南も急に寒さが厳しくなって参りました。
それでも多くのサザナミインコ親鳥は抱卵・育雛中です。
これから卵を産む親鳥も居ります。
さて、前回の悪質ブリーダーの件ですが、当方は根拠も無く記載する訳では無いので、もう少し経緯についてお知らせしたいと思います。
このブリーダーの今年秋の繁殖において、数多くの異常雛が発生しておりました。
羽の異常が5羽、呼吸異常がそれ以上に多く出て、死んでしまった雛も多く居りました。
当方には異常が見られない雛を連れて来ましたが、その内の1羽が血便をして急に亡くなりました。
当方では繁殖前の予防薬の投与を厳守する事と空気清浄器の使用をお願いして居りましたので、病気の感染リスクは極めて少ないと思って居りましたが、このブリーダーは後日、「予防薬投与を忘れた」、「空気清浄機は電気代が掛るので止めた」と言ったのです。
そこで急遽、病気感染の可能性が高いので、国内外の検査機関に科学的な遺伝子検査を依頼しましてPBFDの検査を致しました。幸いPBFDの感染は無く、当方へ連れてきた全ての個体で陰性でした。
念の為、抗生剤を投与して、その後、PBFDを除く各ウイルスの遺伝子検査を行いました。
すると7羽中、2羽でウイルス感染が確認されました。
この2羽は、結果が判る前に血便をして数時間で亡くなりました。
当方ではすべて隔離管理していましたので、この2羽に使用した育雛ケース・ヒーター・温度計等はすべて廃棄致しました。
本当にウイルス感染は恐ろしいです。
当方の秋の繁殖は遅かったので、この時に雛が居なくて本当に良かったと思います。
このブリーダーには、羽の異常が見られた仔達は絶対に販売しない様に忠告し、その他の仔達も必ず遺伝子検査をして陰性の場合のみ販売する様に言いましたが、なんと一般の獣医師の健康診断のみ行い販売したのです。
一般の健康診断では遺伝子検査など行いませんので、ウイルスの感染は判りません。
そんな初歩的なことも知らないのです。
本当はこの様な記事を書くのも嫌なのですが、このブリーダーのあまりに酷い行いは許せない行為です。
こちらの忠告を聞いて、異常が見られた仔達は販売せずに、他の仔達もしっかり検査して販売してくれれば、この様な内容を書く必要が無かったのですが....。
このブリーダーの親鳥達も多くの感染の可能性があり、このウイルスは共通感染症ですのでこのブリーダーや家族も感染の可能性があるのに、手持ちの抗生剤て対処しようとしています。
ウイルス感染は、そのウイルスを特定して適した薬を投与しなくては治りません、むやみに抗生剤を使用すると耐性菌を生み出して、多くの常在菌が薬の効かない恐ろしい病気へと変異してしまいます。
現状よりも更に事態を深刻化させます。
唯一の救いは、このブリーダーはとても変わっていて、ある程度HPに掲載して売れないと「決まりました」「Sold out」と表記して、実際は販売していないことが多々ありますので、実際は売れていないことを願うばかりです。
こんなネガティブな記事を書くのが本当に残念です。
何とか改心して、病鳥を販売中止して頂けると良いのですが...。
病鳥を販売することは、愛鳥家に対するテロ行為ですので、絶対に許すことは出来ません。
当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。
宜しければ、下のバナーをクリックして下さい!
にほんブログ村
【悪質ブリーダー情報の追記です。】
問題のブリーダーのHPには「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇では、鳥を専門的に見て頂ける獣医さんに、1羽、1羽健康診断をして頂いております。未受診の鳥をお渡しする場合は、お近くの獣医さんに見て頂くようにお願いしております。」
と言う内容の記載が追加されました。
ウイルス感染のあるサザナミインコは外見等では全く判りません。
見た目には感染の無いサザナミインコと全く同じで元気です。
これはどんな優秀な獣医師でも見分けることは出来ません。
勿論、発病すれば一般の方でも、具合悪そうにしますので、見分けることが出来ますがその時では手遅れです。
従いまして、検査をされる場合は必ず「遺伝子検査」を行ってください。
陽性の場合は、当然、問題のブリーダーに返却して費用も請求してください。
それでも多くのサザナミインコ親鳥は抱卵・育雛中です。
これから卵を産む親鳥も居ります。
さて、前回の悪質ブリーダーの件ですが、当方は根拠も無く記載する訳では無いので、もう少し経緯についてお知らせしたいと思います。
このブリーダーの今年秋の繁殖において、数多くの異常雛が発生しておりました。
羽の異常が5羽、呼吸異常がそれ以上に多く出て、死んでしまった雛も多く居りました。
当方には異常が見られない雛を連れて来ましたが、その内の1羽が血便をして急に亡くなりました。
当方では繁殖前の予防薬の投与を厳守する事と空気清浄器の使用をお願いして居りましたので、病気の感染リスクは極めて少ないと思って居りましたが、このブリーダーは後日、「予防薬投与を忘れた」、「空気清浄機は電気代が掛るので止めた」と言ったのです。
そこで急遽、病気感染の可能性が高いので、国内外の検査機関に科学的な遺伝子検査を依頼しましてPBFDの検査を致しました。幸いPBFDの感染は無く、当方へ連れてきた全ての個体で陰性でした。
念の為、抗生剤を投与して、その後、PBFDを除く各ウイルスの遺伝子検査を行いました。
すると7羽中、2羽でウイルス感染が確認されました。
この2羽は、結果が判る前に血便をして数時間で亡くなりました。
当方ではすべて隔離管理していましたので、この2羽に使用した育雛ケース・ヒーター・温度計等はすべて廃棄致しました。
本当にウイルス感染は恐ろしいです。
当方の秋の繁殖は遅かったので、この時に雛が居なくて本当に良かったと思います。
このブリーダーには、羽の異常が見られた仔達は絶対に販売しない様に忠告し、その他の仔達も必ず遺伝子検査をして陰性の場合のみ販売する様に言いましたが、なんと一般の獣医師の健康診断のみ行い販売したのです。
一般の健康診断では遺伝子検査など行いませんので、ウイルスの感染は判りません。
そんな初歩的なことも知らないのです。
本当はこの様な記事を書くのも嫌なのですが、このブリーダーのあまりに酷い行いは許せない行為です。
こちらの忠告を聞いて、異常が見られた仔達は販売せずに、他の仔達もしっかり検査して販売してくれれば、この様な内容を書く必要が無かったのですが....。
このブリーダーの親鳥達も多くの感染の可能性があり、このウイルスは共通感染症ですのでこのブリーダーや家族も感染の可能性があるのに、手持ちの抗生剤て対処しようとしています。
ウイルス感染は、そのウイルスを特定して適した薬を投与しなくては治りません、むやみに抗生剤を使用すると耐性菌を生み出して、多くの常在菌が薬の効かない恐ろしい病気へと変異してしまいます。
現状よりも更に事態を深刻化させます。
唯一の救いは、このブリーダーはとても変わっていて、ある程度HPに掲載して売れないと「決まりました」「Sold out」と表記して、実際は販売していないことが多々ありますので、実際は売れていないことを願うばかりです。
こんなネガティブな記事を書くのが本当に残念です。
何とか改心して、病鳥を販売中止して頂けると良いのですが...。
病鳥を販売することは、愛鳥家に対するテロ行為ですので、絶対に許すことは出来ません。
当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。
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【悪質ブリーダー情報の追記です。】
問題のブリーダーのHPには「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇では、鳥を専門的に見て頂ける獣医さんに、1羽、1羽健康診断をして頂いております。未受診の鳥をお渡しする場合は、お近くの獣医さんに見て頂くようにお願いしております。」
と言う内容の記載が追加されました。
ウイルス感染のあるサザナミインコは外見等では全く判りません。
見た目には感染の無いサザナミインコと全く同じで元気です。
これはどんな優秀な獣医師でも見分けることは出来ません。
勿論、発病すれば一般の方でも、具合悪そうにしますので、見分けることが出来ますがその時では手遅れです。
従いまして、検査をされる場合は必ず「遺伝子検査」を行ってください。
陽性の場合は、当然、問題のブリーダーに返却して費用も請求してください。
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