絆の法則

澤谷 鑛

不倫での中絶(1)

2008-12-03 | Weblog
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七田 眞(しちだ まこと)
西海 惇(にしうみ まこと) サンクスセミナー
澤谷 鑛(さわたに こう)

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● 会場:新宿ニューシティーホテル/3F 菊の間
(JR 新宿駅西口より徒歩15 分/大江戸線都庁前駅より徒歩5 分)
●詳しくは、http://www.kou-sawatani.com/
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「澤谷 鑛 ヒューマンライフ研修会」 in 東京
◎日時◎  平成20年12月21日(日)10:00~12:00
◎会場◎  京橋区民館
◎定員◎  (定員20名)
◎講師◎  澤谷 鑛
◎お申込み◎ http://www.kou-sawatani.com/
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(25日は「澤谷 鑛ヒューマンライフ研修会」と合同開催)
会場 : 東京神田 オリンピックイン神田
定員 : 限定40名
講師 : 澤谷 鑛 ・ 大多喜経子
特別ゲスト : 寺山 心一翁氏 (愛心:http://www.shin-terayama.jp/)
(がんを自然治癒されたのち、講演やワークショップにて精力的な活動をされています)
著書『がんが消えた~ある自然治癒の記録~』(日本教文社)
  『フィンドホーンへの誘い』(サンマーク出版)など
お申込・詳細 : http://www.kou-sawatani.com/
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不倫での中絶(1)
                          澤谷 鑛

 ☆二日連続のカウンセリング☆

 暑い夏だった。
 すでに秋なのだが、夏の暑さが続いている気がした。
 明日はカウンセリングがない、と思うと少し解放された気持ちになる。カウンセリングを終えて、京都駅から帰宅するJRの電車に乗ると、うつらうつらとしてくる。夏の暑さの疲れが残っているのだろうか。

 夜、午前中にカウンセリングした浅香由美からメールが届いた。
【先生、今日はお忙しい中、ありがとうございました。名古屋から伺った浅香由美と申します。
お会いするまでは、すごくドキドキして緊張していたのですが、先生の明るく温かな雰囲気に包まれて、思いのほかリラックスしてお話を聞いていただく事ができました^^。
今まで色々な本を読んで、両親を許し感謝する必要性は、ずっと感じていました。
でも、どうすれば許せるようになるのか、その手立てすら判らずに途方にくれていました。だから、先生から「解決しますよ」って言っていただいた時は、本当に嬉しかったです。
ただ、実は本当は一つ、とても大切なことを言いそびれて帰って来てしまいました。
私は一言もそんなことは言っていないのに、先生は何かを感じられたのか、「中絶はないですよね」と厳しい顔で言われ、私は咄嗟に「ありません」といいました。しかし、「そうですか、それではあなたの問題は、“殺す”“殺される”の問題ではないから大丈夫ですよ」とおっしゃっていただいた言葉が、実はとても心にズキンときていました。すべて正直にご相談させて頂きたい、と思いました。
カウンセリング中、ご相談しようか、どうしようか、すごく悩んだのですが、結局、あの場では言いだす勇気がありませんでした。でも、帰宅途中の新幹線で、ご本(『絆の法則』でなく『すべての「結果」は引き寄せられている』の方です)の“自分の撒いた種は自分で刈り取る”という因果の法則をもう一度読み返してみて、やっぱり先生にご相談しようと思い、メールさせて頂いた次第です。
 明日、もう一度会っていただけないでしょうか? よろしくお願いします。】

 ☆不倫の関係☆

 午前10時、昨日に引き続き、浅香由美と会うことになった。
「私は今、一日一人のカウンセリングが原則ですが、二日連続というのは、最近はなかったですね。珍しいことです」
「最近……。以前はあったのですか?」
「ええ、若い頃ですが、四時間もやってまったく納得されなくて、次の日もまた四時間やりました」
「納得されましたか?」
「いいえ、まったく……」
 私は笑いながら言った。
「そんな方もおられるのですね」
「そうですね。病気の人で自分の思い通りの診断をしてもらえないと、ヤブ医者! と言って、病院やお医者さんを次から次へと代える人がいるそうですが、そんな人は……」
「苦手ですか?」
「苦手というより、問題解決以前の問題がありますね」
「そういう方はどうされればいいのですか?」
「セミナーを受けられてから、カウンセリングをされることをお勧めしますね」
「私もそうなのでしょうか?」
「セミナーを受けてからの方がご理解が早いのですが、あなたの場合は違いますよ。言いそびれたことをカウンセリングに来られたのですから……。ところでどんな問題ですか? その言いそびれたことは?」
「実は、私は20代に6年間ほどつきあっていた彼氏がいたことは申し上げましたが、つきあって2年ほどして名古屋と札幌の遠距離恋愛となり、その頃から徐々に彼の心は離れていっていました。私は不安で寂しくて、無意識の内に心のよりどころを探していたように思います。そして丁度その頃、私の職場では、直属の上司が変わり、20歳年上のその新しい上司と仕事を通じて急速に仲が深まり、つきあうようになりました。いわゆる不倫の関係です」
「う~む。不倫ですか……」(つづく)

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2 コメント

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どうなのかな? (uzone)
2008-12-03 07:58:41
不倫ですか?

他国では一夫多妻制もありますね!! どうなのかな?
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精神的影響 (澤谷 鑛)
2008-12-03 08:22:47
uzoneさん。

不倫とは、「道徳にはずれること。特に、男女関係で、人の道に背くこと」をいいますが、道徳が「人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。外面的・物理的強制を伴う法律と異なり、自発的に正しい行為へと促す内面的原理として働く」ものであり、その意識は、「良心とほぼ同義だが、良心が主として個人的な体験や事実の次元にかかわるのに対して、道徳意識はより社会的である」と一般的には考えられます。

ですから「一夫一婦制」や「一夫多妻制」といった制度的枠組みが問題なのではなく、その枠組みに伴う心の問題であり、個人的なものを越えて社会的であるところに、多角的に心への影響がでることこそが問題でしょう。

「一夫多妻制」の中の第二婦人(?)は、「一夫一婦制」の中では愛人になるでしょうから、その精神的影響は格段の違いになるでしょう。

そのようなことも含めて、様々に考えていきます。どうぞ、つづきをご期待ください。
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