おはようございます。
みずみずしくきよめられたまっさらさらの朝が訪れました。新しい朝です。希望の朝です。
本日は2008年3月15日の初代事務局桑名さんの記事から抜粋させていただきます。
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こんにちは。
澤谷鑛オフィスの桑名です。
先日、ライフワークについての相談でワクワクする」という感覚がピンと来ないというメールがありました。
最初は、どんな感覚かを説明しようと思ったのですが、ふと「言葉の定義がお互いに異なるのではないか???」という考えがよぎりました。
つまり「ワクワクする」という言葉について、私とその人が持っている意味が異なる可能性があるため、いくら説明してもお互いのその言葉に対しての意味のズレを修正しない限り、わかりあうことはできないです。
(その違いを明確にしていくと時間がかかるので、そのときの返事は、別のアプローチをお伝えしました。)
成功哲学の名著「7つの習慣」では、次のように書かれています。
---------------------------------------------------------------------
話をしているとき、ほとんどの人は、理解しようとして聞いているのではなく、答えようとして聞いているのだ。話しているか、話す準備をしているか、二つにひとつである。聞いている話をすべて、自分のパラダイムというフィルターを通して、自分の自叙伝を相手の生活に映し出そうとしているだけである。例えば、「そうだ、そうだ。気持ちはよく分かるよ」とか、「私も同じ経験をしたんだよ。それはね…」といった具合である。
***
会話は独り言を言っている者同士で展開し、相手の中で何が起きているのか、最後まで本当に理解することができない。
---------------------------------------------------------------------
ここでいうパラダイムとは、価値観と解釈していただいて結構です。
つまり、ほとんどの人は相手と会話しているように見えて、実際は相手の話を自分自身の似たような経験と照らし合わせ、自分の言葉、経験に当てはめているだけということです。
このときにポイントなのが、「相手のことを理解しようとしていない」ということです。
例えば、女性二人が「好きなタイプ」について話をしているとします。
Aさん「Bさんが付き合いたい人ってどんな人???」
Bさん「そうだね。やっぱりかっこいい人がいいかな。」
Aさん「へぇー、そうなんだ。(Bさんは顔で選ぶタイプなんだな)」
この場合、AさんもBさんも、自分なりの「かっこいい人」をイメージして話を展開します。
Aさんの「かっこいい人」の解釈は「顔がいい」というものです。
一方、Bさんは顔だけじゃなく、性格や仕事ができるとか、生き方までを含めたかっこよさを言っているかもしれません。
そうすると、一見「好きなタイプ」についてお互い話をし、会話がかみ合っているようにみえるかもしれませんが、「かっこいい人」という単語に持つお互いの背景は大きく異なります。
この会話だと、つづく流れでその誤差は修正されていく可能性はありますが、多くの場面ではその誤差を含んだままで会話が展開されてしまいます。
この会話のズレをなくしていくために、「7つの習慣」の中で、コヴィー博士は次のように書かれています。
---------------------------------------------------------------------
本当の感情移入は、心の底から理解するつもりで聞くことであり、まず相手を理解しようと努めることである。
感情移入とは、相手の見地に立ち、相手の立場から物事を眺め、相手が見ている世界を見ることであり、相手のパラダイムを理解し、相手の気持ちを感じとることなのだ。
---------------------------------------------------------------------
つまり、自分の立場、価値観を通して相手の話を聞くのではなく、相手が何を言っているのかを理解するために、相手の立場、価値観を理解して、相手の気持ちを感じ取る必要があるということです。
このアプローチ、どこかで見覚えがありませんか???
実は、「心のデトックス」の二つ目のワーク「心を愛で満たすワーク」と同じなんです。
(「すべての『結果』は引き寄せられている~運命を決める『牽引の法則』~」41ページ参照)
つまり、過去の許せない思いや恨み、悲しみといったものも、相手の立場、思い、価値観を本当の意味で理解していなかったから出来上がったのですね。
自分の価値観で出来事を解釈していたから、思い違い、すれ違いが起こったのでしょう。
そして、それが恨みや悲しみに変化していったのだと思います。
本当の意味での相手の言動を理解できていたら、すれ違いは起こらなかったかもしれません。
この思い違い、すれ違いは、日常生活でも往々にして体験します。
何か起こったとき、「あれ?自分は自分の解釈を相手に押し付けていただけなのかな?」と考えてみて、相手の立場、価値観、気持ちを感じてみると、会話の内容が大きく変わってくるかもしれません。
心がけてみてください。
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本日のオフィシャルブログでは、
ORIEさんの
「念が代々伝わる」
を掲載させて頂いてます。
どうぞご覧下さい。
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『いのちの教育の物語』発刊! (6月7日予定)
このたび創立25周年の歴史と全国450箇所の教室を抱える七田チャイルド
アカデミー特別顧問であり、創立35周年を迎える(株)しちだ・教育研究所の
代表取締役社長である七田 厚先生との共著
『いのちの教育の物語』(七田 厚・澤谷 鑛共著/南方新社/1,680円(税込))
を発刊(6月7日予定)させていただく事になりました。
http://www.kou-sawatani.com/
「出版記念講演会」を開催します。お誘い合わせの上、ご参加下さい。
京都 6月16日(日) 13:00~16:00 キャンパスプラザ京都 4F 第四講義室
名古屋6月29日(土) 13:00~16:00 ウインクあいち 9F 904号室
東京 7月21日(日) 13:00~16:00 TKP信濃町ビジネスセンター ホール2
*京都・東京会場は、七田 厚先生と澤谷 鑛の講演があり、
名古屋会場は、澤谷 鑛単独の講演会となります。
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「澤谷 鑛 & 横山奈津子 スペシャルコラボセミナー」in 京都
~しあわせな人生を創造する~
◎日時◎ 7月27日(土)13:00~16:00
◎会場◎ キャンパスプラザ京都 2F 第一会議室
受付開始しました。
http://www.kou-sawatani.com/sem-130727js.html
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みずみずしくきよめられたまっさらさらの朝が訪れました。新しい朝です。希望の朝です。
本日は2008年3月15日の初代事務局桑名さんの記事から抜粋させていただきます。
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こんにちは。
澤谷鑛オフィスの桑名です。
先日、ライフワークについての相談でワクワクする」という感覚がピンと来ないというメールがありました。
最初は、どんな感覚かを説明しようと思ったのですが、ふと「言葉の定義がお互いに異なるのではないか???」という考えがよぎりました。
つまり「ワクワクする」という言葉について、私とその人が持っている意味が異なる可能性があるため、いくら説明してもお互いのその言葉に対しての意味のズレを修正しない限り、わかりあうことはできないです。
(その違いを明確にしていくと時間がかかるので、そのときの返事は、別のアプローチをお伝えしました。)
成功哲学の名著「7つの習慣」では、次のように書かれています。
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話をしているとき、ほとんどの人は、理解しようとして聞いているのではなく、答えようとして聞いているのだ。話しているか、話す準備をしているか、二つにひとつである。聞いている話をすべて、自分のパラダイムというフィルターを通して、自分の自叙伝を相手の生活に映し出そうとしているだけである。例えば、「そうだ、そうだ。気持ちはよく分かるよ」とか、「私も同じ経験をしたんだよ。それはね…」といった具合である。
***
会話は独り言を言っている者同士で展開し、相手の中で何が起きているのか、最後まで本当に理解することができない。
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ここでいうパラダイムとは、価値観と解釈していただいて結構です。
つまり、ほとんどの人は相手と会話しているように見えて、実際は相手の話を自分自身の似たような経験と照らし合わせ、自分の言葉、経験に当てはめているだけということです。
このときにポイントなのが、「相手のことを理解しようとしていない」ということです。
例えば、女性二人が「好きなタイプ」について話をしているとします。
Aさん「Bさんが付き合いたい人ってどんな人???」
Bさん「そうだね。やっぱりかっこいい人がいいかな。」
Aさん「へぇー、そうなんだ。(Bさんは顔で選ぶタイプなんだな)」
この場合、AさんもBさんも、自分なりの「かっこいい人」をイメージして話を展開します。
Aさんの「かっこいい人」の解釈は「顔がいい」というものです。
一方、Bさんは顔だけじゃなく、性格や仕事ができるとか、生き方までを含めたかっこよさを言っているかもしれません。
そうすると、一見「好きなタイプ」についてお互い話をし、会話がかみ合っているようにみえるかもしれませんが、「かっこいい人」という単語に持つお互いの背景は大きく異なります。
この会話だと、つづく流れでその誤差は修正されていく可能性はありますが、多くの場面ではその誤差を含んだままで会話が展開されてしまいます。
この会話のズレをなくしていくために、「7つの習慣」の中で、コヴィー博士は次のように書かれています。
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本当の感情移入は、心の底から理解するつもりで聞くことであり、まず相手を理解しようと努めることである。
感情移入とは、相手の見地に立ち、相手の立場から物事を眺め、相手が見ている世界を見ることであり、相手のパラダイムを理解し、相手の気持ちを感じとることなのだ。
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つまり、自分の立場、価値観を通して相手の話を聞くのではなく、相手が何を言っているのかを理解するために、相手の立場、価値観を理解して、相手の気持ちを感じ取る必要があるということです。
このアプローチ、どこかで見覚えがありませんか???
実は、「心のデトックス」の二つ目のワーク「心を愛で満たすワーク」と同じなんです。
(「すべての『結果』は引き寄せられている~運命を決める『牽引の法則』~」41ページ参照)
つまり、過去の許せない思いや恨み、悲しみといったものも、相手の立場、思い、価値観を本当の意味で理解していなかったから出来上がったのですね。
自分の価値観で出来事を解釈していたから、思い違い、すれ違いが起こったのでしょう。
そして、それが恨みや悲しみに変化していったのだと思います。
本当の意味での相手の言動を理解できていたら、すれ違いは起こらなかったかもしれません。
この思い違い、すれ違いは、日常生活でも往々にして体験します。
何か起こったとき、「あれ?自分は自分の解釈を相手に押し付けていただけなのかな?」と考えてみて、相手の立場、価値観、気持ちを感じてみると、会話の内容が大きく変わってくるかもしれません。
心がけてみてください。
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本日のオフィシャルブログでは、
ORIEさんの
「念が代々伝わる」
を掲載させて頂いてます。
どうぞご覧下さい。
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『いのちの教育の物語』発刊! (6月7日予定)
このたび創立25周年の歴史と全国450箇所の教室を抱える七田チャイルド
アカデミー特別顧問であり、創立35周年を迎える(株)しちだ・教育研究所の
代表取締役社長である七田 厚先生との共著
『いのちの教育の物語』(七田 厚・澤谷 鑛共著/南方新社/1,680円(税込))
を発刊(6月7日予定)させていただく事になりました。
http://www.kou-sawatani.com/
「出版記念講演会」を開催します。お誘い合わせの上、ご参加下さい。
京都 6月16日(日) 13:00~16:00 キャンパスプラザ京都 4F 第四講義室
名古屋6月29日(土) 13:00~16:00 ウインクあいち 9F 904号室
東京 7月21日(日) 13:00~16:00 TKP信濃町ビジネスセンター ホール2
*京都・東京会場は、七田 厚先生と澤谷 鑛の講演があり、
名古屋会場は、澤谷 鑛単独の講演会となります。
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「澤谷 鑛 & 横山奈津子 スペシャルコラボセミナー」in 京都
~しあわせな人生を創造する~
◎日時◎ 7月27日(土)13:00~16:00
◎会場◎ キャンパスプラザ京都 2F 第一会議室
受付開始しました。
http://www.kou-sawatani.com/sem-130727js.html
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